あいつになりたい
…これが私の口癖。弱い私の、口癖。
霧雨魔理沙
耳にしていたイヤフォンをとり、振動したスマホの画面を見て呟く。
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
モヤモヤとした気分を打ち消すために、外していたイヤフォンをまた耳に入れた。
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
突然の着信に驚き、画面を見る。
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
私は、慌てて身支度をし教室へ走った。
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
転ぶ!
博麗霊夢
霧雨魔理沙
博麗霊夢
博麗霊夢
霧雨魔理沙
博麗霊夢
霧雨魔理沙
博麗霊夢
霧雨魔理沙
博麗霊夢
先生
霧雨魔理沙
先生
霧雨魔理沙
その後、クラス中の笑い者になったのは言うまでもないだろう…。
霧雨魔理沙
博麗霊夢
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
博麗霊夢
霧雨魔理沙
只今、私は先生の長い長いお説教を終えて霊夢と合流したとこだ。
うわ…友達誰も残ってないじゃん…
博麗霊夢
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
博麗霊夢
霧雨魔理沙
博麗霊夢
博麗霊夢
霧雨魔理沙
突然駆け出した霊夢の背中に私もついていく。
というかなんだよ!こいつ!スーパーの特売でも思い出したのか!?卵一パック五十円とか!?そんな安いなら私も喜んでついていくぞ!?
知らない子供
知らない子供
霧雨魔理沙
そこに居たのは知らない子供だった。
妖怪に襲われている、子供
霧雨魔理沙
博麗霊夢
私が名前を呼ぶより前に、霊夢はその妖怪との決着をつけていた。私より早く考え、行動していた。
鮮やかなショットが、妖怪に全て当たる。
博麗霊夢
知らない子供
知らない子供
博麗霊夢
知らない子供
知らない子供
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
博麗霊夢
霧雨魔理沙
博麗霊夢
霧雨魔理沙
現在、私たちはさっきの子供達を助け追えたところだ。
…まあ、私達って言うか霊夢だけなんだけどな?助けたのは。
博麗霊夢
霧雨魔理沙
博麗霊夢
霧雨魔理沙
お前と私を比べてしまうから。こんなに優しいお前に向ける醜い想いを隠していたいから。
博麗霊夢
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
さっき、私はすぐにあの子達を助けられなかった。 いつだって、私はあいつより、霊夢より遅れて行動する。
だから霊夢は力も信頼も優しさも全て、全て手に入れていた。手に入れていた。
いつまでも変われない私を置いてって。
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
…強くて、優しくて、綺麗で、信頼されてて、私を待っててくれているはずのお前に
霧雨魔理沙
コメント
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フォローありがとうございます!初コメ失礼します! すっげぇ好きです✨️!