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ある勘の鋭い男のせいで仲間の命は吊られてしまった
今残ったのは私だけ
もう、みんなはいない、
何をしようが責任をとらわれない
白兎
ショッピ君
ショッピ君
白兎
ショッピ君
白兎
ショッピ君
ショッピ君
そう言って彼は手を広げた
白兎
ショッピ君
彼は逃げずに、ベットの上で手を広げている
白兎
ショッピ君
ショッピ君
ショッピ君
ショッピ君
白兎
何だこいつは
今から死ぬっていうのに怯えすら見せない
強がりとも言えぬ勇姿
白兎
でも、生憎死にたがりを喰べてる暇はない
どうせ死ぬなら、怖く引き攣った
人間の顔を見ながら喰べてやりたい
白兎
ショッピ君
白兎
白兎
ショッピ君
私は来た道を戻り、別の民家に手を出そうとしたその時
ショッピ君
後ろから声がする
少し振り向くと、彼がこっちに走ってきていた
白兎
そのまま押し倒される
ショッピ君
そんな悲痛な声を上げながら
どこから出したのか、銀のナイフを首の近くに刺す
白兎
少しでも動いたら、切れそうだ
ショッピ君
白兎
ショッピ君
ショッピ君
ショッピ君
白兎
何を言っているんだこいつは
ショッピ君
白兎
ショッピ君
ショッピ君
軽く笑う彼が見える
目は悲しそうだ、今にも泣きそう
ショッピ君
白兎
今、こいつを殺したって喜ばれるだけだ
それに、コイツ、狂ってやがる
白兎
ショッピ君
ショッピ君
そう言って微笑む
彼は、全て分かっていたのだ
私が彼を喰べにいくよう
仲間を吊り、誘導していた
まんまとはまった私にはこの二択を迫られている
白兎
ショッピ君
ショッピ君
コイツ自分が狂った狂人であることを明かした
そうか、最初っから彼の思惑通りだったんだ
白兎
白兎
ショッピ君
パァァと輝く彼の顔は先程と違って
朝焼けのように輝いていた
あとがき
実はこれ、短編集に出そうかなって思ってたネタです
ほんとはあとがきない方がカッコよく終わるんだろうなぁーって思いながら書いてますw
でも、語彙力のなさで、皆さんに伝わってないと思うと書いた方がいいと思ったんです(´・ω・`)
では、解説させていただきます((飛ばしても構いません
人狼に選ばれた白兎は
生き残るために仲間と必死に戦っていました
しかし勘の鋭いショッピ君に仲間を殺され
最後の一人になってしまった自分には末路が見えていたんです
もう、どうでもいいと思った白兎はふいにショッピ君のところへ現れました
そして、喰べようとしますが、彼はそれを望んでいたため
白兎は喰べませんでした
そのあと脅迫気味に二択を迫られた白兎は
全ては彼の“思惑通り”と気づきます
彼自身も自分が狂人ということを明かしました
面白くなった白兎は彼を連れてこの村を出ていくんです
という感じになっています
狂人なのに人狼殺すとか怖いね、うん((
こうゆうお話も日々更新できたらなと思います
閲覧ありがとうございました!!