るぅとside
やけくそ気味に僕はマイクをとる。
黄神
そう大声で頭を下げる。
目を瞑り、僕は下を向いたまま。
パチ、、パチ、、
__小さな拍手が聞こえてくる。
それは、段々と大きな拍手へと変わっていった。
後ろに居た演説者、立候補者4人も笑って手をたたく。
ころちゃん、なーくんに至っては大泣き状態。
黄神
マイクに声を聞き取られないよう、腕を下に下ろして、僕は皆に過去一の笑顔を見せたのだった。
黄神
教室に戻った僕は椅子に座り机に突っ伏す。
、、、あの後、色んな人から声をかけられて大変だった。
選挙良かったとか、ジェルくん、ころちゃんとどんな関係なの!?とか。
幸いにも、あの原稿破りなどを教師から咎められることは無かった。
なーくん辺りが収めてくれたのだろうか。
桃谷
黄神
後ろからそう言われ、恐る恐る振り向く。
黄神
桃谷
そうグチグチ言いながらも口元は笑っている。
桃谷
ニヤリと微笑むさとみくんに僕も笑い返した。
黄神
その言葉を聞いた彼は「じゃあ」と僕の頭をなでる
桃谷
黄神
周りの人が振り向くのも気にせず、僕は真っ赤になって叫ぶ。
黄神
と、思ったりしてるなんて言えるはずもない。
、、恥ずかしいし。叶う人なんてほんの一握りなんだから。
___数日後、僕の腕には「生徒会長」と書いてある腕章をつけていた。
先生曰く、
先生
らしい。
生徒会の仕事をするときに付ければいいと言う。
黄神
そう思い出した僕は廊下に出て、生徒会室に向かって歩き出したのだった。
【第43期生徒会長 黄神瑠斗】
こんにちは!第三章いかがでしたか? 夏祭り編を書きながらすとぷり様の「夏祭り歌ってみた」を聞いてました。 今はるぅとくんの配信を聞きながら書いてます! 皆さんはすとぷり以外に推しグループはありますか? 私は「騎士A」と、「ベアードアード」というグループが好きです! 良かったら、調べてみてくれると嬉しいです。 おススメのグループがあったらコメント欄に書いてほしいです。
さて、「君と甘酸っぱい学園生活を送るには」「君と苺のような恋をするには」に続き、「君と両思いになるには」も見ていただき、ありがとうございます。 フォロワー様も200人を超え、嬉しい限りです。 次の連載は「君のヒーローになるには。vol.4」となっております。 これからもよろしくお願いします。
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次の連載も楽しみにしています!