TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

お母さん!ただいま!

あら、おかえりなさい!咲希ちゃん!

お母さん!こちらは彼氏の類だ!

お邪魔します。神代類です。

まぁ!すごくかっこいい子ね!

入ってちょうだい。

失礼します。

ふふ、そんなに固くならなくていいわよ。もうじき、家族になるんだから。

お、お母さん!類とはまだそこまで…

はい。「娘」さんとは、結婚を前提にお付き合いさせていただいてます。

類?!

あらあら、ふふっ。

後で飲み物とお菓子を待っていくから、ゆっくりしていってね。

はい!ありがとうございます!

…(*´・ω・`)=3

じゃあ、私の部屋行ってるね!

ええ。

この部屋も懐かしいなぁ…

そうだねぇ…

前来た時は、君が教えてくれたんだっけ。

お母さんと君の事、

ああ、そうだったな。

僕ね…実はあの時、話してくれて嬉しかったんだ。

司ちゃんも、僕の事信頼してくれたのかなって、思えたから。

…信頼か、そうか、、、

確かに、信頼しているぞ!

そうかい、それは嬉しい限りだよ。

(…今がチャンスだろうか、)

司ちゃん。

む?

無理に話さなくても、いいんだよ。

隠すのは悪いことじゃないからね。

それに、君が僕のことを信頼してくれてるのは分かってるから。

気持ちの整理がついたら、でいいよ。

僕もまだ、話せて無いことがあるしね。

…類、聞いて欲しい事があるんだ。

ずっと言おうと思ってた。母さんの事。

お母さんの?

母さんは私を咲希にしたがってるんだ。

ああ、前言ってたね。

私は…それでも構わないんだ。堂々と、可愛いものを好きでいれるなら…

先程、類は私を女扱いしてくれただろう?

ん〜…娘って言ったことかい?

そう、それだ。

あれ…嬉しかったんだ。とても。

嬉しかったんだが…同時に、もやもやしたんだ。ほんの少しだけだが。

もやもや…嫌だったのかい?

嫌ではないんだ!むしろ嬉しかった!

だが私は……

……「司」なんだ、

知ってるよ。

僕の目にはちゃんと、咲希さんじゃなくて司ちゃんが映ってる。

私は…おとこ、だから、

急にどうしたの?大丈夫?

男だから何さ。いいじゃないか。

か、可愛くしてたら…駄目だろうか、

どうしてそんな事言うの?僕は可愛い司ちゃんが大好きなのに…

すまない…久しぶりに母さんと会うと、色々思い出してしまうものでな。

物凄く……不安な気持ちになるんだ。

ぎゅっ

類?!?!

だいじょーぶ、大丈夫。

何も怖くないよ。

……るい、

実は、もう1つ言わないといけない事があって、!!

ガチャ

入るわよ〜、咲希ちゃん。

あっ、お、お母さん!?

オレンジジュースで良かったかしら?あ、ケーキも置いておくわね。

ありがとう!

わぁい!ありがとうございます。

お夕飯になったら、また呼ぶからね〜

うん!分かった!

バタン

……おや、このケーキ美味しいね。

えっと、司ちゃんは何を言おうとしたの?

類に関係する、とても大切な事だ。

ふむふむ。

母さんは……もう決めてるんだ。

母さんは孫を欲しがってるんだ、

まご、、

つまり……私たちの子供を欲しがってるって事。

こども……

ドウヤッテツクルンダッケ?

性行為だ。

あああああああああああああ

昔、嫌な思いをした類に言うのは酷だろうが……

その事で…今日、類は嫌な思いをするかもしれないんだ。

しつこく、母さんに子供の話をされたりはすると思う。

はぁ、はぁ、はぁ……

ぼ、僕にこどもなんて、無理だよ!!

ま、また痛いことしないといけないなんて…!!

やるとはまだ決まってないからな?!

ただ……

子作りが出来ないのなら、別れろと言われるかもしれんのだ。

うぅ…

勿論別れる気はないし、お前の意思を尊重する。

だから安心してほしい。

…ふぅ、

けど…まぁ、司ちゃんとなら…

いや、でもやっぱりまだ…

うぅ〜ん、、、

情報量が多くてローディングに時間がかかりそうだな…ちょっと待ってくれる?

ああ。ゆっくりでいい。

もし、母さんが無理にお前に孫を強いる様なら…

…縁を切るのも、1つの方法だと考えている。

縁を切る?!それは駄目だよ!

だって、司ちゃんの家族…

それは、類がなってくれるだろう?

本当に…それでいいの?

ほら、お母さんがまだ何を言うか分からないし…!

咲希ちゃーん!類くーん!お夕飯できたわよー

あっ、はーい!

類、一旦下へ行こう。

うん、

わぁ、ご馳走ですね!

ふふ、ちょっと張り切っちゃった。

3人分の量じゃないや

余ったら持って帰ってね。

うん!

さ、遠慮なく食べてね!

いただきます!

ŧ‹”ŧ‹”( *´ч`*)ŧ‹”ŧ‹”

ん〜!!おいしいです!

あら、良かったわ!

じゃんじゃん食べて!

こら、類!野菜も食べなさい!

えぇ〜

ふふ、

…ねぇ、類くん。咲希ちゃんとは結婚を考えてるのよね?

はい。もちろんです!

ふふ、じゃあ、

男の子と女の子、どっちが欲しい?

続く!

男性恐怖症の僕が好きな女の子は男子でした。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

172

コメント

5

ユーザー

やっぱ、子作りするなら通らなければならない道だよなぁ…

ユーザー

んんんんっふふっっっっふふふへっはは(魔王) 最近ワンツーが仲良くしてるだけで泣けてくる😭

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚