ユングの父
なあ。お前。
霊
・・・
ユングの父
なあ。今日はお前の息子が学校でいい成績をとったぞ。マリア。
ユング
(どうして父は悪い霊が邪魔しないように僕を父親の後ろに立たせるのだろう)
人形屋さん
19世紀のスイス社会にとりいまだ暗い降霊術などは縁の遠いものではなかった。
人形屋さん
この少年。
人形屋さん
カール・グスタフ・ユングにとっても。
ユングの父
なあ。マリア。
人形屋さん
少年の頃、ユングは父親が亡くなった前の妻と話すとき、その後ろに立たねばならなかった。悪い霊が邪魔しないように。
人形屋さん
表面的には敬虔なプロテスタンティズム社会。しかし実態は田舎のほの暗い民間信仰からユングでさえ遠くはなかったのである。
ユング
寝るよ。
ユングの父
ああ。
人形屋さん
そのため、ユングには矛盾する二つの側面を抱えることになったのである。
人形屋さん
これを簡単に結論付けることは出来ません。
人形屋さん
あ。
人形屋さん
参考文献は
人形屋さん
マギー・ハイド先生の「ユングと占星術」です。






