__を殺すべく 計画を立てていたある日
ピーンポーン
さとみ
来客か?珍しいな
さとみ
はーい
今はお父さんがいないため、俺が出ることにした
ガチャ
さとみ
誰です、か、、
玄関を開けるとそこには
るぅと
久しぶり
幼なじみのうちの1人、るぅとが立っていた
さとみ
るぅと!
さとみ
ほんとに久しぶりだな、
※ターゲットは別の人です
さとみ
急にどうしたんだ?
るぅと
あの、、ゆっくり話したいんですけど、
さとみ
あぁ、いいぞあがって
何やら長くなりそうなので、とりあえず部屋にいれることにした
るぅと
お邪魔します
さとみ
適当に座ってくれ
にしても彼と会うのはほんとに久しぶりだ
俺は2つ分のお茶を用意して運ぶ
さとみ
ほらよ
るぅと
ありがとうございます
さとみ
んで、話ってなんだよ?
るぅとから話す雰囲気がなかったから、俺から話題を振った
るぅと
実はですね
急に固くなる表情
変に緊張を覚える
るぅと
僕も、さとみくんのチームに入れて欲しいなって
俺は一瞬理解が追いつかなかった
さとみ
え?
理解した瞬間には疑問が浮かぶ
さとみ
なんで?
どうして今なのだろうか、何故入りたいのか、急にそんな仕事に目覚めでもしたのか、頭のなかは疑問で埋め尽くされてる
るぅと
さとみくんが僕たち幼なじみに仕事の話をしてくれた時から気になっていて
るぅと
やってみたいと思ったのが最近なんですよ
気のせいだろうか、彼が理由を述べる姿はなぜだかぎこちなく、とても違和感を覚えた
さとみ
ほんとにやりたいのか??
るぅと
は、はい!
でも、るぅとの目は真剣そのものに見えたから、気のせいだと自分を納得させる
さとみ
、、分かった、
さとみ
お父さん(ボス)に話してみる
るぅと
ありがとうございます!
さとみ
結果は後で連絡するから
るぅと
はい!
とりあえず話を終えてるぅとを帰すことにした
さとみ
またな
るぅと
さようなら!!
手を振りながら玄関のドアを閉める
るぅと
…
あとほんの数cmでドアを閉め終わる瞬間、彼の表情はとても曇ったように見えた
なにか、不安を感じているような…そんな感じ
でも先程と同様、気のせいだと思いスルーした