TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

〜真冬 side〜

真冬

お待たせしました、みたらし団子ですっ

またキッチンスペースから 料理を運んで、届けている時

真夏

まっふゆ〜!

真冬

(あ、姉さんが来た……?)

そう思って恐る恐る振り返る……と、

真冬

……えっ、僕!?

真夏

えっ、私!?

なんと、そこには僕が

……じゃないじゃない! えっ、何で僕が!?

星奈

お〜! こっちも男女逆転でしたか!

と言ったのは……あの男の子って、 もしかして蒼井さん?

真夏

わぁ、可愛い〜っ!!

真夏

そうだ! ねっ、一緒に写真撮ってみんなに送ろうよっ!

真冬

なんで!?

真夏

じゃあせめて写真だけでも!

真冬

や、やだ〜っ!

色々ありつつ、僕、姉さん、とも君、 蒼井さんの4人で合流して、 今は東棟の方を歩き回ってる

1番の目的は、もちろん天ちゃん達の クラスの、お化け屋敷

真夏

どんな感じになってるんだろうね?

そう言ったのは姉さん…… なんだけど、見た目だけなら 完全に僕なんだよね

2-Bはうちみたいに男女逆転カフェ らしくて、姉さんも蒼井さんも、 男の人の格好をしてる

真冬

(自分のドッペルゲンガーかと思ってびっくりしちゃったなぁ……)

智弥

あ、あそこじゃない?

とも君が指差した方を見てみると、 如何にもナニカが出てきそうな、 雰囲気のある教室があった

真冬

間違いなさそう……

クオリティが高いって言ってたし、 覚悟をして入らないと、途中で腰を 抜かしちゃったり……

星奈

あ、1回につき3人までしか入れないって書いてありますよ

入り口の看板を見た 蒼井さんが教えてくれる

真夏

じ、じゃあ、2人ずつ行ってみる?

たしかに、それなら1人で入ることに なる人はいないけど……

姉さんの声、なんか震えてない?

星奈

真夏ちゃん、もしかしてお化け屋敷苦手?

真夏

えっ? う、ううん、全然大丈夫だよ!

今まで家族で遊園地に 遊びに行っても、お化け屋敷に 入ることはなかった

だから、姉さんがこういうのに 対して、苦手かどうかは 知らないけど……

智弥

まふ君は大丈夫?

真冬

えーっと……多分、大丈夫かな……?

お化け屋敷がどんな感じなのか、 テレビでしか見たことがないから、 僕が大丈夫なのかも分からない

お化け関連でホラーゲームが 思いつくけど、今までやったこと ないしなぁ……

智弥

じ、じゃあ、俺達が先に行って、どんな感じか見てこようか?

俺達……って、とも君と蒼井さんが?

智弥

星奈ってお化け屋敷大丈夫だったよね?

星奈

怖いもの大好きです!

智弥

ってわけで、俺も苦手……ってわけじゃないし、行ってくるよ

そう言って、蒼井さんと2人で お化け屋敷に行ったとも君

真夏

ふ、2人とも、すごい頼もしいねっ!

真冬

う、うん……!

頼もしいし、ありがたいけど……

とも君が、苦手じゃないって 言ってたのが、少し気になる……

姉さんと2-Eの教室の前で待ってる と、見慣れた2人が出てきた

翔太

ん? あ、まふ君まなちゃん!

こっち来とったんか!

……って……

翔太

あれ……まふ君背縮んだ?

まなっちゃんも背めちゃめちゃ伸びたような……

真冬

あ〜……

真夏

気のせいじゃない? 姉さん下駄履いてるし、それでそう見えてるだけだよ

って、姉さんまさかの僕の真似!?

声も口調もそっくりなんだけど……!

真冬

う、うんっ。それより2人とも、これからどこか行くの?

僕も姉さんの真似で誤魔化して、 話を逸らす

翔太

うん! 暇になったし、2人で色々見て回ろうって話してて

おお、2人で一緒に……!

ん〜……?

真夏

な……96ちゃん? どうかした?

やーっぱなんかおかしいんよな〜……

翔太

おかしいって?

……分かった! これ2人入れ替わっとるやろ!

ぎくっ……!

真夏

あ、バレちゃった?

翔太

えっ、こっちがまなちゃん!?

そんで、異様に背が高いまなっちゃんがまふちゃんや!

真冬

うん、正解……

バレた……っていうか 96ちゃん鋭すぎる……!

……つーことは、まふちゃんこれ女装やなぁ?

真冬

うぐっ……

翔太

え〜、可愛い可愛い! 似合ってるよ!

ニヤニヤしながら2人にそう言われる

真冬

(そこはほっといてよ〜っ……!)

また少しみんなで話して、 2人と別れる

しばらくして、とも君と蒼井さんが 戻ってきた

真冬

(って……)

星奈

た、ただいま〜……

智弥

お待たせ〜……!

びっくりするぐらい真っ青な顔の2人

真冬

ど、どうだった……?

怖いもの見たさで聞いてみる

すると、一度2人で顔を見合わせて から、声を揃えてこう言われた

「「普通のお化け屋敷 より怖かった……」」

真夏

え……ぶ、文化祭なのにそんなに怖いの?

それを聞いて、さっきよりさらに 震えた声で聞き返した姉さん

星奈

うん……で、でも、楽しかったよ!

怖いものが大好きって言ってた 蒼井さんでさえ、顔が青くなって しまっている

智弥

苦手じゃないからって、入らなきゃよかった……

やっぱりとも君、苦手じゃないけど 得意でもなかったよね……!?

なんか、すごく申し訳ない……

真夏

ま、真冬、行こっ!

覚悟を決めたような顔で、 姉さんに言われた

真冬

えっ、い、行くの……?

真夏

ほら、せっかく2人が入ってくれたんだし……!

うっ、そう言われると、 断れなくなる……!

真冬

わ、分かった……

僕も覚悟を決めて、姉さんとお化け 屋敷の入り口に向かっていった

多分、今の僕の顔は、姉さんと ほとんど同じ……いや、全く同じ 表情かもしれない……

ボクはキミに恋をした

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

130

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚