TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

初めての会社

一覧ページ

「初めての会社」のメインビジュアル

初めての会社

1 - 初めての会社

♥

13

2018年11月23日

シェアするシェアする
報告する

わたしの名前は中井 みかん

専門を卒業したあと就職したけど続かなくて1ヶ月でやめた。

その後バイト何個かしたけどそれも全て続かなかった。

わたしは、親にも迷惑をかけっぱなしでこれじゃだめだと思い、

資格を取ることにした。

OLになるのも夢だったし安定した仕事に就けば安心させれると思ったから。

仕事と勉強を両立できないわたしは一旦仕事はせず資格を取ることだけに集中した。

短期集中で2ヶ月で無事資格を取ることが出来た。

就職も無事出来、今日からいよいよ社会人の仲間入りをするのだ。

もう逃げない。わたしはここで立派な社会人になるんだ、そう心に決めて会社へ行った。

相原 かなこ

相原です、分からないことがあればなんでも聞いてね

わたし

はい、ありがとうございます!

この人は相原さん。

わたしの教育係になられた人です

相原 かなこ

へぇ~そうなんだ~

女性社員

あ、真山さん!

女性社員2

おはようございま~す!!

真山

おはようございます

あの人は真山さん、この会社の御曹司で時期社長になる人らしいのです。

見た目もかっこよく優しく仕事もできるので女性社員たちや男性社員たちにまで人気の人なのです

でも、わたしは少しこの人が苦手なのです。

真山

中井さん、

わたし

あ、はい!

真山

仕事は慣れましたか?

わたし

はい!少しずつですが!

真山

そうですか、ではお仕事頑張ってください

わたし

はい!

すごく素敵な人なのですが、

相原 かなこ

ねぇ、

わたし

はい

相原 かなこ

あなた真山さんのこと狙ってるの?

わたし

はい?なんの事ですか?

相原 かなこ

ふん、白々しい

わたし

??

昼休憩

奥永さん

あ、おつかれさま

わたし

お疲れ様です!

この人は奥永さん。わたしのデスクの目の前に座ってる人。

優しくてかわいくて分からないことがあったら教えてくれる先輩♪

奥永さん

ねぇ、気をつけた方がいいわよ。

わたし

奥永さん

真山さん、この会社で人気ナンバーワンの人だから

奥永さん

あまり仲良くしない方がいいわよ。

奥永さん

あなたが入る前、1人新人の子がいたの。その子、19歳で若くて可愛い子だったの。

奥永さん

仕事の出来はイマイチだったけど、一生懸命頑張る子でね。

わたし

はい

奥永さん

でも、ある日真山さんと仲良くおしゃべりしてる所を相原さん達に見られてたみたいで

奥永さん

その日からその子、嫌がらせとかされてて

奥永さん

初めは嫌がらせにも負けずに頑張っていたんだけどね、、

奥永さん

来なくなったの。その子。

わたし

いじめ、ですか。

奥永さん

えぇ。だからあなたも若いんだし可愛いから、、相原さん達には気をつけた方がいいわ。

わたし

あ、はい。…気をつけます

わたしは社会というものをあまり知らないので

そういう理不尽ないじめとかあるとはうわさにきいていましたが、まさか…自分にも…

女性社員

ねえ、これお願いしてもいい?私今日早く帰らなきゃ行けなくて

わたし

あ、わかりました!わたしまだ残ってやる仕事がありますので

わたし

おつかれさまです!

女性社員

ありがと~

わたしはその日仕事がなかなか終わらず残業することにしました。

慣れない仕事で大変だったけどこれも立派な社会人になるためだ、と頑張りました。

コンコン

わたし

真山

こんな時間まで残ってるのか?

わたし

こんな時間…あ、もう22時?!やばい!

わたし

すみません、もう終わります!

真山

うちの会社は基本20時までしか残業したら駄目な決まりがあるんだ。

真山

聞いてないのか?

わたし

え!そうだったんですか!?すみません!!

真山

戸締りちゃんとするんだぞ

わたし

はい!します!鍵は…えっと

真山

これだ。

真山

ちゃんと閉めて警備室に返してくれ

わたし

はい!警備室!!ん?警備室?

真山

地下1階にある。駐車場のところだ。警備室に人はいるからその人に渡せばいい

わたし

はい!わかりました!

真山

あまり遅くまで仕事するのは良くはないな。気をつけて帰るんだぞ

わたし

はい!お疲れ様です!

その日、仕事が終わったのは終電間際でした。

翌日

わたし

おはようございます!

相原 かなこ

おはよう

相原 かなこ

ねぇ、今日お昼一緒にどう?

わたし

え!よろしいんですか?!

わたしは嬉しかった。

先輩達と仲良くなりたかったから

初めて誘われたから。

相原 かなこ

もちろんよ。

相原 かなこ

これからも一緒に働く仲間ですもの

仲間…素敵なフレーズ✨

わたし

ありがとうございます!

女性社員2

ねえ、どうする?この前できたパンケーキのお店とかどう?

女性社員

いいわね!

パンケーキ?お昼に?

今の社会人はみんなお昼にパンケーキ食べるのか、すごいな。

わたしも流行りに乗らねば!!

わたし

?!

え、待って。。

パンケーキ1つ¥1.500て高過ぎない??

えぇ、、

女性社員

これ美味しそう!!

女性社員2

ほんとよね~♪♪

相原 かなこ

じゃああたしはこれにしようかな

相原 かなこ

中井さんはどれにする?

わたし

え、あ、えっと

まじかよ。こんな高いの?パンケーキって…

わたし

じゃあ、これで

わたしはメニューの中で一番安めのパンケーキを選びました。

お昼ご飯にパンケーキ、、 1つ¥1.500もするパンケーキ、、

胃がやられるほどの量。。

女性社員

また明日もここ来たいわよね~

女性社員2

そうね~!また明日もここのパンケーキ食べに来ましょう♪♪

わたし

?!?!

え、冗談でしょ?

相原 かなこ

いいわね~ね?中井さんももちろん来るわよね?

わたし

え!あ、…わたし…その…

相原 かなこ

まさか、あたしたちの誘いを断るの?

女性社員

なにそれ~ありえない

女性社員2

せっかく誘ってやってんのにどういう神経してるの?

わたし

…行きます。

相原 かなこ

そうよね、断る理由なんてないもの。

女性社員

そうよね~

女性社員2

ね~~

これぞ社会人になるための一つの試練なのか。

社会人、恐るべし!!!

真山

勝間さん

女性社員

真山さん!どうしたんですか??

真山

これ、昨日君に頼んだ資料なんだけど

女性社員

はい

真山

ここ、間違ってるよ。

女性社員

え?

真山

後ここも。そしてこのページ全部間違えてる。やり直して

女性社員

え、?

真山

今日までにやり直して第2会議室に持ってってくれる?

女性社員

あ、はい。すみません。

女性社員2

どうしたの?ミスなんていつもしてないのに

女性社員

中井さん

わたし

はい!

女性社員

これ、やったのあなたよね?

わたし

え、あ、はい

女性社員

あなたのせいで私が怒られたじゃない

わたし

あ、すみません

女性社員

これ、やり直して

女性社員

17:00までにやり直して会議室持ってってくれる?

わたし

会議室?

わたし

あ、あのどのかっ

女性社員

なんでこんな簡単なことも出来ないの?

わたし

え、

女性社員

あなたこの仕事向いてないんじゃないの?

女性社員

あなたのせいで真山さんに怒られて好感度下がっちゃったじゃない

女性社員

どうしてくれるの?

女性社員

あなたどう責任取るつもり?

わたし

すみません。

女性社員

謝れば済むことじゃないから

女性社員

もういい、あなたに頼んだ私が馬鹿だったわ。もう二度と頼まない

わたし

本当に申し訳ございませんでした

わたし

すぐやり直します!

わたし

あの、会議室ってどこのですか??

女性社員

は?自分で考えなさいよ

わたし

え、でも

女性社員2

仕事できない愛想悪い態度悪いトロイしブスだしあんた何ができるの?

わたし

え、、

相原 かなこ

ちょっとそれ言い過ぎよ~

わたし

相原さん…

相原 かなこ

何見てんのよ

相原 かなこ

気持ち悪いから見ないでくれる?

相原 かなこ

あんたみたいなクズ邪魔なのよね

相原 かなこ

さっさと辞めてくれたらいいのに、ねえ?

女性社員2

言えてるわ~

女性社員

ほんとそれ

相原 かなこ

言っとくけど、私たちの仕事の邪魔だけはしないでよね?

わたし

…はい。すみませんでした。

女性社員

ほんとうざい

女性社員2

若いからってなんなの?これだからゆとりは!

わたし

仕事は無事17:00までには終えれた。だけど、この資料をどこの会議室に持っていけばいいのか分からず先輩達に聞いても

相原 かなこ

は?自分で考えなさいよ

女性社員

人に聞く前にまずじぶんで考えるのが普通でしょ?

女性社員2

そんなくだらないことであたしたちの仕事の時間邪魔しないでくれる?もう帰る時間だから

わたし

…すみません。

わたし

お疲れさまです

誰に聞けば分かるのか、悩んでいた時

真山さんが前から歩いて来たので

わたしは、真山さんなら知ってると思い聞いてみることにしました。

わたし

真山さん

真山

ん?どうした中井

わたし

あの、この資料なんですけども

真山

それは勝間に頼んだ資料だが

わたし

この資料て、どこの会議室に持っていけばいい、よろしいのでしょうか?

真山

第2会議室だ

わたし

あ、ありがとうございます!

わたし

持っていくだけで良いんでしょうか?並べたりとかは

真山

あぁ、並べるのは明日の会議前に別の人がやるからそれはいい

わたし

そうなんですね!ありがとうございます

真山

おい、

わたし

はい

真山

その資料、もしかしてお前がやったのか?

わたし

あ、すみません。わたしミスばかりしてたみたいで

わたし

でも、ちゃんとやり直しました

わたし

あ、良ければこれ、最終チェックお願いしてもよろしいですか?

真山

あぁ、わかった。

わたし

お願いします。

この作品はいかがでしたか?

13

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚