消えていく思い出…

夜 眠ろうとしたが、寝付けない

あとで俺は知る

俺の嫌な予感が的中していたことを

ー・・・ー

ー・・・ー

次の日

ー・・・ー

家を出た

やっぱり俺の予感は当たってたんだ…

思わず頭を抱えた

今日はずいぶん早いから まだ同級生は誰も通っていない

ピコンッ！

LINEの通知音が鳴った

通知を見た

それは、 莉乃、敦、俺のグルチャだった

瞳が病気になってから作った グルチャだけど、 全然使ってなかったから忘れてたんだ

莉乃︰今日もみんなお見舞い行くよね！？瞳の体調ちょっとでも良くなってるといいんだけど！(ㆁωㆁ*)

瞳が重体だってこと…

敦︰それな！もちろん行くぞ🎵

多分どっちみち 2人は知ることになる

止めれば「なんで？」と 聞かれるだろうし

止めなければ2人は お見舞いに行った時に 病院の人から告げられるだろう

ー最悪な現実をー

そういえば今日は、 敦が莉乃に告る日だ…

どっちみち敦は今日 莉乃に告白できないだろう

もしできて付き合ったとしても 瞳の状態を知れば 真面目な莉乃のことだから 瞳の状態が良くなるまでは…と 敦と別れる可能性が高い

でも俺は敦に協力を頼まれている

だから、学校をサボって 協力しないのは ただの裏切り行為なんだ…

先生もさすがに、 死ぬ確率が高くなる手術 などがなければ 瞳については話さないだろう…

勇気を出そう…！

勇気を出すんだ、俺…！

よし、決めた！

2人にこのことを話すんだ…！

ー・・・ー 莉乃・敦・海斗のグルチャ

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ー・・・ー

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