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英雄と神組 刻乃 真流 三神 咲希 ヨア ループス

水色の空をぼんやりと見上げ、歩を進める。

長い夢の様な感覚の中で、目を空から下げ、周りの2人を見る。

片方…三神ちゃんは前仲間として仲良くなった…けど

もう片方の人は光の神様らしいけど…あんまりよく分かんない。

神様が現世へ来る事に驚きすぎて飲み込めて無いだけなんだろうけど。

刻乃 真流

…姫様達と別れたけど、どこ行こっか

三神 咲希

何か指定とかあるの?

刻乃 真流

無い…ね、どっか行った城崎さん達を回収するのが目的だけど、どこか分かってないらしいよ。

刻乃 真流

2人は…なんか知ってる?

ヨア・ループス

人の子には日車さんと貴方達しか会ってないからわかりませんね。

三神 咲希

昨日は…ヨアさんが姫様に言ってた事しかやってないからわからないなぁ

刻乃 真流

だよねー…

三神 咲希

そもそもだけど…どういう状況なの?

刻乃 真流

2年前の…再来?

刻乃 真流

2年前の…敵がよくわかってなくて、範囲が広大化した感じ…?

三神 咲希

…わかんないや。

話も弾まず、晴天の下静けさが漂う。

下旬とは言え、去年より涼しい風が頬を撫でる。

涼しい風が傷を撫で、痛みが響く。

あの時の戦闘痕が日を跨いでも消えず、苛立ちが目に見えて映る。

狂堕 霊夜

ッち…あの青髪と灰色髪とその仲間共…

狂堕 霊夜

あいつらとまた会ったら絶対に…

狂堕 霊夜

あの青髪はあん時不意打ちもしやがって…ぜってぇにぶち殺してやる、灰色髪とその仲間も…

誰も居ない川辺に、恨み言を空気に零す。

風に揺られ、何処までも飛んで行く程、周りは静けさに包まれている。

狂堕 霊夜

…ん?あそこに居んのは…

狂堕 霊夜

…俺から戦闘を奪えると思うなよ、灰色髪。

狂堕 霊夜

俺が良ければ全ていいんだよ。

刻乃 真流

ヨア・ループス

どうしましたか?

刻乃が突然歩を止める。

刻乃 真流

…嫌な予感がする。

三神 咲希

嫌な予感?

その瞬間、さっきまで吹いていた静かな涼しい風が急に止まる。

まるで、さっきまでが嵐の前の静けさだったかのように、嫌な雰囲気を3人に台風の風の様に吹き荒ばせる。

刻乃 真流

そこ!__

ド”ゴ”ォォ”ン

三神 咲希

刻乃ちゃん!

突然刻乃が後ろ側に吹き飛ばされ、建物に勢いよくぶち当たる。

常人では既に潰れたトマトだろう程の速度だったが、能力者による身体強化か、砂煙から刻乃が姿を表す。

それと同時に、能力を使っただろう者が音も無く、空から重力を無視したかのような動きで現れる。

刻乃 真流

いっ、たぁ…

狂堕 霊夜

あ?殺せたと思ったんだけどなぁ…

狂堕 霊夜

お前、頑丈だな。

刻乃 真流

これでも…英雄なんで。

狂堕 霊夜

…英雄?

狂堕 霊夜

狂堕 霊夜

ああ、お前らって刻乃と三神じゃねぇか、もう一人は知らんが、中々面白くなりそうじゃねぇか!

三神 咲希

…貴方は何しに来たんですか?

狂堕 霊夜

あ?ただの憂さ晴らしだ

狂堕 霊夜

剣使いの灰色髪に負けてイラついてんだよ。

刻乃 真流

…城崎さん?

狂堕 霊夜

あ?なんかそんな名前してた気もすんな。

狂堕 霊夜

もしかして、お前あいつの仲間か?

刻乃 真流

そう…ですね

狂堕 霊夜

…そうか、なら

狂堕が刻乃が仲間と言う言葉を肯定するのを聞くやいなや、表情を変える。

狂堕 霊夜

ここで絶対にぶち殺してやる。

三神 咲希

能力〘創作/クリエイト〙!

三神が能力発動を宣言すれば、空から魔法陣の様な物が現れ、魔法陣から数十本もの槍の雨が降り注ぐ。

シュオォォォォ

1本1本が風を切る音を鳴らし、対象を貫こうとする。

狂堕 霊夜

弱ぇんだよ。

ブォン

ヨア・ループス

三神さん!

ドン

三神 咲希

うぇ

狂堕が手を天に向ければ、槍は軌道を変え、三神の方へ狙いを逸らす。

それを見ていたヨアが三神を押し飛ばす。

そのまま槍は誰にも当たらずに、地面に突き刺さる。

狂堕 霊夜

この槍、中々投げやすそうじゃねぇか。

三神 咲希

使わせない、〘創作/クリエイト〙!

バ”ズゥ”ゴ”ォ”ォ”ォン”

狂堕 霊夜

っちぃ!

地面から大剣が刃だけ飛び出し、地面の硬い層を突き破り、砕く。

砂煙が飛び散り、硬い砂や石が飛び散り、皮膚にぶつかる。

狂堕 霊夜

黄色髪は鬱陶しいが最初に死ぬのはお前だ!青髪!

狂堕が拾った槍を、大剣の衝撃で空中に飛ばされている中で刻乃にぶん投げる。

ヨア・ループス

〘鎖〙

ギ”ギギ”ギギ”ギ”ギ”ギギ”

目にも止まらない程の速度の槍が、鎖に繋がれようとも勢いが消えず、空中で飛んだままに成る。

狂堕 霊夜

じゃますんのが上手いやつらだなァ…鬱陶しいんだよ!

三神 咲希

ッぇ?

まるで時が飛んだかのように、三神の体に槍が突き刺さり、天へ飛んでいた。

夢の様な急な展開に脳が追いつきにくくとも、受け身の為姿勢を制御する。

狂堕 霊夜

後はお前だ、変な輪がついてる変なやつ。

ヨア・ループス

ヨア・ループス

お話はもういりません、貴方を終わらせます。

狂堕 霊夜

そりゃ出来たらいいなぁ!

ヨア・ループス

私だけではないので。

ドコ”ォ”!

狂堕 霊夜

っちぃ?!

刻乃 真流

ふー…

刻乃 真流

はぁぁ…なんとか戻ってこれました、死ぬかと思いましたが…

狂堕 霊夜

あ”ぁ”!さっさと殺せば良かったかよ!

狂堕 霊夜

…いや、少し時間がかかるだけだ、さっさと終わらせてやるよ。

刻乃 真流

もう回ってるんじゃないですか?

狂堕 霊夜

は?

狂堕 霊夜

ッあぁ!?

刻乃の発言に呼応したかのように、狂堕が少し口から血が吐き出される。

狂堕 霊夜

…クソ女ァ”!てめぇ何しやがったァ!

刻乃 真流

これでも能力者なんですよ!
隙を見せたるからこうなるんです!

狂堕 霊夜

くだらねぇ!さっさとぶっ殺してやるよ!

三神 咲希

…ってて、私、能力発動させるの間違えたような…

三神 咲希

あれ、じゃあなんで…

…あ、丁度いい所にいんじゃねぇか

三神 咲希

!あなたは…?

んー…まあいいぜ、教えてやるよ。

黒瀬 零

黒瀬 零、お前…いや、お前らを殺しに来た。

次回〘乱戦(2)〙

桧崎 日車

森も超えた…が

桧崎 日車

あいつら、本当に大丈夫なのか?

逆波 白雨

あの二人ならトリッキーな事が無い限りは大丈夫な…はず。

逆波 白雨

それに、黒島さんの方は桧崎さんもよくわかっていますよね?

桧崎 日車

まあ…騎士上官の一員として、新兵の強さは知らされているから分かってはいるが…

桧崎 日車

あの抜けている性格で大丈夫なのか…?

逆波 白雨

さあ…まあ、神のみぞ知るってやつだろうね。

桧崎 日車

まっすぐ進んだ次はどういう場所なんだ?

逆波 白雨

確か…川辺だから橋を渡らないとだね。

逆波 白雨

そこはどの季節でも風が涼しくて避暑地としてよく使われるらしいよ。

桧崎 日車

なるほどな。

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