杏奈
先輩、証拠ってどういうことですか?
秋斗
まず、この動画を見て欲しい。
先輩1
ん?
先輩2
どれどれ、、、、、
杏奈
先輩。
桃花
!?あなたっ、、、、
杏奈
ちょっと、いい?
桃花
何?
杏奈
私がした事、家族とか友達には言わないでくださいね?
桃花
そんなの私の勝手でしょ。
杏奈
は?
ドカッ!
桃花
うっ、、!
杏奈
今度そんなこと言ったら、、、、
杏奈
○すから。
桃花
わ、分かったわ。
杏奈
ふふっ、
先輩1
なんだよこれ、、、、
先輩2
どういうこと?
秋斗
桃花はいじめるどころか杏奈に暴力を受けていたんだぞ。
杏奈
で、でも合成写真かも、、、、、、、
先輩1
でも、秋斗が合成写真なんか作ってなんの得があるんだ?
先輩2
そうね。合成写真なら、どこかに違和感があるはずだけど、これにはないから、合成写真とは考えにくいわ。
秋斗
あとさ、先輩達は桃花がどういう奴か知ってるだろ?
先輩1
まあ、、そうだな。
秋斗
なら、真っ先に杏奈の言葉を信じるより、桃花のことを信じてあげた方がいいと思う。
先輩2
、、、、そうね。
先輩1
桃花。もう遅いかもしれないけどごめん。
先輩2
信じてあげられなくてごめんね。
桃花
、、、、い、いえ!そんなこと、、、私もちゃんと先輩達に、伝えれば良かったんです!
秋斗
、、、だとさ。あんたはどうする?
秋斗
白状しないなら、他にも桃花に暴力奮ってる動画、みんなに見せるけど。
杏奈
、、、、そうよ。私がやったわ。
先輩1
なんでこんなこと、、、、、、、、
杏奈
、、、もうバレちゃったし、こんな所にいる意味もないわね。
杏奈
じゃ、さよなら。
桃花
待って!
杏奈は背を向け、走り去っていく。
秋斗
桃花!あんなやつ、追いかける必要はない。
桃花
でも、、、、ほっとけないよ!
秋斗
桃花!