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美咲
美咲
私は学校へ向かう
春を伝えるスズメが[チュンチュン]と鳴く。
そして、桜並木を歩く私
桜の花びらが、凄く綺麗だった。
美咲
美咲
美咲
美咲
クラス表を見た瞬間
「天野ユリ」その名前を見て背筋がゾワっとした。
天野ユリ
天野ユリ
誰だろう。
怒鳴り散らした誰かの声が3年1組のクラスに
鳴り響いた。
美咲
天野ユリ
美咲
天野ユリ
今泉琴
天野ユリ
天野ユリ
今泉琴
天野ユリ
美咲
その光景を見た3年1組のみんなは
天野ユリにいじめを注意することが出来なかった。
自分もできなくて、只々虚しくなった。
胸がキュッと引き締まったように苦しい
私よりも辛い人が目の前にいるのに、私最低だ。
ーーー
美咲
今泉琴
今泉琴
天野ユリ
天野ユリ
天野ユリ
天野ユリ
天野さんが無理やり今泉さんの口に焼きそばパンを詰め込む。
今泉琴
天野ユリ
今泉琴
今泉さんはあまりの苦しさにパンを吐き出す。
今泉琴
天野ユリ
天野ユリ
もう、私、耐えきれない
美咲
天野ユリ
美咲
天野ユリ
美咲
美咲
天野ユリ
美咲
美咲
美咲
天野ユリ
ーーー
美咲
夜の道
月が私を明るく照らす。
桜の花びらが舞い散る
何度も何度も
それは出逢いと別れを告げているような
切なさ、そして落ち着いている静けさが
また、自分を支えてくれているような気がした。
美咲