この作品はいかがでしたか?
1,114
この作品はいかがでしたか?
1,114
い゙あ゙ッッッ゙ッ
凛
冴
冴
冴
冴
凛
冴
冴
凛
バチンっ゙ッッッ (舌を切る)
凛
凛
凛
冴
冴
ピーポーウゥーーー(サイレン)
冴
冴
2007年夏
それからあの子供は何処かに逃げ
あの公園にも行かなくなった
ストレス解消にしていた暴行は何時しかやらなくなり
5年後、27歳
俺は事故にあった
足が使えなくなり選手は引退せざるを得なくなった
俺は残った貯金でどう暮らせるか考えながら
ギャンブルにハマっていった
駅前の某パチンコ店
冴
ジャラララララ
テレレッ!ウーピコンピコントゥルル
冴
冴
テレレ……ウープルル!バンバンッ
タッ タッ タッ
冴
■■
冴
冴
冴
■■
冴
■■
クパッ(口を開ける)
冴
冴
舌がねぇんだよ
凛
冴
そこからのことはよく覚えていない
妙に息の詰まる展開と
戦慄し恐怖する心臓が
この生活に終わりを告げた
冴
冴
凛
冴
冴
凛
冴
ガコンッッ (鉄パイプで叩く)
冴
バンッゴッッドギャッ
冴
凛
冴
冴
冴
凛
冴
冴
冴
凛
ガコンッ//バンッバンッ
冴
冴
凛
ガシャン((首輪を付け柱に繋げる
冴
冴
凛
ぎゅ//(ハグ)
冴
冴
凛
冴
冴
冴
冴
2007年夏
はぁッ…はぁッ…………
凛
凛
凛
毎日親から逃げている
そのたびにこの公園に来て隠れる
親に見つかったら俺は死んでしまう
親は新興宗教にハマっていた
毎日意味のわからない教祖に従い
俺はそいつに体を弄ばれた
それが気持ち悪くて
蒸し暑い中頭も回らずただ逃げた
凛
凛
凛
……い
…い………
おい
凛
冴
凛
冴
冴
凛
凛
冴
冴
凛
凛
凛
冴
冴
凛
凛
凛
冴
冴
凛
冴
凛
凛
冴
冴
冴
凛
冴
冴
冴
凛
凛
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
凛
冴
凛
冴
凛
冴
凛
冴
凛
冴
凛
凛
冴
凛
冴
凛
冴
凛
冴
凛
冴
凛
冴
凛
冴
凛
冴
凛
冴
凛
凛
冴
冴
凛
冴
冴
凛
凛
凛
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
ピピッーー
試合終了 勝者:Re:レアール
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
俺は知っている
チームメイトからよく 思われていないこと
特に彼奴等から影で散々言われたり
デマも流されてること、
そして、
俺だけが強いことも
冴
冴
ストレス解消
暴力
俺は… まだ足りない もっと強く…… 耳を塞げ 世界一には…… なれない…? もっと練習 俺だけが強い 全員雑魚 世界はそんなに甘くない 俺なら余裕 あいつらは敵…… 味方じゃない…? 大丈夫、まずはメンタルを… 俺だけが我慢してる 強い故の孤独 世界一はひとり 俺はひとりでも大丈夫 何で嫌われてんだろ
何で 何で何で何で何で何で何で何で何で 頑張ってるだけじゃ駄目らしい 仲良くパスを出して サッカーは11人でやるもの 俺が悪いの? もっと愛想良く お前じゃ出来ない ずっと前から分かってた 苦しいのだって全部…… 人のせいにするなよ 本当にイかれてる…… 自分が嫌いだ もう生きたくない
疲れた
どうやって乗り切ろう
明日の自分が考えられない
■■■■(自主規制)
殴りたい
消し去りたい
滅茶苦茶にしたい
不幸にしたい
■■■■
■ねばいいのにさ、本当
………
その日は突然に
世話になってる叔父から連絡が来た
ある子供を探して捕らえて欲しいと
神の子何だと、
本当にくだらないと思った
もてはやされて生きてきて
何の苦労もしてない
裕福な餓鬼何て
どんなに生意気なんだろう
滅茶苦茶にしてやりたい
許せない
許せな………
凛
冴
冴
そこからだった
毎日の鬱憤をこいつに吐き出す
ストレス解消をしていく
駄目だと分かっていながら 止められない
そんなんだから最悪は続いて
バレた
でも案の定加勢するだけで 何も言われなかった
そして続く一夏
バチンっ゙ッーー (舌を切る)
冴
冴
そうだ、
この日だった
全部思い出しッーー
俺は何も知らない
俺が■■■−−−−■−−■■■
知らない 何も知らない 俺はあいつをッ--■■■ もう全部分かってーッ 限界だ 知らないふりももう終わり 受け入れろよ 俺は何もしてッッッ ■■■■■■■■■■■■■■■■
冴
冴
冴
これを思い出したら 俺は死ななきゃならない
それが分かっていたからこの数年間記憶を消してきた
でももう限界らしい
覚悟はついた
この光景が過去の記憶を 蘇らせる最後のチャンスなら
俺は…………
凛
凛
凛
冴
冴
グサッッッ///
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
凛
凛
冴
冴
Fin
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
冴は過去に凛を虐待していた ↓ そこで凛を殺してしまう ↓ 冴はその記憶を消して凛は何処かに逃げたことにする ↓ 5年後、記憶の消去に限界が来て罪の意識から死のうとする別人格が 現れる
主
最初に冴が見た凛(5年後凛)は、主人格冴の精神に影響を及ぼした別人格冴の(仕業?)幻影
主人格冴が見た幻影凛が最後抱きついてきたのは冴自身が許されたかったから
パチンコ店から監禁場所にいたり、冴が過去の記憶を遡っている時に現実で傷を付けられていたのは別人格冴が死のうとしていたから
記憶を遡るたび消去していた悍ましい記憶に近づき事を思い出していく主人格冴
そして最終的には全てを思い出した主人格冴と、別人格冴の 【死んで償う】 という思惑が一致し主人格冴は死を受け入れる
主
主
主
主
主
主
主
主
主
コメント
2件
久しぶりにかいすいさんの素晴らしい作品を見れて嬉しいです!自分はこれから進級して忙しくなるのでお互い頑張りましょう!また作品見れる時を楽しみにしています!︎💕