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「おねーちゃーん!」
「何…?」
「…言っとくけど遊ばないよ、忙しいから」
「違いますー!」
「じゃあなんなのよ…」
「この世界何も無くて暇なの!」
「は、はぁ…?」
「だってさ?」
「人はいる、食べ物も遊ぶ物もある」
「生きるために必要なものは全部あるじゃん?」
「うん」
「でもさ!」
「平和すぎて何も起きないのがつまらないのー!」
「何も起きなくていいんだけど…」
「やだやだぁー!!」
「もっと面白いことないのー!?」
「っ…」
「あぁ…もう!わかった!わかったから!」
「じゃあ…別世界の人間でも連れて来てあげる」
「えっ!何それ!」
「別世界の人間をこの世界に迷い込ませるの、楽しそうでしょ?」
「うん!めっちゃ楽しそう!」
「じゃあ、準備するから手伝ってくれる?」
「もちろん!」
「ありがとう」
「えへへっ!」
少女たちはそう言いながら、どこかへ消えてしまった
「別世界の人間を迷い込ませる」
別世界の人間とは、一体誰のことなのだろうか…
〜同時系列〜
「ねぇねぇけーくん!」
「なんですか…」
「最近暇じゃない?」
「こっちはシャドウバンで大変やったけどな…?」
「どんまいっすw」
「まじでうざいこいつ…」
「でも暇でしょ?」
「まぁ…暇やけど…」
「だよねー」
「何か面白いことないかなー…」
その時、近くに置いてあったPCの画面が光る
「眩しっ…!?」
「な、何が起きたの…?」
PCの画面には見慣れない怪しいファイルが1つ ぽつりと置かれている
「なんだろ…これ…」
「ウイルスとかそういう系?」
「わかんないしとりあえず開いてみるね!」
「は?」
「てかそれ新しく買ったMacBook…」
「しーらない!」
ファイルにマウスカーソルを重ねる
クリックした瞬間、部屋中がが真っ白な光に包まれる
光が落ち着いた頃、2人はどこにも居なくなっていた
「おねーちゃん、できた?」
「うん、ちょうど今できたよ」
「ほんと!?やったぁ!」
「…事が大きくなりすぎそうな気がするけど」
「ま、いっか」
「もし異変扱いされたら…」
「まぁ…考えすぎか」
「飽きるまで、帰すつもりないし。」
L18 世界群
けいきちゃんねる
ちょっぱー
けいきちゃんねる
ちょっぱー
けいきちゃんねる
「いやどこだよここ…」