ぬし
第3話〜 これって大丈夫かなって不安になってくる……
目線…降谷目線にするから…うん
目線…降谷目線にするから…うん
ぬし
まぁ、楽しんで欲しいなぁ
それでは どぞ
それでは どぞ
1時間目から放課後まであっという間に時間がたち、 ホームルームが終わった
赤井秀一
降谷君少し話があるからここに残りなさい。それ以外のみんなは 早く帰るか部活に行くように
そう先生が言うと モブAは僕に 絶対に言うなよ と 目で訴えていたのがよくわかった
赤井秀一
降谷零君。ないと思うが 君は 英語のテストを
カンニングしたと聞いたが 本当なのか?
カンニングしたと聞いたが 本当なのか?
降谷零
……しました
赤井秀一
それは 本当かい?
降谷零
本当です……
僕は俯きながら答えた
赤井秀一
なら、 君には 点数を上げられないな。
降谷零
分かってます……。
赤井秀一
あと、 もう一つ質問だ 。
君は モブAに なにか言われてるんじゃないのかい?
君は モブAに なにか言われてるんじゃないのかい?
降谷零
ッ……何も言われてません
赤井秀一
そうか、 まぁ何かあれば言いに来るといい、 今回の件は 誰にも言わないでおこう。次から気おつけるように
降谷零
分かりました、それと
有難うございます
有難うございます
僕は あの赤井先生に 全て見透かされてる気がした 部活が終わり 家に帰る中
降谷零
あの先生、 強面のくせに 優しいなそれに、 僕のことをよく見てる気がする………
降谷零
あれなんで…先生の事なんか…
気づいたら ずっと あの赤井先生 の事を 考えてばかりいた それがわかると 胸と顔が熱くなった
その日から自分が 赤井先生 に 恋心を抱いていると 自覚し始めた
降谷零
赤井先生 が僕に振り向いてくれるには どうしたらいいんだろう…
降谷零
少しは 攻めてみる とか…
色んな攻略を考えながら 僕は 土日をすごした なんだか 月曜日が待ち遠しく感じたのはこれが初めてだった
月曜日になり 学校に向かうと校門前に赤井先生が立っていた 僕は微笑みながら
降谷零
おはようございます。赤井先生
赤井秀一
嗚呼、 おはよう 。
いつもより今日は 明るいな
いつもより今日は 明るいな
降谷零
そんな事はないですよ
やっぱり この人は ちゃんと 僕を見てくれてる という事が嬉しくて たまらなかった
ぬし
今日はここまで〜
このまま上手く行けば
ね、いいんだけどまぁ頑張りますわ
このまま上手く行けば
ね、いいんだけどまぁ頑張りますわ







