惹かれていく心

あ、やばい 無意識に本音を言ってしまった…///(笑)

うずくまっている先輩の腕に 両手で優しく触れた

えっ…そんな訳…

驚いた顔で俺を見た

先輩は恥ずかしそうに下を向いた

片手で先輩の頬に触れた

頬から手を離し頭を優しく撫でる 先輩は 相変わらず恥ずかしそうに そっぽを向いていた

チャイムが鳴り俺達は教室に戻った 頭の中は先輩の事ばかり

先輩可愛かったな〜… あ、そういえば 部活見に来てくれるんだった！！

チャイムが鳴り部活が始まった ウォーミングアップが終わり休憩時間

先輩は手を振ろうとしていたが お構いなしに すぐに先輩の元に駆け寄った

暫くして 笛が鳴り集合の合図がかかった

うわっ！？笑った！！

当たり前の事なのに 何故か嬉しくなる ついに試合が始まった

絶対に決めてやる

ブロックをかいくぐり ゴールに向かってシュートを打った

俺は先輩の方を向くと 先輩も喜んでいた 口パクで何かを伝えてくれた

ドキッと胸が鳴った

やばい…マジで嬉しい…/// よし！頑張ろ！！

部活が終わり 道具を片付け終わった時だった

数人の女子達が 座っている先輩を囲んで騒いでいた 何故か俺は女子達にイラつき 急いで先輩の所に向かった

俺は何も言わず 先輩の手を引いて部室に向かった