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琴葉

お嬢様、日光は大丈夫ですか?

レミリア

パチェに魔法を掛けてもらっているし、大丈夫よ

琴葉

傘は持っているので、何かあればお申し付けください

レミリア

ええ

琴葉

・・・・・

椿が永遠亭に入院してから約3週間

今は、レミリアお嬢様と椿のお見舞いに向っているところだ

レミリア

それにしても…

琴葉

?どうかなさいましたか?

レミリア

いえ、椿がいないと、少し物足りないと思っただけよ

琴葉

・・・そうですね

レミリア

まあ、琴葉は別の意味でしょうけどね笑

琴葉

!?//

琴葉

い、いやそんなことは…!//

私とお嬢様がそんな他愛もない会話をしていると

霊夢

あら、レミリアに琴葉じゃない

霊夢が後ろから声を掛けて来た

レミリア

霊夢?

魔理沙

魔理沙さまもいるんだぜ!

レミリア

貴方達も椿の所に?

霊夢

そうだけど

魔理沙

私椿とちゃんと話したことがないからな

レミリア

そうなの

琴葉

向い先が一緒なら、一緒に行く?

魔理沙

いいのか?

琴葉

お嬢様がいいのなら、私はいいよ

レミリア

私も構わないわよ

霊夢

ありがとう

魔理沙

それじゃあ行こうぜ!

レミリア

ええ

永琳

テクテクあら、貴方達来たの?

私達が永遠亭に着くと同時に、永琳さんが中から出て来た

レミリア

ええ、大人数でごめんなさいね

永琳

いや、別に構わないわよ

霊夢

椿はいるかしら?

永琳

・・・・・・・

霊夢がそう聞くと、永琳さんが言い淀んだ

永琳

ごめんなさいね

永琳

さっき丁度椿が寝たところで…また起きてるときにでも来てくれるかしら

レミリア

あら、そうなのね

魔理沙

タイミングが悪かったな

魔理沙

それじゃあ、また別の機会に来るか

霊夢

そうしましょうか

レミリア

そうね

レミリア

それじゃあ、私と琴葉は紅魔館に帰るわね

霊夢

ええ、私も帰るわ

霊夢

・・・魔理沙、あんたも神社に来る気でしょ

魔理沙

ギクッ

霊夢

はぁ…仕方ないわね

霊夢

いいわよ、特別にね

魔理沙

ありがとうなのぜ霊夢!

レミリア

それじゃあ帰りましょうか、琴葉

琴葉

・・・はい

私はその時、少し納得していなかった

納得していなかったというよりも…何か”嫌な予感”が頭を掠めた

レミリア

琴葉―?

琴葉

あ、すみません

琴葉

すぐ行きます!タッタッタッタッ

だけど、私はすぐに「気のせいだ」と無理矢理自分を納得させた

永琳

・・・・・・テクテク

永琳

テクテク

鈴仙

ガラッあ、お師匠様

永琳

鈴仙、椿の容態は?

鈴仙

さっき落ち着いて、今は点滴を受けて寝ていますよ

永琳

そう、ありがとうね

鈴仙

先程来ていたのは?

永琳

琴葉とレミリア、あとは霊夢と魔理沙ね

鈴仙

霊夢と魔理沙は珍しいですね

永琳

レミリア達が来る途中で会ったみたいよ

鈴仙

あ、そうなんですね

永琳

・・・鈴仙、私椿を見てくるから

永琳

少し買い出しをお願いしてもいいかしら?

鈴仙

分かりました!

鈴仙

タッタッタッタッ

永琳

・・・・・ガラッ

永琳

ガラッ

椿

スゥー・・・スゥー・・

永琳

・・・・(椿に近づく

永琳

スッ(椿の頬に軽く触れる

椿

ピクッ

椿

スゥー・・・スゥー

永琳

・・・できることなら…貴方とは

永琳

もっと一緒に居たかったのだけれどね…

永琳

・・・だけど、

永琳

これも運命”・・・なのかしらね

永琳

ガラガラッ

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