優奈
優奈
優奈
優奈
優奈
優奈
優奈
優奈
優奈
床に私の雫が 1つ落ちる
扉の向こうでは
泣き叫んで、怒っているような 声と
それに向かって煽るように
言葉を返す声が響いてる
自分のやってる事は あっているはずなのに,
正しいはずなのに,
全てがそれを反対してくる
この喧嘩だって
「ケンカはやめてよ〜」
お母さんの袖を引っ張りながら 言っても
「関係ないでしょ!」
「お前は黙ってろ」
お母さんにも
お兄ちゃんにも全部を反対される。
そうか…。
私になんて発言する権利も…
何も無いんだ。
前からわかってたけど、
改めて思い知らされて
静かに涙がこぼれ落ちる
おかげで顔はもうぐちゃぐちゃだ。
こんなことになっているにも 関わらず
相変わらず喧嘩は続いている。
私だって、お母さんの子供なのに、
大切にされる権利だってある はずなのに…。
そんな気持ちはいつの間にか 消えていた。
とにかく…
私は愛されたかった。
愛情が欲しかった。
だから、せめてでも
【良い子】だって
少しでも振り向いてもらえるように
努力を沢山してきた。
それでも私は
親にとってはただの他人のような ものだった。
優奈
静かに私は涙を拭う。
優奈
そっと呟き
カレンダーを横目に見る。
20xx年 10月17日
そう書かれている。
優奈
自分の馬鹿らしさに気づき 静かに笑う
優奈
私はある方法に気づく。
これならきっと……。
私はその1つの方法に掛けた。
優奈
そう言って
私はその方法に
取り組み始めた
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