テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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マーダーゲーム1

第2話 - 2章

2024年03月03日

#デスゲーム

#創作

#マーダーゲーム1

#インスピレーション

#神話創造ノ神

#神創

ぶびん

レイト

あっ！コトネさん

コトネ

ん？レイト君じゃん

レイト

あっ、コトネさん。昨日は眠れたかな…？

コトネ

あぁ私は大丈夫

レイト

ユリカさんは寝れなかったみたい

コトネ

そうなんだ…

レイト

あの時は驚いたいよ

コトネ

そ、そうだよね

ノノカ

アンタらいたんだ

ヒヨリ

ノノカさん！待って下さい！

ノノカ

は？何？

フヅカ

また始まった…

ソウタ

喧嘩はやめろよぉ〜！

ソウタ

今はんな事してる場合じゃねぇだろ！

ノノカ

うっさい男子！

ユウ

あははっ！

ノノカ

お前もだよ！チビ！

ユウ

はぁ！ノノカだってチビじゃん！

ノノカ

てめぇの方がクソチビだっての！

ソウタ

やめろよ…

ノノカ

背がデカいだけのお前には分かんねぇだろうな！この光景が！

ソウタ

それもそうだな。流石に分かんねぇわ

ユウ

も〜いい！

ノノカ

敗北宣言？wwwwwwwwwww

ユウ

負けを認めたわけじゃないからな！

パペル

おっ、集まりましたか

フヅカ

丁度良いところに来たわね

パペル

何のことかは分かりませんが…
それでは、カードを回収しますのでこのボックスの中に入れて下さい！

バササッ…と次々の箱の中にカードは入る。

パペル

それでは新たにカードを引いて下さい！

コトネ

(おっ、また逃だ)

コトネ

(良かった)

コトネ

(でも、この中にまた殺を引いた人がいるんだよね…)

レイト

コトネさん！

レイト

引いた直後に聞いて申し訳ないんだけどさ、

レイト

コトネさんってまだ「倉庫」って行ったことないっけ？

コトネ

(私を誰も居ない倉庫に連れ込んで殺害する気？
だったら怖いけど、倉庫を探索していないのは事実…)

コトネ

(それに、探索は後からでも出来る…断っても良いかも…？)

フヅカ

ねぇ、

フヅカ

それ、私もついていって良いかしら？

フヅカ

私も倉庫は探索していないの。

フヅカ

倉庫は何だか不気味そうで、狭くてもし殺人鬼が来てしまったら、
逃げ場も怪しいから避けていたの。

コトネ

そうなんだ

コトネ

いいよ

レイト

よし、それじゃあ3人で行こうか

レイト

僕も行ったことないんだよ

コトネ

ていうか、何で私が行ったことないって知ってるの？

レイト

昨日そのままあそこに居たままだと考えて、もしかしたらと思ってさ

コトネ

そ、そっか…

フヅカ

うわ…電気付いてないわね。

レイト

今付けるよ

カチッ！

フヅカ

…やっぱり、思った通り狭いわね

フヅカ

倉庫だからなのかしら？

そこにはロープ、折り紙、ペンが入っている小さな箱、灯油、ナイフ、白いタオル、中は何が入ってるか分からないダンボールがあった。

フヅカ

思ったより、少ないわね

アヤト

あれ、居たんだね

フヅカ

アヤトじゃない。どうしたの？

アヤト

ユウ君にライターと花火倉庫にあるから持ってきてって言われてさ…
じゃんけんで負けたボクが取りに来たのさ。

フヅカ

こんな時に花火って…

コトネ

何と言うか‥

アヤト

だよね…

レイト

ここ花火なんてあるんだね

アヤト

そうみたいだね

アヤト

倉庫にあるっていうのだけ聞いたけど、
具体的にどこら辺にあるのかは言ってなかったな…

アヤト

ボクとしたことが…きちんと聞いておけば良かったね…

フヅカは周りをガサゴソ漁った。

フヅカ

、、これかしら、花火

コトネ

ライターはここにあったね

アヤト

2人ともありがとう

レイト

でも、外って”出られない”よね

レイト

室内でする気なの？

フヅカ

本当だわ、危険よ

アヤト

それをソウタ君が聞いたんだけど、ユウ君は室内でするみたい。

コトネ

え〜っ！？

アヤト

室内…どこでするんだろう…

レイト

体育館は広いけど、でも、室内ですること自体おかしいけどね…

フヅカ

初日に見て見たけど体育館に行く渡り廊下は無かったわ

レイト

そうなんだ

アヤト

ボクは戻るよ。改めて、ありがとうね

アヤトは花火とライターを持って走って行った。

レイト

十分見たし、僕は大丈夫かな

コトネ

私も大丈夫

フヅカ

私も大丈夫よ

フヅカ

それと、申し訳ないんだけどさ、飲み物ってどこにあるのかしら。
昨日一通り見たけど忘れてしまったわ。

フヅカ

昨日の夜から何も飲んでいなくて…

レイト

それなら僕が案内するよ

コトネ

私もついて行って良いかな？

レイト

いいよ

フヅカ

ゴクゴク…

フヅカ

…ありがとう。

レイト

どういたしまして

向こうの方からドカドカと走る音が聞こえてきた

ソウタ

おおおおおおおっ！

ソウタ

お前ら！

ソウタ

助けてくれ！

コトネ達はドア前に行き、除いた。

そしたら、両手にバチバチと鳴っている花火を持ってこっちへ向かってくるのが見えた。

レイト

えぇっ！？

ユウ

ワ〜！待て待て！

ソウタ

お願い、頼む！止めてくれ！

ソウタ

止まれって言っても止まんねぇんだよコイツ！！

フヅカ

そんなこと言われても…

コトネ

(どうしたら…)

コトネ

そういえば、アヤト君は？一緒に居たんじゃないの？

ソウタ

えぇ！一緒に居たこと知ってんのか？

フヅカ

じゃんけんで負けて倉庫まで取りにいかされたって。

レイト

僕達まだ倉庫探索したことなかったからさ。偶然会ったんだよ。

ソウタ

そうなのか…

ソウタ

アヤトはー多分まだ追いついてないな

ソウタ

それはそうと止めてくれ！

もう一度、奥の方を見た時にはパペルに止められているユウが見えた。

ソウタ

おっ…あの人形やるな！

フヅカ

いや、普通止めるでしょ…主催者でもあるからだと思うわ

ユウ

とほほ…

ユウ

止められちゃった…

アヤト

あんな事するからだよ

ユウ

ぷぅ〜(ㆀ˘･з･˘)

ソウタ

もう一回聞くけど何ですんだよ

ユウ

だから、楽しいからじゃん！

ユウ

普段学校ではできない事だよ

ソウタ

周りとか気にしねぇのかって

ユウ

周りの目ならとっくに慣れてるよ？

ソウタ

違う、周りにある物や人とかだよ。燃えたらどうすんだよ！

ユウ

はぁ〜説教？俺説教嫌いなんだよね〜

ソウタ

言わなきゃお前分かんないだろ？

ユウ

はいは〜い

ユウ

って、君、コトネ？

コトネ

わっ…そ、そうだけど

ユウ

カメラ見つけた子だよね？

フヅカ

推理系で言ったらカメラに証拠ってほぼ答えみたいなものよね

ユウ

あれは凄かったよ！

アヤト

ん〜

しかし、アヤトは不満そうだった。

ユウ

ん？アヤト、どーしたーの？

アヤト

いや、あまりにもユウカさんが「残念」過ぎると思ってね

ソウタ

？なんでだ？

アヤト

だってさ、みんな考えてみてよ

アヤト

キッチンの流し台の周りが濡れているのは、
誰かが何らかの事情で流し台を使っている。

アヤト

それと包丁だね。包丁も濡れていた。
これも、何か事情がある。

アヤト

ここら辺は特に気にすることもなかったんだけど…

アヤト

だけど、コトネさんがカメラを見つけて、
その中にはユウカさん自身が写っていたよね。そこで思ったんだよ。

アヤト

なんでカメラを処理しないのかなって。後、流し台、包丁もキレイに拭きさえすれば、迷宮入りもあったかもしれないね。

フヅカ

つまり、まとめると浅すぎるって言いたいの？

アヤト

そうだね

レイト

確かに、ここにあるタオルか倉庫にあったタオルを使えば良かったのにね

ソウタ

カメラの処理は…
ほら、23時ぐらいだっただろ？暗くて見えなかったんじゃないか？

アヤト

ミズハさんが所持していたのは’ミラーレスカメラ’って言うカメラで、
設定を見たんだけど、シャッター音は消音になっていなかったよ。

ソウタ

そうか、シャッター音か…！

コトネ

動揺してたとか？早くこの場から去らないと、と思ったんじゃい？

レイト

それも考えれるね

ユウ

とにかくさ〜もう終わったことなんだし

ユウ

後、置いてかないでよ！オレ難しいことわかんないからさ！

ヒヨリ

だ、誰か〜〜〜〜っ！！！

ソウタ

うわっ…またかよぉ

ユウ

緊急事態だ〜！

ユウ

いっそげ〜〜ぇい！

そこには、ヒヨリと寝ているノノカ、そして、倒れているユリカがいた。

ヒヨリ

あぁ〜皆さん！私、さっきまで寝ていて、、、、

アヤト

見る限り、ユリカさんの”手は焦げている跡”でしかも、”濡れている”ね。
それに”コンセント”。

アヤト

うん。これは「感電死」なんじゃないかな？

ユウ

しかも、コンセントの先って”ストーブ”だよね

フヅカ

コップの容器の中は、”飲み物が入ってる”わね。
“左が半分ぐらい”で、”右がちょっと”ってところね。

フヅカ

“左よりかは入っていない様に見える”わ。

レイト

いや、入れる量は適量だったんじゃない？

ユウ

そーっぽいね〜わざわざきちっと量る奴なんていないよ

フヅカ

それもそれね…

レイト

3人以外は皆んな調理室にいたよね？

アヤト

そうだね

コトネ

(それにしても皆んなすごい洞察力と推理力だな〜。
よくこんなに紐づけられるんだ…)

ユウ

それだったら、ここにいる3人のうち誰かが犯人ってこと？

フヅカ

少なくとも、ユリカさんは無いわね

ユウ

うーんどう考えても無理そうじゃない？寝てたんだよね？

レイト

普通はそうかもしれないけど、こう考えてみてよ。

レイト

ノノカさんかヒヨリさんのどちらかがユリカさんの近くにある水入りバケツをかけて
睡眠薬入りのものを飲ませたとか？

ユウ

水かけて視界が危うい隙に薬入れたの？

フヅカ

それもそうかもね

フヅカ

でも、疲れて寝たとかじゃないの？

フヅカ

睡眠薬無いわよ

コトネ

そもそもヒヨリさん、事件前、貴方は何をしていたの？

ヒヨリ

私は、

ノノカ

ふわああ〜

フヅカ

あ、起きたわね

ノノカ

ん？は？

ノノカ

何でユリカ倒れてんの？

ユウ

どーせ君がやったんでしょ

ノノカ

私やってないし、やってるように見える？？？

ユウ

見える

ノノカ

こいつー冗談じゃない、良い加減にしろよ！

フヅカ

こんな時にまで喧嘩？

レイト

ほら、ユウ君まだ確実にノノカさんが犯人って決まった訳じゃないから

ノノカ

そーだよ証拠ないじゃん証〜拠

コトネ

それでヒヨリさん。さっきの返事お願い出来る？

ヒヨリ

はい、私とノノカさんはユリカさんに仲を深めようっていう事で
集めさせられまして、

フヅカ

(こんな時に何やってんのよ…そんなことやってる場合じゃないでしょ…)

ヒヨリ

ユリカさんが飲み物を…そのとき、持ってきて下ったんです！
そこから記憶が…すみません

コトネ

“記憶が曖昧”なのね…

フヅカ

どうやって…

パペル

……そろそろいいですか？

ソウタ

いいいいいいいたんならそういえよ！

パペル

いえ、素晴らしい推理力だったので

パペル

ですが、詳しいことは話し合い室でまた出来るのでその時に…

パペル

それと皆さんのデータパッドをお持ちしましたよ

フヅカ

犠牲者、ユリカさん

コトネ

さっき誰かが言ってたけど、感電死で合ってるね

パペル

では！10分間探索時間を取ります！10分後になったら話し合い室へ来てください！

パペル

では開始です！

ユウ

ん〜〜〜ん？

ソウタ

どどど、どうしたんだよユウ

ユウ

座ってたソファーになんかないかな〜って

ユウ

さっき言ってた睡眠薬とかさ

ユウ

ん〜でも無いんだよね〜

アヤト

………ん〜

フヅカ

何か分かった？

アヤト

そうだね…バケツが投げ捨てたように見えてね

フヅカ

雑みたいな？処理するの忘れるぐらい慌ててたってことかしら

アヤト

多分そうだと思う

フヅカ

というか、濡れたまま触るかしら普通

アヤト

付けるタイミングと同時にかけたんじゃない？

フヅカ

あ〜確かに

コトネ

うーん

レイト

ど、どうしたの？

コトネ

いや、どういうタイミングで水を掛けたのかなって思って

コトネ

それと、ストーブの意味って…？

レイト

ただ感電させるために利用したんじゃない？

レイト

コンセントだよ。濡れた手で触ると感電するからね

コトネ

そうなんだ…

10分後…

パペル

それでは初めて下さい！

フヅカ

今回の被害者はユリカさんね

アヤト

死因は「感電死」

ユウ

俺は、2人が座ってたソファーに何かないかなーって調べたけど何も無かったよ

レイト

みんな、証拠はある？

アヤト

僕はフヅカさんと一緒に行動していたけど、何も見つからなかったよ

フヅカ

私達は、ストーブは元々あった物として、
コンセントを挿すと同時に水をかけたんじゃないかって考えたわ。

ソウタ

ま、まさか迷宮入りって訳じゃないよな！

ユウ

でも、犯人は当日あの部屋にいたヒヨリかノノカに絞れるよねー

ノノカ

だから私じゃねーって！

ヒヨリ

私はしてませんよ！

ヒヨリ

本当です！

ユウ

ヒヨリはやらなさそうに見えるね〜俺だけかな？？

ヒヨリ

ありがとうございます

ソウタ

おれもそうおもうぜ。
だけど、かと言って、ノノカが犯人だと思ってない！思いたくない！

フヅカ

ユウ、あんたそれって見た目だけで判断した事でしょ

フヅカ

人は見た目によらずよ

ユウ

えーそう？

パペル

決まらなければ、スルーでもいいですよ

コトネ

え？！いいの？それ

パペル

はい

ソウタ

加害者を逃すことになるな…。

アヤト

それもありかもね

ソウタ

そうなのか！？

ヒヨリ

そうですね…これ以上犯人がわからないのなら私はスキップでいいと思います！

コトネ

私もスルーかな

ユウ

俺もスルーでいいや。証拠ないんなら

レイト

そうだね。もし、間違えた方を選択してしまったらその人にも申し訳ないし、
僕達も”どうなるか分からない”からね

ノノカ

えー犯人逃すのー？
アンタらなら早く犯人見つけて処刑してくれると思ってたのになー

フヅカ

こればかりは仕方のないことよ

アヤト

僕もこれ以上何も言う事はないよ

パペル

皆さんいいですね？？

パペル

では、

？？？

はい！タンマー！

すると急に眩い光と勢いのある風に襲われた

パペル

わわわっ…吹き飛ぶところでしたよ…！

パペル

誰ですか！？

リラ

スルーは面白くないでしょ！！！

レイト

はっ…！

ノノカ

え？アンタ誰？？ここにいたっけ？

リラ

え〜アタシ？？？

リラ

よくぞ聞いてくれました！アタシはリラ！よろしくねぇ〜〜〜！

フヅカ

……（−＿−)

リラ

とにかくつまらないからダメ！

コトネ

だとしても誰を選ぶの？

ソウタ

もし、そいつが犯人じゃなかったら責任取ってくれんのか！？

リラ

ままっ、落ち着けよ

リラ

ふふっ、そんなの決まってるじゃん

グシャッ

リラ

お前に決まってるでしょ？

リラ

“パペル”

リラ

えい！

リラはパペルを中心に投げ捨てた

ソウタ

あい！あいつも関係ないだろ！

ユウ

主催者じゃないの？

リラ

するかしないかはアタシが決める事でしょ？
それとも痛い目みたいの？

アヤト

なんて、横暴な…

リラ

ッハハッ！それでは、クソダサ人形を処刑しまーす！

リラ

ギャハハハハハッ！

リラ

バイッバーイ！

暗闇の天井からアームによってパペルは捕まり、遠くへ移動した。

パペル

私をどこへ！！！

アームの動きは止まり、パペルの目の下にナイフで穴を開けた。

パペル

！？

ナイフで開けた穴の中に火がついた爆弾を入れた。

ドカーン！

リラ

完了〜っと！

リラ

ささ！もう良い子は寝る時間ですよ〜

コトネ達は突然の事すぎて、理解に追いつけずいた。

ガチャッ

コトネ

(どういう事だったの？)

コトネ

(何で処刑したんだろう？)

コトネ

(主催者であるパペルがいなくなったら、どうなるんだろう？)

コトネ

(もしかしたら、まだ続く可能性だってある…)

コトネ

はぁ…

コトネ

(考えるのは一旦やめよう)

コトネ

(明日、レイト君に会えるなら、この話題を話そう)

コトネ

(レイト君が思っている意見が聞けるかもしれない)

コトネはお風呂へ入り、寝る準備をした。

コトネ

💤

パペル

うぐっ…

パペル

何ということを…

パペル

ん？

パペル

(生きている…？)

パペル

(それに、ここは…？)

パペル

一体…

？？？

ややっ!お疲れさーん！

パペル

どうしてここに…

？？？

ここにいるかなーって

パペル

“もうこんな事やめてください！”

？？？

や〜だよ〜ん！

パペル

…っ

？？？

それにまだこれは終わりじゃない…

パペル

そんな…

コトネ

はっ！

コトネ

また夢…

コトネ

(まだ終わりじゃない…？)

コトネ

(一体どういう事なの？)

？？？

ま、証拠がなかったらねぇ

？？？

“ここに来るのは2回目”

？？？

だけど、違った結末が見れそうだ

？？？

だから…

？？？

もう少し、目を閉じていてくれ

マーダーゲーム1

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ぶびん

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