購入すると必ずお金が貰える 不思議なスクラッチ宝くじ。
この日もお金を貰いにお店へ向かうと
店内から何やら人の怒鳴り声が 聞こえてきました。
買えないんだよ!?
店主
削り過ぎてしまいました
店主
“残っていない”のです
店主
言いやがって···
そう言うと男性は不機嫌そうに 店を後にしました。
店主
店主
店主
店主
まだ買えるんですか?
店主
好きなだけお金が貰えると思っていた この不思議なスクラッチ。
購入枚数には上限があって、 削り過ぎると購入出来なくなる
そんなの考えた事も無かった···。
今日は1枚で
慎重に買わなきゃ···)
店主
そんな事を考えながら、いつもの様に 差し出されたスクラッチ宝くじを 削ってみると···
それは、 このスクラッチを削る様になって 初めての“ハズレ”だった。
その翌日も、私は スクラッチを購入しに来ました。
ハズレがあるなんて···)
少し多めに貰おう)
5枚ください
店主
差し出された 5枚のスクラッチを全て削る
──が、
店主
店主
店主
もうお売り出来ません
その翌日もスクラッチを購入。
それでも───
全部ハズレなんて!!
店主
私は焦っていた。
突然、どれだけ購入しても 当たらなくなったスクラッチ。
仕事を辞めてしまっていた私は ここでお金が貰えないと いずれ生活が出来なくなってしまう。
なんとかお金を貰える様、 翌日には大量のスクラッチを 購入しようと決意をした
·····が
その時はすぐにやって来た
─ 翌日 ─
店主
店主
残念ですが“残っていない”のです
店主
店主
店主
そう言うと店のおじさんは 10枚のスクラッチ宝くじを 私の前に出した。
しかし結果は──
─さらに翌日─
店主
店主
店主
店主
私の前に差し出された 2枚のスクラッチ宝くじ。
店主
削り過ぎてしまいました
店主
私は何も言わずに店を後にしました。
まさか、こんな事になるなんて
足りなくなったら···
自分が身に着けている ブランド品の数々。
家にはまだまだ たくさんの品が買って置いてある。
そんな事を考えながら 自宅へと帰る途中──
近付いてくる···?)







