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おれとユウが会ったのは小学校6年生
おれは中学受験のため塾に通っていた
しかし、もともとそんなに賢かったわけではなく
月1のテストもクラスでほとんど最下位をとっていた
塾の同じクラスの人たちは、 おれと同じで中学受験といえど
前々から通っていた生徒ばかりだった
そこには知り合いも1人もいなかった
ただ「馬鹿だから」
それに加えて、内気な性格でいつも1人
それが原因でいじめられた
塾の講師に相談してもまともに聞いてもらえなかった
おれはいつも帰り道に泣いていた
でも泣きながら家に帰りたくなくて
通り道の公園で泣いていた
そこに現れたのが
ユウだった。
ユウ
カヤ
ユウ
ユウ
ユウ
カヤ
ユウ
カヤ
ユウ
カヤ
ユウ
ユウ
カヤ
カヤ
ユウ
ユウ
ユウ
ユウ
カヤ
ユウ
ユウ
カヤ
ユウ
ユウ
カヤ
ユウ
ユウ
ユウ
ユウ
ユウ
ユウ
ユウ
ユウ
ユウ
カヤ
カヤ
これが出会い。
ユウは初対面なのにおれの話をずっと聞いてくれた
カヤ
カヤ
ユウ
カヤ
ユウ
ユウ
ユウ
ユウ
カヤ
ユウ
ユウ
ユウ
カヤ
それから
金曜日の塾が終わってから
公園に、ユウに会いに行った
秋ぐらいだった
ユウ
カヤ
ユウ
ユウ
ユウ
ユウ
カヤ
ユウ
カヤ
ユウ
ユウ
カヤ
ユウ
ユウ
カヤ
たしかに
ユウと一緒なら……
カヤ
ユウ
後日
カヤ母
ユウ
ユウ
カヤ父
カヤ母
カヤ母
カヤ
カヤ父
カヤ母
カヤ母
カヤ
ユウ
ユウは俺より嬉しそうだった
そうしておれは塾をやめ、
新しく個別指導の塾に入った
そして、結論から言うと
中学受験も受かった
間違いなくユウのおかげだった
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