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ジュダルの姉

第34話 - 34話

2025年12月02日

#ねたばれちゅーい

#マギ

#マギ夢小説

#ジュダル

#姉

凛🐶

ジュラル

で…でも、忙しいんじゃ…//

白蓮

四六時中は流石に無理だが、お前が自由に出来る間くらいは付き合ってやれるぞ笑

白雄

あぁ

白雄

俺達のしたいことだからな笑

白雄

だが、先程も言ったように

白雄

ジュラルの好きにしていいんだ

白雄

お前はどうしたい？

ジュラル

(…奴隷の私に…選択肢なんて…)

ジュラル

私は…その…許されるのなら…

ジュラル

お願い…したいです…//

白雄

笑

白蓮

笑

白蓮

もちろんだ笑

白雄

感謝する笑

ジュラル

(感謝なんて…私の方があるのに…)

ジュラル

…どうして

白雄

？

白蓮

？

ジュラル

どうして…こんなに良くしてくださるのですか…

ジュラル

私は奴隷なのに…

ジュラル

奴隷とは…怪我しても、死んでも…誰も興味なんて示さない…奴隷の考えも必要ない家畜同然の物なんでしょう…

ジュラル

煌帝国は奴隷制度もある国だから、皇子である貴方方も…奴隷は賛成なんでしょう…

白雄

そんなことは無い

ジュラル

…!!

白雄

奴隷であっても1人の人間だ

白雄

俺はどんな人間でも民として愛している

ジュラル

でも…

白雄

今、俺たちは吾や凱などの国々と戦っている

白雄

戦争を知っているお前ならば分かるだろう

白雄

戦争の悲惨、恨みや憎しみ

白雄

戦が続けば恨みが恨みを生む

白雄

だが、それは皆がそれぞれの正義のために戦っているからだ

ジュラル

…正義…？

ジュラル

私は…その正義とやらのために利用されて、こんな辛いことを経験せねばならぬのですか…っ

ジュラル

誰の正義かも分からないのに、私の意思なんて考えずに…

ジュラル

奴隷も兵士も、関係ないのに…っ

ジュラル

みんな苦しみながら死んで行ったのに…（涙目

白雄

…そうだ

白雄

それぞれが違う運命の下に生まれ、国があり、守るべきものがある

白雄

愛するものを踏みにじられれば恨みが生じる

白雄

お前も、俺や母上を恨んでいるだろうが、それは悪では無い

白雄

人間として当然の心なんだ

ジュラル

…!!

白雄

だが、このまま数多の国同士が争えば、天華の民は死に絶える…

白蓮

……

白雄

俺は、その連鎖を断ち切りたいのだ

白雄

三国を統一し、この天華から…世界中から戦をなくしたい

白雄

そのために、俺たちは戦っているんだ

白雄

奴隷制度も、そのためのもの

ジュラル

(…本当に、民や人を想っている…)

ジュラル

(真剣な目…)

白雄

いずれ国が統一するまで、我慢してもらうしか、出来ないんだ…っ

白蓮

だ、だが煌帝国の奴隷は5年務めあげれば解放され、虐待も法で禁じられているんだ…!!

白蓮

今の民を想っていないわけではないんだ…

ジュラル

でも私は…

白雄

どうして、良くしてくれるのかと聞いたな

白雄

お前は、組織の奴隷で、国の所有物ではないんだ…

白雄

だから、どんなことをされても法で守ることは出来ない…

ジュラル

そう…なんですね…

白雄

だから、俺個人として守りたかったんだよ笑

ジュラル

…っ!!///

白雄

完全に自由にすることは、今は無理だが

白雄

いずれ、必ず自由にしてやる笑

白雄

何年かかっても、解放するのが俺でなくとも

白雄

俺の身内か、俺の意思を引き継いだものがきっと、お前を助ける

ジュラル

…本当…ですか、？

白蓮

本当に決まってるだろ笑

白雄

俺は嘘はつかない笑

ジュラル

…ありがとう…ございます…泣//

白蓮

泣くな泣くな笑

白雄

笑

白雄

撫でる

白蓮

俺はただ単に、ジュラルが可愛いと思ったから気にかけてやりたくなっただけだけどな笑

ジュラル

…///

白雄

涙を拭う

白雄

何かあったら俺らに頼りなさい

白雄

まだ信用出来なくてもいい

白雄

いずれ蟠りが解ければいいと思う

白雄

俺たちはお前を傷つけるようなことはしない

白雄

完全に救ってやれぬことを恥じるが、出来る限り、お前を助けると誓う

白雄

それでも良いか…？

ジュラル

ｺｸ//

白雄

笑

白雄

ありがとう笑

白蓮

俺も！俺も誓うぜ！笑

ジュラル

はい笑//

白蓮

ﾜｼｬﾜｼｬ

ジュラル

白蓮

笑ったらもっと可愛いなぁ笑

ジュラル

ありがとう…ございます…//

白雄

(少しは心を開いてくれたか笑)

白蓮

俺らにもジュラルくらいの妹がいるんだが、それが可愛くってなぁ笑

白雄

末の弟も可愛い笑

白雄

今度紹介してやろう笑

白雄

まだ小さいが、優しい子だ笑

ジュラル

はい笑

白雄

それと従兄弟に年下の紅炎と紅明という者がいるのだが、どちらも聡明で賢い奴らで笑

白雄

紅炎は剣術に長けている

白蓮

紅明はとても賢いんだぞ笑

白雄

まだ幼いというのに煌帝国に尽くしてくれている

白雄

俺たちが教えられない時は紅炎に頼むとしよう笑

ジュラル

えっ…でも、私などに、そのようなことしてくれるでしょうか…

白雄

顔は怖いが、良い奴だ笑

白雄

真面目に教えてくれるよ笑

ジュラル

(優しい方なら良かった笑)

白雄

さぁ剣の修行といこうか笑

白蓮

あっ兄上俺が師範ですよ！

白雄

俺もジュラルの師になる

白雄

多い方がいいだろう笑

白蓮

ジュラル天才だな！✨️

白雄

あぁ飲み込みが早い笑

白雄

白蓮でもその歳でここまで出来なかったぞ笑

ジュラル

本当ですか？✨️

ジュラル

私、強くなれますか？✨️

白雄

あぁなれるよ笑

白蓮

抱っこ

白蓮

ジュラルは真面目で可愛いからな〜！笑

白蓮

高い高い〜笑

ジュラル

わわっ//

白雄

笑

ジュラル

お、重くないですか…？//

白蓮

このくらい軽いよ笑

白蓮

上から見たらさらに綺麗だろうここは笑

ジュラル

はい笑//

ジュラル

綺麗です笑

白蓮

この場所が気に入ってくれたら良かった笑

ジュダル

ジュラル

ジュダル様！

白蓮

降ろす

ジュラル

どうしてここが…

ジュダル

いないから探した

白雄

ジュダル…だったか

白雄

すまない

白雄

お前の部下を勝手に連れ出してしまって

ジュダル

別にいいぜ

ジュダル

ジュラル楽しそうだったし、俺居ない時に親父達がジュラルのこといじめるから

ジュダル

お前らと一緒の方がいいだろうし

ジュラル

ジュダル様ぁ…//

白雄

ほう

白蓮

良い奴だな笑

白蓮

神官殿は笑

白蓮

ちっこいのに

ジュダル

ちび言うな！‪💢

ジュダル

帰ろうぜジュラル

ジュラル

はいジュラル様

白雄

待て

ジュダル

？

白雄

ジュラルは先に行っててくれないか？

ジュラル

はい

ジュダル

なんだ？

ジュダル

俺はお前のマギにならねぇぞ

白雄

いや、それはいい

白雄

ジュラルは好きか？

ジュダル

？

ジュダル

あぁあいつは俺の事分かってくれるし料理も美味ぇし、俺だけの味方だからな

白雄

そうか笑

白雄

ジュラルを大切に想っているなら、あの足枷はとった方が、ジュラルのためにも、この城の雰囲気にもいいと思うがどうだろうか

ジュダル

それは俺も思ったんだけどよぉ

ジュダル

ジャラジャラうるせぇし、ジュラルも動きにくそうだし

ジュダル

でも奴隷は奴隷の服着るか、枷か首輪つけねぇといけねぇんだろ？

ジュダル

あの服はだせぇし、ジュラルは俺の選んだ服着せたいから足枷は絶対なんだよ

白雄

それはこの国のルールだろう？

白雄

ジュラルはそのルールの範囲外だ

ジュダル

そうなのか？

白雄

あぁ

白雄

だから神官殿ほどの発言力があれば、ジュラルは好きにできるはずだ笑

ジュダル

確かにな！笑

ジュダル

俺親父達に言ってくる！笑

白雄

あぁ笑

白蓮

あの2人、よく似てますよね

白雄

姉弟なんじゃないか？

白雄

ジュラルが主を好きな理由に説明が着く

白蓮

一理ありますね笑

白雄

俺の発言より神官殿の方が有効だと見てああ言ってみたが、

白雄

少しでもジュラルの気持ちが楽になれば良いのだが

白蓮

そうですね

書物庫

ジュダル

白雄

神官殿

白雄

どうした？

ジュダル

俺玉艶に用あるからジュラル頼む

ジュラル

………

紅炎

(玉艶様が引き連れてきた神官のマギとその奴隷か)

白雄

あぁ笑

白雄

枷は外したんだな笑

ジュダル

親父達には色々小言言われたが、全部無視して無理やり外した笑

白雄

そうか

白雄

だが、反発しすぎるとその鬱憤がジュラルにむくこともあるやもしれぬ

白雄

気をつけてくれ

ジュダル

ふーん

ジュダル

分かった

ジュダル

じゃ俺の代わりにジュラル守っとけよー

白雄

任せておけ笑

紅炎

(白雄殿になんという口の利き方を‪💢)

白雄

さて

白雄

ジュラル起きなさい

ジュラル

……ﾊｯ

白雄

ここが何処か分かるか？

ジュラル

…何処ですか？ここ

ジュラル

いつもは外なのに

白雄

神官殿がここまで連れてきてくれたんだ

ジュラル

ジュダル様が…笑//

白雄

笑

白雄

ちょうどいい

白雄

紹介するよ

白雄

練紅炎

白雄

俺の従兄弟だ笑

紅炎

練紅炎だ

ジュラル

ジュ…ジュラルですっ

ジュラル

拱手

ジュラル

(顔怖い…)

ジュラル

…!!

ジュラル

足枷が…ない

ジュラル

足枷がないです！白雄様！

ジュラル

わ、私が知らぬ間に壊してしまったのでしょうか💦

ジュラル

どうしましょう怒られてしまいます💦

白雄

はは笑

白雄

安心しなさい笑

白雄

君の主が外してあげたんだ笑

白雄

ずっと足枷を付けたままでは不憫だろうとね

ジュラル

そ…そうなんですね…//

紅炎

(なんだこいつ、先程までとは偉い違いだ)

白雄

ジュラル今日は剣術の修行はやめにしよう

ジュラル

え…

紅炎

この者に、白雄殿直々に教えを？

白雄

あぁ白蓮と共にな

紅炎

それほどの価値がこの者にあるとは思えませんが

ジュラル

…、

白雄

そう言うな紅炎

白雄

ジュラルは才能があるぞ笑

白雄

いずれお前に並ぶ剣士になるほどにな笑

紅炎

…!!

紅炎

そうですか

白雄

俺が居ない間はお前に師を頼もうと思っている

白雄

仲良くしてくれ笑

紅炎

(仲良く…？)

ジュラル

(仲良く、？)

次回♡34

ジュダルの姉

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