テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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雪華と桜華の物語

第30話 - 雪華の堪忍袋の緒

2022年05月22日

#鬼滅の刃夢小説

#オリキャラ注意

あ

タッタッタッ

蕗谷雪華(幼少期)

おかあさーん！早くー！

蕗谷菫

こらこら、雪華、転けてしまいますよ

蕗谷雪華(幼少期)

私は転けないよー！

カンっ

蕗谷雪華(幼少期)

え？

蕗谷雪華(幼少期)

だぁぁー

雪華は石に躓く

蕗谷菫

ほら、言わんこっちゃないですよ

蕗谷雪華(幼少期)

うぅー……

ポンポン

菫は濡れたハンカチを持ち、雪華の傷口を優しく撫でる

蕗谷雪華(幼少期)

あだだ!!

蕗谷菫

我慢しなさい

蕗谷雪華(幼少期)

くぅぅぅ

ｷｭ

蕗谷菫

これでよし

蕗谷雪華(幼少期)

ありがとー！お母さん！

蕗谷菫

どういたしまして

ﾑｸｯ

蕗谷菫

ほら、花冠つくるんでしょ？

蕗谷雪華(幼少期)

はっ！そうだった！

蕗谷雪華(幼少期)

ここら辺の花綺麗だから一度作りたかったんだよねー

蕗谷雪華(幼少期)

行こ！

蕗谷菫

ふふ、雪華

蕗谷雪華(幼少期)

ん？

蕗谷菫

どっちの方が綺麗に作れるか勝負する？

蕗谷雪華(幼少期)

！へへん、いくらお母さんに負けて
ばかりな私でも花冠は負けられない

蕗谷雪華(幼少期)

その勝負、受け持った！

蕗谷菫

花はなんでもOK、5分間でどちらの方が
上手く作れるのか、という勝負

蕗谷菫

簡単でしょ？

蕗谷雪華(幼少期)

5分間も私に猶予を与えるなんて
お母さん.....命取りになるよ？

蕗谷菫

まぁ、私が勝ちますからね

蕗谷雪華(幼少期)

私が勝つもん！

蕗谷菫

それじゃあ、よーいドン

蕗谷雪華(幼少期)

私が上手く作るーー！

ﾀﾞｯﾀﾞｯ

蕗谷菫

もう、あの子ったら、後先考えないで

蕗谷菫

....そういえばどうやって勝敗決めるんだろう

蕗谷菫

.......

蕗谷菫

まぁ、審査員はお父さんでいっか♪

蕗谷菫

さてと、私も作りますか

蕗谷雪華(幼少期)

ほんとにここら辺綺麗な花ばかりだなー

フワッ

蕗谷雪華(幼少期)

...この花からはいい匂いがする

蕗谷雪華(幼少期)

白い花……

蕗谷雪華(幼少期)

なんて名前だろう？

蕗谷雪華(幼少期)

……これで花冠作ろ！

蕗谷雪華(幼少期)

ふふん♪

ムクムク

蕗谷雪華(幼少期)

.......

ムクムク

蕗谷雪華(幼少期)

.......

蕗谷雪華(幼少期)

できた！

ダッダッダッ

蕗谷雪華(幼少期)

お母さんー！

蕗谷菫

あら、雪華

蕗谷雪華(幼少期)

見てみて！できた！(*´罒`*)

蕗谷菫

わぁ、綺麗な花冠ですね

蕗谷菫

おや？白い花

蕗谷雪華(幼少期)

あれ？お母さんも白い花？

蕗谷菫

ええ、白い花ですけど種類は違いますね

蕗谷菫

私のはホワイトレースフラワー

蕗谷菫

雪華のはアザレアですね

蕗谷雪華(幼少期)

へー！この花アザレアって言うんだ！

蕗谷雪華(幼少期)

なんかね！この花からめっっっちゃ
いい匂いがしたから作ったんだ！

蕗谷菫

花はとてもいい匂いがしますね
私もこの匂いがとても好きです

蕗谷雪華(幼少期)

でねでね！これお母さんにあげようと思うの！

蕗谷菫

私に？

蕗谷雪華(幼少期)

うん！

蕗谷菫

それだと勝負の意味がないですよ？

蕗谷雪華(幼少期)

.......あっっ

蕗谷雪華(幼少期)

そ、そうだった、勝負.......

蕗谷雪華(幼少期)

うぅ、でも

蕗谷菫

.......ふふ

ぽん

蕗谷雪華(幼少期)

……うぇ？

蕗谷菫

私も雪華にこれをあげます

蕗谷菫

ですので雪華も私にそれを
のせてくれませんか？

蕗谷雪華(幼少期)

.......

蕗谷雪華(幼少期)

･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡(パァァ

蕗谷雪華(幼少期)

うん！

ぽんっ

蕗谷菫

.......

蕗谷菫

雪華の花冠とても綺麗にできてますね

蕗谷雪華(幼少期)

お母さんもだって！

蕗谷菫

それじゃあこの勝負は引き分けで

蕗谷菫

次こそは勝敗を決めましょう☆

蕗谷雪華(幼少期)

うん！

蕗谷雪華(幼少期)

それじゃあ帰ろ！

蕗谷菫

はい

蕗谷雪華(幼少期)

お母さん、今日のご飯は何？

蕗谷菫

今日は煮物にしましょう

蕗谷雪華(幼少期)

やったーーー！

蕗谷雪華(幼少期)

お母さん大好き！

ギューーー

蕗谷菫

私も雪華のこと大好きですよ

蕗谷雪華(幼少期)

えへへ！

ﾋﾟﾖﾋﾟﾖﾋﾟﾖﾋﾟﾖ

蕗谷雪華

んぅ.......

ガサッ

蕗谷雪華

.......

蕗谷雪華

朝か.......

蕗谷雪華

(懐かしい夢を見たな……)

蕗谷雪華

確かあの花冠は枯れちゃったっけ

蕗谷雪華

号泣してたの覚えてる

蕗谷雪華

……

蕗谷雪華

ははっ

蕗谷雪華

起きるか

数時間_______________

蕗谷雪華

るんるん♪

蕗谷雪華

今日も今日とていい日！

蕗谷雪華

こんなに快晴が続くなんて凄いわぁ！

蕗谷雪華

私は今はプライベート！鬼殺隊員じゃなくて
一般人なんだから！

ポトッ

蕗谷雪華

ん？

蕗谷雪華

あー！

蕗谷雪華

いつの間にか落としちゃってた

蕗谷雪華

ごめんね

雪華は落ちたものを拾う

ﾁｬﾘﾝ(手首につける)

蕗谷雪華

これでよし

蕗谷雪華

私にとって大切なものだからね

蕗谷雪華

無くしたら……

ﾁｮｺﾝ

蕗谷雪華

ふぅ

蕗谷雪華

やっぱり今日も人混みが多いな

蕗谷雪華

休日だからか

蕗谷雪華

みんな意気揚々としてるね

ﾀｯﾀｯ

少女

おかあさーん！

少女

こっちに美味しいものがあるよー！

お母さん

もう、あまりはしゃがないの

お母さん

女の子なんだからお淑やかに
いかないと

少女

えへへ

少女

行こう！

お母さん

はいはい

ｺﾂｺﾂ

蕗谷雪華

……

雪華、転んでしまいますよ

蕗谷雪華

お母さん……

ｷﾞｭｩｩｩ

蕗谷雪華

……

蕗谷雪華

だめだめ、しっかりしないと

蕗谷雪華

他にも辛い思いをしてる子がいるんだから

蕗谷雪華

んー！

自身のほっぺを伸ばす

蕗谷雪華

ひよし！(いよし！)

蕗谷雪華

これへゃてぇようふ！(これで大丈夫！)

ｷﾞｭｲｰｰｰﾝ

パッ

ﾊﾞﾁﾝｯ

蕗谷雪華

いったぁぁいｯｯ！

蕗谷雪華

うぅ、(涙目)

蕗谷雪華

帰ろう……痛すぎる、

ﾄﾃﾄﾃ

人混みから抜けたとこに

バサッ

琉輝

……ｶｧ

蕗谷雪華

琉輝！

蕗谷雪華

もしかして任務？

琉輝

“((。。*)ｺｸｯ

蕗谷雪華

了解.......だけど

蕗谷雪華

琉輝元気ない？

琉輝

.......( ･᷄ὢ･᷅ )

蕗谷雪華

どんな顔やw

蕗谷雪華

い、いつもならめっちゃ五月蝿いのにww
ひーw

琉輝

.......( ˙^˙💢 )！

ﾃﾞｭｼｭﾃﾞｭｼｭｯｯ！！！

蕗谷雪華

！！！！！☆

蕗谷雪華

〜〜〜〜〜〜ｯｯｯ！！！！

蕗谷雪華

ちょ！めっっっちゃ痛かったんだが！

蕗谷雪華

その何回も頭を叩く悪い癖を直せ！

琉輝

.......

ﾊﾞｻｯ

蕗谷雪華

無言で飛ぶやん

蕗谷雪華

しかも行き先も伝えられてない

蕗谷雪華

いやほんとにどうしたんや？

蕗谷雪華

はっ

蕗谷雪華

もしかすると……恋？

..............

蕗谷雪華

あいつにも恋心が.......

蕗谷雪華

(相手はどんな人なんや？
いやそもそも人か？鴉か？)

蕗谷雪華

(どっちなんや！)

蕗谷雪華

……走りながら考えるかぁ

ﾀﾞｯ

蕗谷雪華

はぁい！雪華さん到着！

蕗谷雪華

いやー、琉輝の速さについていけるな
んて、私はとても嬉しいですねー

蕗谷雪華

ふふん

蕗谷雪華

さてと、ここが任務先なんだけどもよ

蕗谷雪華

全然居ない……

蕗谷雪華

というか気配がない

蕗谷雪華

ほんとにいるのかな、鬼

蕗谷雪華

..............

蕗谷雪華

絶対ここ桜華が来たら叫ぶでしょ

蕗谷雪華

あの子怖がりだから、今でも大丈夫かな

蕗谷雪華

それにしてもここ古いね、物も散らかってるし

蕗谷雪華

焼けた跡がある

蕗谷雪華

.......

ｼｰﾝ.......

蕗谷雪華

(いるな……、若干、というか
少しだけ気配が感じとれた)

蕗谷雪華

(ほんとに神経の奥深くまで
研ぎ澄まさないと分からない)

蕗谷雪華

(私はまだまだ未熟者だってことか)

蕗谷雪華

ふー、

蕗谷雪華

(相手が襲ってくる気配はなし、ただ
こちらに視線を向けてるだけか)

蕗谷雪華

(どうしようか、このまま気づかないフリ
をしても何も得られない、というかここま
で無言が続いている私に相手も何か違和感
を抱いているはず)

蕗谷雪華

(.......こちらから行くか)

ｼｭﾝｯ

鬼

！！

鬼

(消えた……伊達に鬼殺隊をやっている
だけではないな)

鬼

(とりあえず、この場から去るしか……)

ﾊﾞｯ

蕗谷雪華

遅い

ｷﾝｯ

鬼

おいおい、先制攻撃は御法度だろ？

蕗谷雪華

それはお前の作法か？

鬼

さぁな

ｶﾁｬｶﾁｬ

蕗谷雪華

(力強い……)

鬼

しっかり刀を持っておかないと……

鬼

なｯｯｯ!!!!

ﾌﾞﾝｯ

蕗谷雪華

!!!!(ｸﾞﾗｯ

ｼｭ、ｸﾙｯ、ﾄﾝｯ

鬼

これは流石に受け身をとられるか

蕗谷雪華

ははっ、どんな馬鹿力だよ……

蕗谷雪華

てか今ので刀もよく折れなかったな

蕗谷雪華

序盤で折れてたら私は終わってたな

ﾄﾝｯ

鬼

ここは俺の所有地なのになんで勝手
に入りこむんだよ

蕗谷雪華

いや、こっちにも仕事というものがありまして

蕗谷雪華

まぁ仕事先がここなんですわ

蕗谷雪華

んで、私はここに配属された身です

鬼

……あぁ、なるほど、お前は
いわゆる……

鬼

雑用係か

蕗谷雪華

うーん……

蕗谷雪華

そうなります(？)

鬼

なるほどなぁ、お前も苦労してんだな

蕗谷雪華

そう見えます？

鬼

お前も俺と同じ境遇者だからわかるぞ

鬼

勝手に上が下に使命を与えて、
下は上に逆らえずに執行するんだよな

鬼

わかるぞ！底辺の気持ちは！

鬼

上はなんにもしない癖に命令だけを
与えて楽をしようとする！

鬼

''あの方"は別だけどなぁ

鬼

俺たちに自由を与えてくれる

鬼

生きる権利を与えてくれる、そこら辺
の意地汚い大人のやつとは大間違いだ

蕗谷雪華

……

蕗谷雪華

(この人……勝手に話を進めちゃってる)

蕗谷雪華

(もしかして私は相手からしては
とても可哀想なやつだと思われち
ゃってるのかな)

蕗谷雪華

(違うけどなぁ)

鬼

俺は上の命令に従うのはとても
嫌だったんだ、だが"底辺の人間"
の息子に産まれたのが俺の人生を
狂わせた

蕗谷雪華

ﾋﾟｸｯ……

鬼

俺の親も親だよなぁ、勝手に俺を産みや
がって、しかも貴族の息子ならまだしも
底辺の息子だｯｯ！

鬼

俺は生まれてからずっと苦しい
生活を送ってきたんだ、四六時中
問わずな

鬼

毎日重たい荷物を運ばされるわ
罵倒されるわ

鬼

うんざりな毎日だったよ

鬼

だがそんな毎日を"あの方"が
変えてくれたｯ！

鬼

俺にとっては神様だったよ！

鬼

意地汚いやつを皆殺しに
してくださったんだ！

鬼

俺はその時興奮しててとても
昂っていた

鬼

その時"あの方"が目の前に来て

？？

……

？？

ほうっ、お前、いい目をしてるな

？？

この状況でも絶望を感じないのか

？？

有難く思え、お前を殺さずに鬼に
してやろう

？？

お前を殺すのも勿体ない気がしてきたしな

やめてｯｯ！！

その子は殺さないで！！

？？

騒がしいな……

？？

案ずるな、こいつ''は"殺さない

ﾄﾞｭｼｭｯ

？？

直に鬼になるだろう

？？

知っているか？鬼になり始めた時は
理性など失う、目の前の血の滴る者
のまえではな

何を……言っているの？

？？

なんのためにお前らを残していたと
思っている？

こいつに……

鬼

まぁ、俺はその後の記憶は
曖昧だけどな

鬼

だがこれで俺は自由を与えられた、
不老不死だ

鬼

なんにも縛られずに生きていける
これ程嬉しいものはないだろう

鬼

そうだ、お前も俺と同じ境遇者だ

鬼

俺と共に鬼になろう

鬼

俺は優しいからな、お前みたいな
弱くて水簿らしいものをほおって
やらない

鬼

きっと"あの方''許してくれることだろう

鬼

お前は体格にも恵まれているなぁ

鬼

鬼になれば強くなれる

鬼

どうだ！いい提案だろう？

蕗谷雪華

そうだね、確かに鬼になれば永遠の
人生を送れる、歳もとらないから

蕗谷雪華

これほどにもない提案はすごく興味深い

鬼

そうだろう

蕗谷雪華

だから私はこの提案には……

お断りさせていただきます

鬼

……あ゛？

蕗谷雪華

永遠の時を得られる……これがどれほど
にもない最高なものだとは私は思うよ

蕗谷雪華

けど私は鬼には縋らない、そこまでして
私は人生を踏み外したくないから

蕗谷雪華

親からもらった大切な命、これは
お母さん達が頑張ってくれた証拠
なんだ

蕗谷雪華

この命は己自身で守る、今まで沢山
守ってきてもらった

蕗谷雪華

私にとって親は大切なんだ、かけがえのない

鬼

……それはお前の価値観だろ

蕗谷雪華

そうだね、これは私の価値観、人それぞれだよ

蕗谷雪華

けどあなたは私の意見をさっき聞いていた？

蕗谷雪華

私は別に上から使命を与えられても
何も不愉快には感じない、私は鬼殺
隊員だ、逆に誇らしく思える

蕗谷雪華

こんな私に任務を与えてくださる、
それは私の実力がその時の鬼との実
力と同等、もしくはそれ以上かもしれ
ないという判断

鬼

……

蕗谷雪華

あなたこそあなた自身の価値観で
喋っていたよね

蕗谷雪華

その中でも私は1番に腹が立った言葉があったよ

蕗谷雪華

「底辺の人間」

蕗谷雪華

お前は何を言っている？

蕗谷雪華

親に対して言うべきことなのか？

鬼

親は俺に何も恵んでくれなかったん
だよｯ、俺は何も間違ってはいねぇ

蕗谷雪華

産まれた環境が悪いが故に親の
せいにするのか？

鬼

俺は事実を言っているまでだ、
悪環境、差別、俺はそれをうけ
ながら生きてきたんだよ

蕗谷雪華

それはお前だけか？

蕗谷雪華

違うだろ、それは母親も父親も
そうだ

蕗谷雪華

自分だけが被害者じゃない

蕗谷雪華

自分だけ鬼になって……

鬼

それじゃあ俺はどうしてこうなった？
本当は人間のまま死んでいたのか？
そのままだったら俺は幸せを掴めたのか？

鬼

いいや違う、俺はあのまま生きていたら
いつかは死んでいる

鬼

俺は了承の上で鬼になったんだ
何も背負うものがなくなった

鬼

いつも邪魔だった両親はもうあの時
に死んでいる

鬼

気ままに生きれるんだ

鬼

お前もそうだろう？

鬼

お前からは俺と同じ匂いがする
両親を無くしてるな

鬼

よかったなぁ、お前も背負うものがなくなって

鬼

お前の両親もさぞかし意地汚いやつ
だったんだろう

蕗谷雪華

(……こいつは……本当に何を……)

蕗谷雪華

(……お母さん、お父さんが……邪魔？)

ﾋﾟｷﾋﾟｷﾋﾟｷｯ

蕗谷菫

雪華〜

蕗谷雪華(幼少期)

はーい！

蕗谷菫

あ！もう、またびしょ濡れで……

蕗谷雪華(幼少期)

えへへ

蕗谷雪華(幼少期)

ごめんなさーい

蕗谷菫

絶対思ってないでしょ

蕗谷菫

お父さんからも何か言ってあげて

蕗谷秋人

ははっ、雪華、女の子なんだから
髪は綺麗にしないとだめだぞ

蕗谷雪華(幼少期)

私髪綺麗にしなくてもいいもん！

蕗谷菫

だーめ、ほらちゃんと拭いて

ｺﾞｼｺﾞｼｯ

蕗谷雪華(幼少期)

んー

蕗谷菫

いずれ嫁ぐことになった時には
綺麗にしておかないと

蕗谷秋人

俺は雪華が嫁がなくてもいいけどなぁ

蕗谷菫

あなた？(ｺﾞｫｫ

蕗谷秋人

……ﾅﾝﾃﾞﾓｱﾘﾏｾﾝ

蕗谷雪華(幼少期)

嫁ぐってぇ？

蕗谷菫

旦那様と一緒になることですよ♪

蕗谷秋人

ﾌﾞﾌｩｯｯ！！

蕗谷秋人

ｺﾞﾎｯ

蕗谷雪華(幼少期)

一緒？

蕗谷菫

そう、一緒です♪

蕗谷雪華(幼少期)

へぇー、よく分からないけど
すごいんだねぇ

蕗谷菫

えぇ、それはとっても

蕗谷秋人

ま、まぁ、雪華はまだ気にしなくてもいいよ

蕗谷雪華(幼少期)

？わかった

蕗谷菫

まだ雪華には早いですからねぇ

蕗谷菫

大きくなった時に話しましょうか

蕗谷雪華(幼少期)

大きく……

蕗谷雪華(幼少期)

うん！したい！

蕗谷秋人

……まぁ、うん

蕗谷菫

いつか雪華もくる時がきますからね

蕗谷菫

その時の準備です

蕗谷秋人

…………

蕗谷雪華(幼少期)

お父さんがお母さんに怒られてションボリしてるー

蕗谷秋人

雪華〜、そんなこと言ったらだめ！

蕗谷雪華(幼少期)

(≧∇≦*)ｷｬﾊﾊｷｬﾊﾊ

ﾀﾞｯ

蕗谷雪華(幼少期)

逃げろ〜

蕗谷秋人

待て〜！

蕗谷菫

…………

蕗谷菫

雪華ぁ、あなたまだ髪が乾いてない
のに何をしてるんですか？

蕗谷菫

あなた、悪ふざけは程々に、ね？

ﾋﾟﾀｯ

蕗谷雪華(幼少期)

、ﾊｲ

蕗谷秋人

ｽﾐﾏｾﾝﾃﾞｼﾀｧ

蕗谷菫

全く……(´-ω-｀)ふー

蕗谷菫

お叱りですよ

蕗谷雪華(幼少期)

えぇー！それだけは嫌ー！

蕗谷秋人

そーだ！そーだ！

蕗谷菫

……

蕗谷雪華(幼少期)

……

蕗谷秋人

……

逃げるが勝ち！

ﾀﾞｯ

蕗谷菫

あ……

蕗谷菫

もう

蕗谷秋人

逃げるぞー！雪華！

蕗谷雪華(幼少期)

承知！

私は一度もお母さん達が邪魔だとは思ったことは無い

ここまで私を育ててくれたことに私は感謝している

それを……それを……

『さぞかし意地汚いやつだったんだろう』

もう……許せない、私の親を侮辱して……

流石の私も堪忍袋の緒が切れたよ

お前だけは

絶対に

地獄に送ってやる

ﾊﾟﾘﾝｯ

？？

……！

？？

(ビビが……入った……)

？？

(あいつにも負の感情が現れたか……)

？？

ﾌﾌｯ

？？

面白くなってきた……

雪華と桜華の物語

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1件

ごめんよぉ……琉絆の漢字が「琉輝」になってた……、久しぶりの投稿で頭がボケてきたわ、あと私呪術廻戦の物語作りたいって思ってるけど私は呪術廻戦のことあまり知らないんだよね……、でも書きたい、どうすればいいんだろ

あ

プロフィール

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雪華と桜華の物語

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