めめside
康二宛の手紙を出してから2週間が経った
康二からのメールや電話が来る事は無く手紙を読んでくれていないと思っていた
その時…
『皆ごめん……』
の声と共に扉の音がした
聞き覚えのある声
俺は急いで振り返るとそこには康二らしき人が居た
声的に多分康二だ
でも最後に見た康二とは全然違っていた
散髪に行っていないのか伸びまくって1つに括ってある髪の毛
ご飯を食べていないのか顔色が悪く窶れている
俺たちの事を警戒しているのか震えている手足
涙目で呼吸も整っていない
最後に見た康二とは別人になっていた
こんなに苦しそうな康二を見たくなかった
俺は俯いた
普段からずっと笑っていて俺たちを楽しませてくれていた康二の弱々しい姿を目に入れたくない
でも今の現実を見て弱々しい姿になった理由を聞き出したいと思い康二の事を見ると目が合った
康二の目は普段と違って涙目で助けを求めている目をしていた
康二が弱々しい声で
『皆ごめんなさい俺SnowManに……だよね』
康二…何言ってるの
続き♡200
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