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朝のホームルーム開始5分前。
ななもり
ななもりが焦った声を上げ、廊下を全力で駆けていた。
後ろには、さとみ、ジェル、ころん、るぅと、莉犬の5人が、各々のペースで走っている。
さとみ
さとみがスマホを片手に軽く言う。
ジェル
ジェルは走りながらゲームを続けていた。
ころん
ころんは息を切らしながら叫ぶ。
るぅと
るぅとは冷静にアドバイスをするが、その横で莉犬が四足でダッシュし始めた。
莉犬
ジェル
ジェルが笑いながらツッコむ。
バタバタと廊下を駆け抜け、なんとかHR直前に教室に滑り込んだ6人。
先生
教壇に立つ先生が眉間にしわを寄せて彼らを睨む。
ななもり
ななもりは即座に正座し、真面目な表情で謝罪。
さとみ
さとみが適当な言い訳を放つ。
ジェル
ジェルも乗っかる。
ころん
ころんがドヤ顔で言うと、先生は頭を抱えた。
先生
そんな中、るぅとが先生の袖を引っ張る。
るぅと
そして莉犬がウルウルした目で
莉犬
と小さく鳴いた。
先生はしばらく6人を見つめた後、ため息をつく。
先生
ななもり
ななもりが胸を撫で下ろした、その時。
???
重い声が響いた。
振り返ると、そこには腕を組んで立つ校長先生の姿が。
6人
6人の悲鳴がすとぷり学園の朝に響き渡るのだった。