自室から朝居間に向かうと
いつも通り
メモが置いてある
" 一週間帰らないから 勝手に外で食っとけ あ、外に出たくないのかぁww 段ボールでも食っとけば?w 餓死しろ ゴミカス妹へ "
また酷い言われよう、w
親が死んでから
兄と姉は遺産を
使い放題して
私をこき使い監禁した
空桜
首輪があるから玄関までしか
出れない
ふと、紙を破こうとしたら
裏にまだ続きがあった
" P.S. 借金を作りました☆ お前の身体で払うことにしようかなと思うのでおとなしくついていってね〜w バラされるか物好きに身体売られるかどっちだろうねぇ?w 餓死できないね、残念〜w "
空桜
思わず紙を握りしめた
悲しみより怒りが
じわじわと私の中で現れる
空桜
私の人生をなんだと思ってるの?
???
扉を叩かれる音がする
インターホンが鳴り止まない
私は抵抗せず
いや、できないから
素直に玄関に向かう
叶
叶
空桜
叶
空桜
叶
空桜
空桜
叶
空桜
空桜
叶
首輪の部分を掴まれて
私の身体が玄関の大きな鏡に
叩きつけられる
空桜
鏡は割れて私の背中に刺さったり
足元に落ちたりした
叶
葛葉
葛葉
葛葉
空桜
葛葉
徐々に首を絞める力が 強まっていく
空桜
葛葉
葛葉
分かってる
だけどッ、
空桜
葛葉
カチャッと銃を構える音が左からした
叶
叶
正直怖い、けど
もう、いいや、w
あいつらに命を差し出すのは
癪に触るけど
しょーがない
このまま生き地獄を味わうぐらいなら
殺された方がマシ
空桜
そう溢して目を瞑った
あーあ
コメント
6件
続きありますか?
え、好き⬅告白みたいだな、おい
アッ...チュキ