僕は生まれつきの難病だ。
そしてとうとう、僕は 医者からの余命宣告を受けた。
余命、1ヶ月。
僕は、あとそれしか
生きることができないんだ。
悲しくなって、僕は 病院の窓から
輝く、月を眺めていた。
そんな時に出会ったのが…
君だった。
あの日、君は月を眺めていた。
ずっと、ずっと。
黒髪で、真っ直ぐに月を 見つめるその瞳に…。
僕は恋に落ちた。
…なーんて。
君は知らないだろうな…。
気がつけば、僕は君の元へと
駆け出していた。
急に現れた僕に戸惑いながらも
君は僕を受け止めてくれた。
僕
僕
僕
僕
僕はわざと、月ではなく
君を見て言った。
それに気づかない君は、
僕ではなく月を見て言った。
君
いつまでも君と一緒に月を 眺めていたい。
そんな願いは叶うはずもなく
だんだんと、夜が明けてゆく。
臆病者の僕には。
君に僕の余命宣告を 言うことができなかった。
僕
僕がそう言うと、
君はお星様みたいに
キラキラと目を輝かせた。
僕には眩しすぎるくらいに。
君
君
君
僕
僕
僕
僕
僕
君
僕が振り向くと、
君は少しはにかみながらも、 僕に言った。
君
君
僕
僕
僕
君
君
僕
僕
君
それから、僕は君と一緒に
毎日月を眺めた。
…そして。
僕に余命宣告の日がだんだんと 迫ってくる。
このままじゃ、だめだ。
僕は君に別れを告げようと
いつものところに向かった。
ぐっ!!
心臓が、ズキリと痛む。
なんとしてでも君に別れを…
告げるんだ…っ!!!!
病気になんか…
負けて…たまるかっ!!
君は僕を見つけると、
いつも通り、優しく笑った。
君
君
僕
君に別れを…
僕
僕
僕
僕
君は凄く驚いて。
僕に言った。
君
君
君
君
君
君
君
君の目から涙が溢れる。
僕
僕
僕
君
僕
僕
僕は君へのラブレターを 渡した。
…くそっ!!
僕はもっと…
生きたかった。
バタン‼️
君
君
君
君
君
君
月がいつも以上に美しく 輝いている空で。
いつまでも、 君を見守っている。
お星様になって。
夜空に輝く月と共に。
そして…
僕は夜空へと 旅立った。
コメント
19件
泣きすぎて涙腺崩壊…。゚( ゚இДஇ゚)゚。 見るの遅くなってごめんね><
え、待って……涙出てきた……泣けるよぉぉ……(´;ω;`)もうないてるぅぅ……(´;ω;`)
感動…🥺