TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

私じゃなかった？

一覧ページ

「私じゃなかった？」のメインビジュアル

私じゃなかった？

第2話 - 私じゃなかった？#2

131

2022年01月19日

#SnowMan

#はる

#目黒蓮

#恋愛

野櫻はる

シェアする

この作品はいかがでしたか？

131

野櫻はる

プロフィール

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール

テラーノベルのスクリーンショット

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ホーム

検索

通知

本棚

蓮とのデートの時

今までなら隣で並んで笑って話しながら手を繋いで歩いていたのに、

今は手を繋ぐどころか

蓮が1歩先を歩いて私はその後をついて行く

話すことも笑い会うことも無い

写真撮ったり食べさせあいしたり

そんなこともとっくの昔に終わってしまっていた、

蓮の瞳には

私は映っていないの？

そんなの嫌だよ、

私は蓮といたいのに、

付き合って半年の日、蓮は言ってくれたんだよ？

｢ずっとはると一緒に生きていくから｣

私はその言葉を信じていたのに、

だから私は

仕事が忙しいって言って会える日が少なくても

私が寂しくても

｢来週会えるから我慢するっ｣なんて言って、｢来週会える時までにかっこよくなっとくから｣なんて言ってくれて

何とかふたりで寂しさを埋めてきたのに

いつしか今私たちのたった1歩という見える距離より

心の見えない距離は程遠く感じてしまう

そうなってしまったのは

いつからなの？

私のせい、なのかな、

そうなのならば、ごめんね、

違ったとしても、ごめんね

どっちにしろ、

自信なくなっちゃった、

私さ、

単純で馬鹿だから、

今でも気まぐれに電話してくれるの待ってたりしてて、

もう蓮から着信が来ることなんか絶対ないって思っても

時々夜中まで起きる時もあったりしてたんだよ、

蓮がつけた癖だから、治ってくれなくて、

なのに君は私のことなんにもわかってない

つけた癖くらい治していってよ、

嫌いなら

電話なんかしてこないでよ、

私たちが付き合ってるのは、

ただの暇つぶしの関係なの？

何回も聞きたかった

けど、重いって思われたくなくて

蓮に似合う彼女でいたくて、

巻き髪の練習も、メイクも、

隣で胸張ってにこにこできる女の子になろうって思ってたのに、

頑張ってても、気づいてくれたのは付き合いたての頃だけ、

いつから蓮は変わってしまったの？

私が変わってしまっただけなの？

友達に相談しても倦怠期だよって、言われるだけで

なんのアドバイスもない、

苦しいのは、

私だけ、なのかな、