私の恋物語

キーンコーンカーンコーン

三ツ谷...かっこよかったな...

...って何考えてんの私？！

もぉ〜バカバカ！

マイキーの瞳が私を真っ直ぐに見ていて少しドキリとした

そういえば、マイキー総長だって言ってたな...

ん？待て、総長...？こんな小さい子が？

...えぇ

こ、こいつ！！！上目遣いとは...てか意外と可愛いし...

まぁ...いっか！

え、寝んのはや

...赤ちゃんみたいだな...

くぅぅぅ、私の金が...

ドキン

あ、...まただ...

マイキーはよくこの顔をするな...

マイキーに妹いるとか意外...

ズキン

モヤモヤ...する

すみれ達のこと聞きになってマイキーの話が全く耳に入ってこない

ムギュっ

心臓が止まるかと思った

いきなりマイキーに頬を鷲掴みにされたと思えばすぐ近くにマイキーの顔があった

ば、バレる〜...

てか、いつまで鷲掴みにしてんの...

マイキーが何も言わずに私を見つめる

予想外の言葉が出てきて私は困惑した

マイキーはニヤニヤと笑い私を見る

多分、今の私はタコみたいに真っ赤だろう

やっと離された頬がじんじんとする

マイキーに痛いところを突かれ言い返せなくなる

マイキーと話して少しすみれ達の事が気にならなくなた気がする

少し土曜日が待ち遠しくなった