プルルルル…
プルルル…
プッ。
栞
《もしもし、由仁?栞……だけど》
栞
《今どこにいる?》
由仁
……ふつう。
栞
《え?お菓子持って由仁の家行こうと思ったんだけど…》
由仁
(お菓子!)
由仁
待ってて……
由仁
今行く……。
栞
《うん。分かったよ~》
栞
これとか、好き?
由仁
……っ!!
由仁
……おいひぃ。
栞
そっか、良かった
栞
それにしても、どこに居たの?
由仁
……秘密。
栞
んー。秘密かぁ…
栞
電話なら、由仁の声が耳元で聞こえるから良かったんだけどな…
由仁
……っ//
栞
じゃあ、次からLINEにするね
由仁
……ぅ。///
ある日
由仁
……ふぅ、
ナンパ男A
嬢ちゃんひとりかい?
由仁
……っ!?
ナンパ男A
まぁ、そんな怒んなって。
ナンパ男B
ちょーっとだけオレらに着いてくればいから~
貴様ら…っ!
由仁
……っ!
栞
!
栞
由仁!
ナンパ男A
ちっ、連れいるのかよ
ナンパ男B
いこーぜ。
栞
大丈夫?何もされてない?
由仁
……ぅ
栞
ちゃんと、場所行ってくれないと、駆けつけられないよ…
由仁
……送った。
栞
え?
由仁
…ここ!
栞
由仁~今どこ~?
由仁
しぶゃです(*´˘`*)♥
由仁
ぁと何分でっ来ますか?
由仁
今、(><)ピンチ!!
口数の少ない女の子は LINE(こっち)の方だと口数が多いことを悟る栞だった。







