モア
少女
モア
少女
少女
モア
モア
少女
モア
モア
少女
モア
モア
少女
モア
モア
少女
少女
モア
モア
コンコン
テイラー宿舎長
少女
テイラー宿舎長
テイラー宿舎長
少女
ガチャッ
テイラー宿舎長
少女
おかしい
雑用を普通休ませるか?
テイラー宿舎長
テイラー宿舎長
少女
まさかスパイをしていることをバレた…?
少女
サワッ…
私の太ももには小型ナイフを装着している
少女
自死
テイラー宿舎長
テイラー宿舎長
少女
テイラー宿舎長
少女
テイラー宿舎長
少女
テイラー宿舎長
少女
テイラー宿舎長
テイラー宿舎長
少女
テイラー宿舎長
テイラー宿舎長
少女
その女の子は一人でした
お父さんは戦争に行ったきり帰ってきません
お母さんは遠くまで買い物に行ったきり帰ってきません
女の子は気付きました
「私、捨てられちゃったの?」
女の子は敵のお国を恨みました
女の子は敵のお国の人を恨みました
女の子は一人で旅をしました
敵国の男の子に会いました
「近くにお店はない?」 「お腹が空いて死にそうなんだ」
右に歩くとお店が、左に歩くと猛獣のいる山があります
女の子はすぐに答えました
「左に歩くとあるわ」
「ありがとう」
まずは隣のお国へ
隣のお国はいろんな人がいました
そこで女性と男性が話しているのが聞こえました
「君は僕を愛してる?」
「ええ、もちろん」
「君の家が僕を殺そうとしても?」
「ええ、もちろん」
「僕の家が君を殺そうとしても?」
「ええ、もちろん」
「僕の姉が君を殺そうとしても?」
「その時はお姉さんを止めてくれる?」
「もちろんだよ」
「なら愛してるわ」
女性と男性は愛し合っていました
次に女の子は隣の国の森へ行きました
狼たちがしゃべっていました
「僕たちは親友だよね?」
「違うよ」
「なんで?」
「君のリーダーは残酷だね」
「うん」
「僕のお母さんとお父さんは君のリーダーに殺されたんだ」
「うん」
「だから嫌いなんだよ」
「…」
狼はしばし相手の狼を見ました
「なら君は心が狭いんだね」
次は隣のお花畑に行きました
お花たちが太陽と喋っています
「太陽さん太陽さん」 「綺麗な光をくださいな」
「いいよ」
光で照らそうとした太陽を雲が防ぎます
「ひどいわ雲さん」 「綺麗な光がほしいのに」
「そうだよ」 「そこをどいておくれ」
雲は答えます
「無理だよ」
「それはどうして?」
「風が吹いてくるんだ」 「仕方がないだろう」
「そんなの避けたらいいじゃない」
「そうだよ、雲さん」 「早くどいておくれ」
3人ははなし続けました
女の子は敵のお国の男の子に会いました
「近くにお店はないかい」 「お腹が空いて死にそうなんだ」
前へ歩いたらお店があります、後ろへ歩いたら猛獣のいる山があります
女の子は迷わず答えました
「前へ歩いたらあるわ」
「ありがとう」
少女
変だ
最初は敵国の男を殺そうとしたろうに
少女
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