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殺人ゲーム(コンテスト挑戦)

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殺人ゲーム(コンテスト挑戦)

1 - 殺人ゲーム(コンテスト挑戦)

♥

2,019

2019年09月29日

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冷夏(レイカ)

うんうん、それで?

冷夏(レイカ)

え?

冷夏(レイカ)

あはは、なにそれヤバ〜

冷夏(レイカ)

え?私?

冷夏(レイカ)

私はー

私は冷夏(れいか)。 16才。 今は親友の夏海(なつみ)と 電話してるの。 え?何でかって? 決まってるでしょ? 暇だから。

冷夏(レイカ)

そうだ、この前さ

夏海(ナツミ)

ん?

冷夏(レイカ)

丸天莫迦さんの小説読んでたんだけど

夏海(ナツミ)

あー、『まるでバカ』でしょw

冷夏(レイカ)

そうそう、前に、めっちゃ変な名前だーって言ってたあの人

冷夏(レイカ)

気になって試しに本を読んでみたの

冷夏(レイカ)

そしたら凄く面白くって

夏海(ナツミ)

へぇ〜

夏海(ナツミ)

どんな話?

冷夏(レイカ)

えっと、とある記憶のない学生が殺人ゲームに巻き込まれて

冷夏(レイカ)

結局黒幕は自分自身だったって話

夏海(ナツミ)

なにそれー

冷夏(レイカ)

ヒロインが実は自分のお姉ちゃんで

冷夏(レイカ)

昔、主人公とヒロインは親を殺されてたの

冷夏(レイカ)

それで、復讐のゲームを始めたってわけ。

夏海(ナツミ)

めちゃくちゃネタバレするねw

冷夏(レイカ)

あ、ごめん

夏海(ナツミ)

いいよいいよ、どうせ読むつもりないからさ

冷夏(レイカ)

そっかー

冷夏(レイカ)

私はもっと莫迦さんの作品を読むつもりだよ

夏海(ナツミ)

えぇ〜、私はネットの小説で充分だよ〜

冷夏(レイカ)

ネット?

夏海(ナツミ)

え?知らない?TERAってアプリ

冷夏(レイカ)

寺?

夏海(ナツミ)

そ、テラーってのもあるらしいけどねー

夏海(ナツミ)

テラの方がずっと良いんだ〜

冷夏(レイカ)

ふ〜ん

夏海(ナツミ)

あ、お母さんが呼んでる

夏海(ナツミ)

今日は映画見に行くんだ〜

冷夏(レイカ)

あっ、そうなの?

冷夏(レイカ)

ところで、なんの映画?

夏海(ナツミ)

えっと『死の三日間』

冷夏(レイカ)

あー、あのめっちゃ怖いやつ?

夏海(ナツミ)

そうそう!

夏海(ナツミ)

じゃ、そろそろ切るね!

冷夏(レイカ)

オッケー!

夏海(ナツミ)

じゃ!また明日も電話するね!

ピッ

冷夏(レイカ)

ハァ…

冷夏(レイカ)

暇だなぁ

実は、今夏休みなんだ。 でも、課題は全部終わったし お母さんは『仕事仕事』で 全然外に連れて行ってくれないんだよね〜

冷夏(レイカ)

そうだ!

冷夏(レイカ)

本屋さんに行こうっと

冷夏(レイカ)

また莫迦さんの本を買おう!

テクテク…

冷夏(レイカ)

あ〜、なんにしようかな…

冷夏(レイカ)

『蜂蜜熊さん』と『秋の葉』、どっちにしよう

ドンッ!

冷夏(レイカ)

いたた…

冷夏(レイカ)

あっ!ご、ごめんなさい…

人にぶつかっちゃった! どの本を買おうかと 考えるのに夢中で 前を見るの忘れちゃってた… 相手の男の人…怒ってないかな

???

…君

冷夏(レイカ)

…え?

???

莫迦のファンなんだね?

冷夏(レイカ)

え、あ、はい!

???

それは嬉しいなぁ

冷夏(レイカ)

…え?

莫迦

私が丸天 莫迦だよ

冷夏(レイカ)

えぇぇぇ!!

冷夏(レイカ)

ウソ!本当に!?

莫迦

あぁ、そうとも

ふっくらした顔の 優しそうなおじさん。 それが第一印象。 これって運命かも…!

冷夏(レイカ)

あのっ!私、貴方の大ファンで!

莫迦

あぁ、その顔を見たらわかるよ

冷夏(レイカ)

貴方の書く小説がホントに好きなんです!

莫迦

それはそれは…

莫迦

…!

莫迦さんは 何か思いついた用な顔をすると 私に優しい笑顔を向けた

莫迦

君…

莫迦

私が素晴らしい小説を書くために、手伝いをしてくれないか

冷夏(レイカ)

えぇっ!?

ウソ!ウソ! それってアシスタントをするって ことよね? 夢みたい!

冷夏(レイカ)

ホントに良いんですか!?

莫迦

あぁ。

冷夏(レイカ)

えっと…!私、やります!!

莫迦

そうか、良かった

そう言うと 莫迦さんは誰かに電話をかけた。

莫迦

しばらくここで待っててね

莫迦さんが何処かに行くと 黒い高級車がやってきて スーツの人が降りてきた。 その人は私に近づいてくると… 私の意識はそこで途絶えた

冷夏(レイカ)

いたた…

頭が痛い…。 ここに来る前のことを 思い出そうとすると 頭が割れそうに痛んだ。

???

よ、良かった…気がついたみたいです

冷夏(レイカ)

ここ…は…?

???

ごめんなさい…私達にも分からなくて

冷夏(レイカ)

うぅ…

頭を抑えながら立ち上がると 目の前の女性の姿が ハッキリ見えた。 他にも何人か人がいる。 ざっと数えて…9名ぐらい。

???

えっと…全員目を覚ましましたし

???

自己紹介から始めませんか?

青藍(セイラ)

私は青藍(セイラ)といいます。

目の前にいた女性が 胸に手を当てて 名前を言った。

青藍(セイラ)

えっと…ここが何処かは分かりませんが…変わったことなら一つ…

青藍(セイラ)

カバンの中に、見覚えのないネックレスがありました…

冷夏(レイカ)

…!

そういえば私のショルダーバッグが やけに重い。 中を覗いてみると 分厚い小説が入っていた。

翔太(ショウタ)

えっと…僕は翔太(ショウタ)です

翔太(ショウタ)

僕のリュックには、空の瓶が入ってました…

アリス

私はアリスでス…

アリス

外国からやってきましタ…

アリス

私のポケットには、赤い指輪ガ…

鈴音(スズネ)

アタシは鈴音(スズネ)…

鈴音(スズネ)

アタシのカバンには、薔薇の模様が描かれたツケヅメが入ってたよ…

雷斗(ライト)

俺は雷斗(ライト)…

雷斗(ライト)

俺の部活用のバッグ、中身がなくなってて…

雷斗(ライト)

代わりに6って描かれた玉が…

翔太(ショウタ)

あ…それはビリヤードのボールですね…

雷斗(ライト)

……

ローズ

私はローズ

鈴音(スズネ)

え?

鈴音(スズネ)

それ本名?

ローズ

…?そんなわけ無いでしょう?

ローズ

こんな状況なのに本当の名前なんて、言うわけございませんわ

ローズ

それから、バッグにはドライフラワーが入った袋がありましたわ

蘢威(ルイ)

僕は蘢威(ルイ)…

蘢威(ルイ)

リュックサックにはおもちゃのナイフがあったよ…

三郎(サブロウ)

わ、我はサブロウでござる

三郎(サブロウ)

えっと…世にいうアニオタでござる

三郎(サブロウ)

バッグには魔法少女みゅんみゅんのフィギアがあったでござる…

鈴音(スズネ)

うっわキモ…(折角イケメンなのに)

三郎(サブロウ)

えぇ…酷いでござる

鈴音(スズネ)

こっち寄んなデブ!

三郎(サブロウ)

ヒィ…太ってないのに…

奏音(カナト)

我は堕天使、聖人(救世主)なり…

奏音(カナト)

この闇の器には漆黒のベールが…

鈴音(スズネ)

真面目にやって

奏音(カナト)

あ…すいません…奏音(カナト)です…

奏音(カナト)

バッグには黒い布が入ってました…はい…

冷夏(レイカ)

えっと…私は冷夏

冷夏(レイカ)

私のカバンには小説が入ってた…

冷夏(レイカ)

えっと…作者は…

冷夏(レイカ)

……!!!

青藍(セイラ)

どうしたんですか?

青藍さんが本を覗き込んできた。 みるみる顔が青ざめる。

青藍(セイラ)

あ…

翔太(ショウタ)

それ…『百年の呪い』じゃないですか?

鈴音(スズネ)

それってさ、作者は確か…

アリス

丸天 莫迦さン…

雷斗(ライト)

お、おい…そいつって

ローズ

あら、皆さんの共通点が見つかったようですわね

蘢威(ルイ)

…そうみたいだね

三郎(サブロウ)

皆、彼にあったんでござるか?

皆顔を見合わせると 深く頷いた。

三郎(サブロウ)

実は…偶然彼に会ってからの記憶がないんでござる…

三郎(サブロウ)

そして目を覚ましたらここに…

蘢威(ルイ)

犯人は丸天 莫迦で決まりか…

ローズ

私は彼の大ファンでしたのに…

鈴音(スズネ)

あっ、アタシも

アリス

私もでス…

翔太(ショウタ)

僕も…

青藍(セイラ)

…皆さん、彼にアシスタントになるか聞かれてここに来たんですね…?

皆頷いた。

翔太(ショウタ)

で、でも、ここで何をすれば…?

奏音(カナト)

我の力を開放し、この常闇から哀れな人間を救い出…

蘢威(ルイ)

さぁ、わかりませんね…

奏音(カナト)

(スルーされた…)

冷夏(レイカ)

(怖い…一体どうしたら良いの…)

クルックルッ… ガチャ…ピー… ガタガタガタ!

ローズ

な、なんですのっ!?この機械音は!

機械音が鳴り響くと どこからか 猫の鳴き声がして… 頭が黒猫の 人間?が立っていた

青藍(セイラ)

ヒィ…!

翔太(ショウタ)

な、なんですか、アレ!

アリス

猫人間…!

三郎(サブロウ)

こっ、怖いでござるぅぅ!

冷夏(レイカ)

……!

ルックア

ハァーイ!皆さん!コンニチハ!

奏音(カナト)

しゃっ、喋った…!?

ルックア

私はルックア!このゲームの司会者デース!

ローズ

げ、ゲーム…

ルックア

これから皆さんには…

ルックア

“殺人ゲーム”をしてもらいマース!

鈴音(スズネ)

さっ、殺人!?

冷夏(レイカ)

そっ、そんなことするわけーー

ルックア

オヤァ?ここから出たくないんデスカァ?

三郎(サブロウ)

……え?一体どういう…

ルックア

…ニタァ

ルックア

それじゃあ、ルール説明をしてあげましょうネ!

ルックア

ルールは簡単デス!

ルックア

皆さんには、殺人or推理をして頂きマース!

ルックア

最もポイントが高い者が勝者デース!

翔太(ショウタ)

ポ、ポイント?

アリス

そ、そもそも、ここにいるみなさんが、好き好んで人を殺すと思いマスカ!?

ルックア

ハイ!

ルックア

人を殺したら3ポイント
推理をして、犯人を当てたら2ポイント
人を殺して、誰にもバレなければ100ポイント!

ルックア

誰かが人を殺さないと、ここから出られないんでスヨ…ニタァ

三郎(サブロウ)

そ、そんな、あんまりでござる!

ルックア

どんどん殺していくもよし、誰かが殺すのを待って、推理していくのもよし!

ルックア

最初に殺した方が、有利でしょうネ!

ルックア

それでは、このドアを開いたら、ゲームスタートデス!

さっきは 薄暗くて見えなかったが ルックアが指さした場所は ライトアップされていて 茶色いドアがハッキリと 見えるようになっていた。

冷夏(レイカ)

(進むしかなさそう…)

冷夏(レイカ)

(どうしてこんなことになったんだろう…)

冷夏(レイカ)

(お母さん…夏海…会いたいよ)

冷夏(レイカ)

(…………)

三郎(サブロウ)

…ここは…リビングでござるか

蘢威(ルイ)

向こうにキッチンがあったよ

ローズ

食べ物と水は冷蔵庫にたっぷりありましたわ

奏音(カナト)

我等が生き延びるには充分だ…まぁ、我は人ではない者…食事は必要ないg

鈴音(スズネ)

あっそ、ならあんたはご飯無しね

奏音(カナト)

う、嘘です…ごめんなさい…

冷夏(レイカ)

えっと…どこで寝たら良いんだろう

ルックア

こっちですヨ〜!

冷夏(レイカ)

うわっ!?

翔太(ショウタ)

ビックリしました…

鈴音(スズネ)

急に現れんなよ!

ルックア

ついてきてくださいネ?トイレやお風呂にも案内しますからネ!

青藍(セイラ)

うぅ…

ルックア

ここが女性方の部屋デスヨ!

冷夏(レイカ)

広い…

青藍(セイラ)

これは…二段ベッド

鈴音(スズネ)

あ、アタシ二段ベッドが良い!

青藍(セイラ)

…なら、私はこちらの一人用ベッドにしておきますね

鈴音(スズネ)

ねぇねぇ、冷夏ちゃん…だっけ?

冷夏(レイカ)

う、うん

鈴音(スズネ)

上と下、どっちが良い?

冷夏(レイカ)

えっと…

冷夏(レイカ)

(上の方が安全そう…私を殺そうとしてる人が来ても梯子を登る音が聞こえるはずだから…)

冷夏(レイカ)

じゃ、じゃあ上で

鈴音(スズネ)

オッケー!

この後も、トイレや お風呂など 生活に欠かせない部屋のみ 案内してもらった。

ルックア

他の所も案内したら、ヒントやらが見つかっちゃいますからね〜♪

冷夏(レイカ)

(ヒント…ね)

冷夏(レイカ)

こんな部屋まであるんだ…

青藍(セイラ)

不思議ですね…

私達は、二人組に分かれて 探索することになった。 二人なら、もう一人が狙われたときも 直ぐに対処できるからだ。 私は青藍さんとペアになった。

青藍(セイラ)

………!

冷夏(レイカ)

あれ…今誰か通った?

青藍(セイラ)

あっ…すみません、お手洗い行ってきていいですか…?

冷夏(レイカ)

あ、良いですよ

タッタッタッ…

青藍(セイラ)

ごめんなさい、おまたせして

冷夏(レイカ)

全然、大丈夫です

青藍(セイラ)

…莫迦さんは何が目的なんでしょうか…

冷夏(レイカ)

…私達の行動をもとにストーリーでも書くんじゃないですか?

青藍(セイラ)

頭がどうかしてますね…

冷夏(レイカ)

莫迦さんの作品って、やけにリアリティがあるな…と思ってたんです

冷夏(レイカ)

…………!

青藍(セイラ)

何かあったんですか?

冷夏(レイカ)

これ……

青藍(セイラ)

…かなり前に使われたみたいですね

青藍(セイラ)

ちょうど…三ヶ月前ぐらいに

冷夏(レイカ)

え…なんで分かったんですか

青藍(セイラ)

…実は、お父さんが検察官で…なんとなく分かるんですよ

冷夏(レイカ)

検…察…?

青藍(セイラ)

…事件の現場なんかで活躍するんですよ

青藍(セイラ)

色々教えてもらいました…えっと…銃の使い方なんかも…

冷夏(レイカ)

銃?検察官なのに?

青藍(セイラ)

いえ…銃を教えてくれたのは母です…母は警察官なんです

青藍(セイラ)

でも、私はピアニストになりたいんです、ホントは…

冷夏(レイカ)

そうなんですか…

冷夏(レイカ)

えっ…じゃあ…

青藍(セイラ)

はい、ピアノ、弾けるんですよ

冷夏(レイカ)

凄い…!

冷夏(レイカ)

えっと…あ!

教室の隅っこに オルガンがあった。 ピアノとはまた違うけど あまり違いはないだろう。

冷夏(レイカ)

ごめんなさい、こんなときに頼むことじゃないと思うんですけど…

青藍(セイラ)

え…?

青藍(セイラ)

あぁ…なるほど…良いですよ

美しい音が響く。 思わず殺人ゲーム中なのを 忘れそうだった。 演奏が中盤に入ったとき 叫び声が響いた…

???

キャァァァァァ!!

青藍(セイラ)

……!?

冷夏(レイカ)

せ、青藍さん…

青藍(セイラ)

…えぇ、行きましょう…!

冷夏(レイカ)

うっ………

部屋に入った瞬間 嫌な匂いが鼻に入る。 鉄臭い…… 血の匂いだ。

青藍(セイラ)

っ……!

少し先に入った 青藍さんが 口に手を当てた。 そして、すぐに私の目を 手で覆った。

青藍(セイラ)

み、見ちゃだめ!

青藍(セイラ)

早く出ましょう…

冷夏(レイカ)

…え…は、はい

冷夏(レイカ)

………

リビングには人が集まっていた。 皆、殺人が起きたことについて 話し合っている。 ……あれ? 奏音君がいない…

三郎(サブロウ)

か、奏音が死んだ…?

鈴音(スズネ)

アタシがついたときには…もう…

冷夏(レイカ)

じゃあ…さっきの叫び声は…鈴音さん?

鈴音(スズネ)

そ、そうよ…

青藍(セイラ)

えっと…奏音君と組んでたのは誰でしたっけ…

鈴音(スズネ)

あ、あたしだよ…?

翔太(ショウタ)

…組んでたのも、第一発見者も鈴音さん…か

鈴音(スズネ)

何よ!?アタシのこと疑ってるわけ!?

雷斗(ライト)

…そ、そういうわけじゃないけどさ

ローズ

でも…やっぱり貴方が一番疑いをかけられる人物ですわよ

鈴音(スズネ)

ハァ!?わけ分かんない!

鈴音(スズネ)

大体ね!アタシはあいつと別れて行動してたの!

鈴音(スズネ)

アイツと一緒にいたら苛つくし…!

蘢威(ルイ)

…確かに、鈴音さんが一人で行動してたのを見たよ

アリス

ふむ…誰が犯人なんでショウカ…

青藍(セイラ)

でも…鈴音さんが別れてなかったら、奏音君は死んでなかったかも…

鈴音(スズネ)

ぐっ……

鈴音(スズネ)

で、でも!アタシが別れなかったとしても、誰かは死んでた!

鈴音(スズネ)

アタシのこと責めないでよね!悪いのは犯人なんだから!

雷斗(ライト)

た、確かに…

ローズ

…そうね、まずは証拠集めしないと

三郎(サブロウ)

う、動きたくないでござる…

ルックア

そこは安心してくだサイ♪

冷夏(レイカ)

うわっ!?

ルックア

ククク、流石に慣れたかと思ったのですガ…

ルックア

一日に死んでいいのは二人だけデス♪

ルックア

被害者と、疑われた人物

ルックア

つまり、一日一回殺人事件…ってわけデス♪

三郎(サブロウ)

な、なるほど…

冷夏(レイカ)

つまり、今日は私達は死なないわけね

ルックア

物分りが早くて助かりマス♪

ルックア

それでは、証拠を集めたら、私にお声掛けクダサイ!

ルックア

全員集まったら、裁判を開始シマス!

蘢威(ルイ)

さ、裁判…

ルックア

あ、後…

ルックア

“他の人物の荷物を見る”のは許可シマス♪

鈴音(スズネ)

ハァ……

冷夏(レイカ)

す、鈴音さん…?

鈴音(スズネ)

ヒッ……!

鈴音(スズネ)

あ、れ、冷夏ちゃんか…

冷夏(レイカ)

え、えと…大丈夫?

鈴音(スズネ)

へ、へーきへーき!

鈴音(スズネ)

あ、あと、鈴音さんじゃなくて、鈴音ちゃんで良いんだよ?

鈴音(スズネ)

アタシ達、年が近いみたいだし

冷夏(レイカ)

わ、わかった

鈴音(スズネ)

………ねぇ

鈴音(スズネ)

冷夏ちゃんは信じてくれるよね!?アタシはやってないって!

冷夏(レイカ)

……うん

鈴音(スズネ)

あぁ…よ、良かった…

鈴音ちゃんは 疲れてるみたい… それもそうか 人が死んでるのを見て それで疑われてるんだから

冷夏(レイカ)

あ、そうだ…

冷夏(レイカ)

鈴音ちゃん、奏音君は、なんで死んだと思う…?

鈴音(スズネ)

え…?そ、そりゃ…

鈴音(スズネ)

“刺されて”死んだんじゃないかな…

冷夏(レイカ)

どうしてそう思うの?

鈴音(スズネ)

えっ…えっと…

鈴音(スズネ)

アイツのお腹から、血が出てて…

鈴音(スズネ)

一箇所から血が出てたから、多分刺されたんだと思うんだ…

冷夏(レイカ)

なるほど…

まずは凶器を探さなきゃ… “ナイフ”か… もしくは なにか“尖ったもの”…

冷夏(レイカ)

ナイフ…あっ…

冷夏(レイカ)

確か…蘢威君が“おもちゃのナイフ”を持ってるって言ってたよね…

鈴音(スズネ)

あっ…あと、翔太君が、空の瓶を持ってるって言ってたよ…

鈴音(スズネ)

割ったら凶器になるんじゃないかな…

冷夏(レイカ)

うん…怪しいのはこの二人かな

鈴音(スズネ)

で、でもさ、よく考えて見てよ

鈴音(スズネ)

皆、推理小説のファンだよ?

鈴音(スズネ)

刺すだけなんて…なんだか単調じゃない?

鈴音(スズネ)

例えば…何か別のもので殺したあとに、刺殺したように見せかけたとか…

冷夏(レイカ)

あ…なるほど…

冷夏(レイカ)

う〜ん…

鈴音(スズネ)

ま、悩んでもしょうがない…

鈴音(スズネ)

まずは、あの二人を調べよう

鈴音(スズネ)

アタシは翔太君を調べる

冷夏(レイカ)

オッケー…じゃあ私は蘢威くんを

二人で顔を見合わせて頷く。 これで犯人が鈴音ちゃんだったら… …そのことは考えないでおこう

鈴音(スズネ)

ここが男子部屋…

冷夏(レイカ)

あ…あれが二人のリュックじゃないかな

鈴音(スズネ)

…よし、行こう 

部屋の隅っこにある 蘢威君のリュックを探る。 …あれ? “おもちゃのナイフなんて 入ってない”!!

冷夏(レイカ)

鈴音ちゃん!

鈴音(スズネ)

ど、どうしたの!?

冷夏(レイカ)

み、見て…

鈴音(スズネ)

ん…?

鈴音(スズネ)

!?

冷夏(レイカ)

これ…銃だよ…

鈴音(スズネ)

まさか…本物?

冷夏(レイカ)

…うん…

レボルバー式の銃だ。 確かネットにのってた画像はこんなんだったはず。 確認すると、 中に何か入っている… 多分弾だ。

冷夏(レイカ)

多分本物だよ…

鈴音(スズネ)

そ…そうか…

鈴音(スズネ)

ナイフで刺したと思ってたけど…銃で撃っても傷口を見ない限りはどちらかわからない…

冷夏(レイカ)

で…でも、ちょっと待って

冷夏(レイカ)

瓶はどうだった?

鈴音(スズネ)

えっ…えっと…

鈴音(スズネ)

はい…

冷夏(レイカ)

割れてないね…

冷夏(レイカ)

じゃあ、蘢威くんが銃を使ったのかな…

鈴音(スズネ)

でもさ、銃なんて、素人に使えるのかな?

冷夏(レイカ)

確かに…

冷夏(レイカ)

……!!

“銃の使い方を親に教えて貰った” のは…   青藍さん……

冷夏(レイカ)

でも…そんな、まさかね…

鈴音(スズネ)

…え?目星がついたの?

冷夏(レイカ)

うん……実は……

鈴音(スズネ)

そうだったんだ…

鈴音(スズネ)

でも…これだけじゃ、まだ確実な証拠とは言えないよね…

冷夏(レイカ)

うん……

冷夏(レイカ)

…あれ?これ…

冷夏(レイカ)

この銃、少し錆びてる…?

鈴音(スズネ)

え…?銃って錆びないんじゃ…

冷夏(レイカ)

ううん、この銃…防錆処理がされてないよ…

鈴音(スズネ)

えっと…つまりどういうこと?

冷夏(レイカ)

処理がされてない銃は、素手で触ると、直ぐに錆びちゃうんだよ…

鈴音(スズネ)

ふ〜ん…

冷夏(レイカ)

これ…手形に錆びてる…?

鈴音(スズネ)

え、そんなことあり得る?

冷夏(レイカ)

…分かんないよ…

冷夏(レイカ)

あ…これ!

防錆処理がされてないのは 引き金の部分だけだ!

冷夏(レイカ)

引き金の部分以外は黒いでしょ?

鈴音(スズネ)

うん

冷夏(レイカ)

つまり、引き金の部分だけ処理がされてない…

冷夏(レイカ)

手形に錆びるのもありなんじゃないかな…

鈴音(スズネ)

なるほどね!

鈴音(スズネ)

う〜ん…この手型さ…

鈴音(スズネ)

“男にしてはゴツゴツしてない”っていうか…

鈴音(スズネ)

女っぽい?感じなんだよね…

冷夏(レイカ)

え、なんでわかるの?

鈴音(スズネ)

アタシさ、友達にネイルとかしてあげてるんだけど

鈴音(スズネ)

えっと…あの…

鈴音(スズネ)

心が女の子で、体は男の子…の友達がいるんだよね

鈴音(スズネ)

その子にもネイルをしてあげてるから、男の手と女の手の違い、なんとなく分かって…

冷夏(レイカ)

…へぇ

鈴音(スズネ)

つまり、犯人は“女の誰か”ってわけ…

冷夏(レイカ)

なら、ますます青藍さんが怪しいよ…

鈴音(スズネ)

もっと決定的な証拠を探さないと…!

冷夏(レイカ)

あっ…そういえば…

冷夏(レイカ)

青藍さん…手袋持ってなかった?

鈴音(スズネ)

あ…そういえば…

鈴音(スズネ)

白いゴム手袋みたいなの持ってたね

冷夏(レイカ)

(流石は検察官の娘…)

冷夏(レイカ)

自分の手の大きさに合った物を使ってるはずだから…

鈴音(スズネ)

よし…女子部屋に戻ろう!

冷夏(レイカ)

あ、銃は持ってた方が良いかな

鈴音(スズネ)

証拠は大事だからね

錆びた銃を ショルダーバッグに しまった!

冷夏(レイカ)

よし…女子部屋に行こうか

プルル…プルル…

夏海(ナツミ)

もしもーし

夏海(ナツミ)

あれっ?おかしいなぁ…

夏海(ナツミ)

なんで冷夏出ないんだろう…

夏海(ナツミ)

あっ、もしかして、親にスマホ没収されたとか?

夏海(ナツミ)

もう…家に見に行くしかないか

夏海(ナツミ)

冷夏ー!冷夏ー!

ピンポーン

夏海(ナツミ)

あれ〜?出かけてるのかな…

夏海(ナツミ)

おーい!れーいーかー!

おばさん

あら、夏海ちゃん

夏海(ナツミ)

あっ…こんにちは

おばさん

冷夏ちゃんに用事?

夏海(ナツミ)

…はい

おばさん

いや〜、実は昨日から見かけてないのよ

おばさん

旅行にでも行ったんじゃないかしら…?

夏海(ナツミ)

そっか〜…

夏海(ナツミ)

今日は帰ります

おばさん

気をつけて帰るのよ

夏海(ナツミ)

はい

再び冷夏Side

冷夏(レイカ)

あれかな…

鈴音(スズネ)

あれだね…

冷夏(レイカ)

……ゴソゴソ

冷夏(レイカ)

あった……

鈴音(スズネ)

Mか…Lかな

冷夏(レイカ)

ちゃんと警察用のなのかな…?

鈴音(スズネ)

それは関係ないでしょ…

鈴音(スズネ)

さ、銃を貸して

ピタ…

冷夏(レイカ)

あっ…

鈴音(スズネ)

ビンゴ!ピッタリね…!

冷夏(レイカ)

じゃあ…やっぱり犯人は…

青藍(セイラ)

あら、二人共

青藍(セイラ)

何してるんですか?

冷夏(レイカ)

え!?いや…

鈴音(スズネ)

何も…!

青藍(セイラ)

…ふ〜ん、そうですか

冷夏(レイカ)

は、はい!

青藍(セイラ)

そろそろ裁判に行きませんか?

青藍(セイラ)

皆さん揃ってますよ

冷夏(レイカ)

あ、そうですか!

冷夏(レイカ)

ほ、ほら、行こう!

鈴音(スズネ)

え?あ、うん…!

翔太(ショウタ)

…全員揃いましたね

雷斗(ライト)

…何分待たせるんだよ

ローズ

では…裁判を始めますか?

三郎(サブロウ)

そうしようでござる

アリス

…怖いデス

ルックア

それでは、裁判を始めます!

裁 判 開 始

翔太(ショウタ)

僕はやっぱり鈴音さんが怪しいと思うな…

鈴音(スズネ)

え!?アタシ!?

翔太(ショウタ)

だって、一緒に行動してたのも鈴音さんで、第一発見者も鈴音さんって…

翔太(ショウタ)

一番怪しいよ

ローズ

私もそう思いますわ

蘢威(ルイ)

僕もかな…

三郎(サブロウ)

わ、我は分からんでござる…

冷夏(レイカ)

私は………

冷夏(レイカ)

……

冷夏(レイカ)

……青藍さんが怪しいと思う

青藍(セイラ)

え!?

翔太(ショウタ)

どうしてそう思ったんですか?

冷夏(レイカ)

えっと…

冷夏(レイカ)

死体を見る限り、刺されて死んだように見えるんだ…

アリス

確かに…血は一箇所から出ていまシタ…

青藍(セイラ)

そっ、それが私にどう関係するんですか?

冷夏(レイカ)

でも…

冷夏(レイカ)

多分、奏音君は銃で撃たれて死んだんだと思うんだ…

三郎(サブロウ)

え?どうしてでござる…?

冷夏(レイカ)

この場所にある凶器は、翔太君が持ってた瓶、蘢威くんのおもちゃのナイフぐらいなんだよね…

蘢威(ルイ)

おもちゃとは言っても、思いっきり突き刺せば人も殺せそうだったよ…

冷夏(レイカ)

本当に?

蘢威(ルイ)

え…!?

冷夏(レイカ)

蘢威くんのリュックには…

冷夏(レイカ)

おもちゃのナイフなんかじゃなくて、銃が入ってたんだ…!

蘢威(ルイ)

!?

三郎(サブロウ)

なっ、なら、銃を持ってる蘢威が犯人でござるか!?

冷夏(レイカ)

いや……

冷夏(レイカ)

蘢威くん、貴方は銃を使ったことある?

蘢威(ルイ)

い、いや、ないけど…

蘢威(ルイ)

頑張れば使えそうだったから、一応おもちゃのナイフってことにしたんだ…

冷夏(レイカ)

そう、素人は簡単には銃は使えないよね

雷斗(ライト)

おう、ゲームなら簡単だけどな

冷夏(レイカ)

でも…ここには…

冷夏(レイカ)

一人、銃を使ったことがある人物がいるんだ…!

アリス

ワオ!それは誰なんですカ……?

冷夏(レイカ)

それは……

冷夏(レイカ)

青藍さん…ですよね?

青藍(セイラ)

っ!?

青藍(セイラ)

…………

青藍(セイラ)

た、確かに、私は銃を使ったことがあります…!

青藍(セイラ)

で、でも、私はずっと、冷夏さんと一緒にいたんです!

冷夏(レイカ)

ずっと?

冷夏(レイカ)

本当にずっといましたか?

青藍(セイラ)

え…?

冷夏(レイカ)

貴方は一度、トイレに行きましたよね?

青藍(セイラ)

ぐっ………

青藍(セイラ)

で、でも、ホントにトイレに行っただけなんです!

青藍(セイラ)

そ、それに!銃が使えるのは私だけとは限りませんよね!?

冷夏(レイカ)

確かにそうです…

冷夏(レイカ)

でも…!

青藍(セイラ)

何なんですか?

青藍(セイラ)

それよりも、鈴音さんが犯人という体で進めませんか?

鈴音(スズネ)

ハァ!?今更アタシに罪を擦り付けるつもりなわけ!?

蘢威(ルイ)

確かに…今のタイミングで言うのは変だよ

青藍(セイラ)

うっ………

冷夏(レイカ)

鈴音ちゃん、あれをお願い

鈴音(スズネ)

オッケー

鈴音(スズネ)

これだよね?

冷夏(レイカ)

そう!

冷夏(レイカ)

これは見覚えがあるんじゃない?青藍さん?

翔太(ショウタ)

手袋…?

青藍(セイラ)

そっ、それは!

青藍(セイラ)

ちょっと…!返して!

冷夏(レイカ)

これを見てください!

私は銃を掲げた。

雷斗(ライト)

持ち手の部分が錆びてる…?

冷夏(レイカ)

そう!錆び方をよく見てください!

ローズ

手の形ですわ…

冷夏(レイカ)

そして、この手形に、この手袋を重ねると…

翔太(ショウタ)

おっ、同じだ!!

青藍(セイラ)

い、いや、その…!

蘢威(ルイ)

もう言い逃れはできないね

ローズ

貴方が犯人でしたのね…

青藍(セイラ)

私じゃない…私じゃなぃぃぃぃ!!

ルックア

おやおや?それでは、処刑に移ってもよろしいですか?

全員(青藍さんを除いて)頷いた。

ルックア

それでは、これから由里野 青藍の処刑を開始します!

処 刑 開 始

青藍(セイラ)

痛っ………

青藍(セイラ)

ここは……!?

青藍(セイラ)

待って、待って、何が始まるの…!?

青藍(セイラ)

あれは……?

青藍(セイラ)

私の人形……?

カチャ……… ダダダダダダダダダ!!

青藍(セイラ)

…!?

青藍(セイラ)

私はまだ…死にたくない!

青藍(セイラ)

死にたくない!死にたくない!

青藍(セイラ)

イヤァァァァァァァァ!!!!

冷夏(レイカ)

……………

青藍さんは 人形だらけの部屋に放り込まれた。 青藍さんそっくりの人形。 ただ少し普通の人形と違うのは 銃を持っていて… 自分で動くってこと。 人形に追いかけられ 端に追い詰められた 青藍さんは… 結局……

冷夏(レイカ)

…………

翔太(ショウタ)

か、かなり…ショッキングですね…

鈴音(スズネ)

まだ死ぬとこが見えなかったから良かったけど…

アリス

断末魔が耳に残ってマス…

雷斗(ライト)

死体はズタズタだろうな…

三郎(サブロウ)

ヒィィィ……!

ローズ

何をモタモタしてるんですの?

冷夏(レイカ)

…え?

ローズ

貴方は早く隠れた方が良いですわよ?

ローズ

今一番ポイントが高いのは貴方ですから、狙われて当然でしてよ

冷夏(レイカ)

あっ…そ、そうか…

夏海(ナツミ)

……………

先生

えぇ〜、知っている者もいるだろうが

先生

今、年も見た目もバラバラの十人が行方不明になるという事件が起きている。

先生

そして…

先生

そのうちの一人が、うちのクラスの海野 冷夏さんだ

先生

今、警察が捜索をしてくれているが、一向に見つかっていない…

先生

夏海には辛いことだろうな…

夏海(ナツミ)

え………はい

先生

皆、何か知っていることがあれば、直ぐに報告するように。

はーい

夏海(ナツミ)

ハァ………

冷夏がいなくなって 数週間。 夏休みが終わっても 冷夏が 見つかることはなかった。

夏海(ナツミ)

……本屋さんに行ってみよう

冷夏と最後に話したのは 莫迦の本について。 あの話をしたときに 少し興味が湧いたから 夏休みが終わったら 冷夏と一緒に買いに行くつもりだった。

本屋さんにて

夏海(ナツミ)

………?

夏海(ナツミ)

莫迦の新作?

夏海(ナツミ)

『殺人ゲーム』…か

夏海(ナツミ)

ちょっと読んでみよう

夏海(ナツミ)

へぇ…主人公が…冷夏っていうのか…

夏海(ナツミ)

偶然って、あるもんなんだね〜…

冷夏はようやくすべての 事件の謎を 解き、犯人を見つけた。 しかし ルックアは 『貴方は処刑で何人も殺した』 と言うと 冷夏を殺してしまった。 冷夏は暗闇の中をもがきながら ひたすら闇の中を落ちていった。

夏海(ナツミ)

え…?これで終わり?

夏海(ナツミ)

最初の方は面白かったのに…

夏海(ナツミ)

なんか後味悪いなぁ…

???

お嬢さん

夏海(ナツミ)

え?

???

この本をよりよくするため、手伝ってくれませんか?

END…?

先生

はーい、席につけー

ほいっ

先生

今回の話は、どういうストーリーだった?

それ読んだら分かりません?

先生

そうだな

先生

では、このストーリーの終わり方について答えろ

えっと、無限ループ

先生

よし、では、一番思い入れの強いキャラクターは?

鈴音ですかねー

先生

なんで主人公じゃないんだ?

え?知るかボケ

先生

(´・ω・`)

(´・ω・`)?

先生

えっと、登場人物たちの名前の由来は?

えっと…冷夏と夏海は夏が元で

黒幕である丸天 莫迦は、ふざけて…っていうかノリですね

ルックアは『見たら…あっ』て言っちゃうみたいな…

というか適当ですね、はい

残りのキャラも、もう適当ですね
^ω^

先生

なんでこんなの作ったんだ?

ユラレさんのコンテストのために…

先生

ふ〜ん、自信はあるか?

無いですねっ( ・ิω・ิ)

サスペンスとか謎解きものに挑戦したのは初めてなんでね…

先生

よーし、ホームルーム終わるぞー

よっしゃ、家帰ろ

あ、それでは皆さん

さよなら〜

この作品はいかがでしたか?

2,019

コメント

9

ユーザー

あざっす(`・ω・´)ゞ

ユーザー

参加ありがとうございます!! いやもう作家さんの名前見て「あ、絶対面白い」ってなりました(( 冷夏〜😱夏海はこの後どうなっちゃうんでしょう…😱😱😱 すごい面白かったです〜!!!😍🙌

ユーザー

www

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