テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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幽霊の事、教えてあげる

第1話 - 現在から過去へ

2021年11月07日

#ホラー

#ファンタジー

#ドラマ

#ミステリー

#大人ロマンス

#青春恋愛

デジャヴ

あい嬢

エピソード1

ミコ

現在から過去へ

僕

僕は今、2年前にある人物から託されたユリという霊体と茨城県のとある廃墟に来ている。

外からも感じる禍々しさ、周りは深い森が囲み
シトシトと冷たい雨が降り注ぐ。

門の前に着き、携帯でドクに連絡を入れた。
「今現地の入り口前に着いた」

「宜しい！今は一人なので充分に気をつけて、何が危険だと思ったら立ち去りましょう」

僕

「オッケーわかった、ここで犯人につながる情報を聞き出さないと前に進まないから」

建屋に招いているような大きく口を開けた入り口
窓ガラスは破られ、落書きが壁を彩る。

一階は特に違和感を感じず、コンクリート剥き出しの階段をゆっくり上がっていく。

長い廊下、奥をLEDライトで照らすと黒いモヤがある部屋に消えていった。

僕

「ドク今、2階にあがった。黒いモヤが右奥の部屋に入ったからいってみる、ライブカメラは正常に映ってるか？」

「大丈夫です、見えてますよ、中島とアスカくんも時期合流するから、行動は二人が来るまで我慢ですょ」

とは言われたものの藍原には時間がない。急がないと。

黒いモヤが消えた部屋は、落書きなどが一切ない。荒らされた形跡もない。危険な臭いが漂い始めた。

僕

鳴り止まないラップ音、下級霊体が無数にいる。本名を探すが、感知できない。
あの事件の全容を聞き出さなければいけない。

部屋の上部の角　黒い煙状の物体がにじみでてきている。静電気のようなピリピリ感、きたか？

僕はLEDの照明を消してオイルランタンに切り替えた。

「さぁて、どうしょうかなぁ💦中島、アスカちゃん早く来てくれ」

僕

「風間さん、危険です、待ちなさい！」

僕はスピリットボックスの電源をいれ交信を試みた。
※霊との交信で使うトランジスタラジオの改造されたもの

僕

現在の物語を進める前にユリとの出会い。
心霊研究部との出会い、そして藍原との出会いを綴るとしよう。
時は人類を脅かすウィルスが発生する前だ。
僕は三十路前の独身一人暮らしのサラリーマン、もちろん彼女なんてものはいない。
休日は趣味のソロキャンプと廃墟巡り
こんな男に彼女なんてできるわけない。

僕

時は桜の咲く頃、会社の喫煙所に新卒あがりのメンバーも加わっていた。

朝からワイワイと新卒同士で盛り上がっている。

朝の喫煙所で1人輪に入ってない新卒の女の子
それが藍原だ。

これから、この二人が奇妙な出来事をきっかけに絡み合ってゆく。

友人たちの出会い事件の全貌を聞いてくれ

ミコ

ご愛読ありがとうございます。
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そちらの方が読みやすいかと思います。ただいまエピソード40くらいです」

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