英雄と神組 刻乃 真流 三神 咲希 ヨア ループス
水色の空をぼんやりと見上げ、歩を進める。
長い夢の様な感覚の中で、目を空から下げ、周りの2人を見る。
片方…三神ちゃんは前仲間として仲良くなった…けど
もう片方の人は光の神様らしいけど…あんまりよく分かんない。
神様が現世へ来る事に驚きすぎて飲み込めて無いだけなんだろうけど。
刻乃 真流
三神 咲希
刻乃 真流
刻乃 真流
ヨア・ループス
三神 咲希
刻乃 真流
三神 咲希
刻乃 真流
刻乃 真流
三神 咲希
話も弾まず、晴天の下静けさが漂う。
下旬とは言え、去年より涼しい風が頬を撫でる。
涼しい風が傷を撫で、痛みが響く。
あの時の戦闘痕が日を跨いでも消えず、苛立ちが目に見えて映る。
狂堕 霊夜
狂堕 霊夜
狂堕 霊夜
誰も居ない川辺に、恨み言を空気に零す。
風に揺られ、何処までも飛んで行く程、周りは静けさに包まれている。
狂堕 霊夜
狂堕 霊夜
狂堕 霊夜
刻乃 真流
ヨア・ループス
刻乃が突然歩を止める。
刻乃 真流
三神 咲希
その瞬間、さっきまで吹いていた静かな涼しい風が急に止まる。
まるで、さっきまでが嵐の前の静けさだったかのように、嫌な雰囲気を3人に台風の風の様に吹き荒ばせる。
刻乃 真流
ド”ゴ”ォォ”ン
三神 咲希
突然刻乃が後ろ側に吹き飛ばされ、建物に勢いよくぶち当たる。
常人では既に潰れたトマトだろう程の速度だったが、能力者による身体強化か、砂煙から刻乃が姿を表す。
それと同時に、能力を使っただろう者が音も無く、空から重力を無視したかのような動きで現れる。
刻乃 真流
狂堕 霊夜
狂堕 霊夜
刻乃 真流
狂堕 霊夜
狂堕 霊夜
狂堕 霊夜
三神 咲希
狂堕 霊夜
狂堕 霊夜
刻乃 真流
狂堕 霊夜
狂堕 霊夜
刻乃 真流
狂堕 霊夜
狂堕が刻乃が仲間と言う言葉を肯定するのを聞くやいなや、表情を変える。
狂堕 霊夜
三神 咲希
三神が能力発動を宣言すれば、空から魔法陣の様な物が現れ、魔法陣から数十本もの槍の雨が降り注ぐ。
シュオォォォォ
1本1本が風を切る音を鳴らし、対象を貫こうとする。
狂堕 霊夜
ブォン
ヨア・ループス
ドン
三神 咲希
狂堕が手を天に向ければ、槍は軌道を変え、三神の方へ狙いを逸らす。
それを見ていたヨアが三神を押し飛ばす。
そのまま槍は誰にも当たらずに、地面に突き刺さる。
狂堕 霊夜
三神 咲希
バ”ズゥ”ゴ”ォ”ォ”ォン”
狂堕 霊夜
地面から大剣が刃だけ飛び出し、地面の硬い層を突き破り、砕く。
砂煙が飛び散り、硬い砂や石が飛び散り、皮膚にぶつかる。
狂堕 霊夜
狂堕が拾った槍を、大剣の衝撃で空中に飛ばされている中で刻乃にぶん投げる。
ヨア・ループス
ギ”ギギ”ギギ”ギ”ギ”ギギ”
目にも止まらない程の速度の槍が、鎖に繋がれようとも勢いが消えず、空中で飛んだままに成る。
狂堕 霊夜
三神 咲希
まるで時が飛んだかのように、三神の体に槍が突き刺さり、天へ飛んでいた。
夢の様な急な展開に脳が追いつきにくくとも、受け身の為姿勢を制御する。
狂堕 霊夜
ヨア・ループス
ヨア・ループス
狂堕 霊夜
ヨア・ループス
ドコ”ォ”!
狂堕 霊夜
刻乃 真流
刻乃 真流
狂堕 霊夜
狂堕 霊夜
刻乃 真流
狂堕 霊夜
狂堕 霊夜
刻乃の発言に呼応したかのように、狂堕が少し口から血が吐き出される。
狂堕 霊夜
刻乃 真流
狂堕 霊夜
三神 咲希
三神 咲希
三神 咲希
黒瀬 零
次回〘乱戦(2)〙
桧崎 日車
桧崎 日車
逆波 白雨
逆波 白雨
桧崎 日車
桧崎 日車
逆波 白雨
桧崎 日車
逆波 白雨
逆波 白雨
桧崎 日車
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