ペパー
俺は動揺しながらも、言葉を返した
ライ
彼女はにこっと笑みを浮かべ…返事をした
本当に、付き合ってくれるなんて…
思いもしなかった
しばらく…ライと話をしていると
キーンコーンカーンコーン…
食堂にチャイムの音が響き渡った
ライ
ライ
ペパー
彼女は悲しそうに俯いた
ペパー
俺の手はいつの間にか
ライの頭の上にあって…
くしゃくしゃと頭を撫でていた
ライ
するとライは驚いた様な顔をして…
こちらを見ていた
俺は、手だけではなく…
口まで勝手に動いていた
ペパー
ペパー
ライは再び笑を浮かべ…
“うん、!“
と、頷いた
俺達はそれぞれの教室へ向かった