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竹少女

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竹少女

1 - 竹少女

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2019年08月22日

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私達が旅行へ行った時の話

なな

竹がいっぱい

まこ

ほんと。邪魔にならないのかしら

なな

私達が気にすることじゃないわ

まこ

そうね。

なな

あっ、そのすぐそこ!!旅館だよ

まこ

わー!凄い!こんなに広いのね!

なな

その分お金がかかるのよ。

まこ

そっかー

少女

お姉さん達、ここ、泊まるの?

なな

そうよ。

まこ

お嬢ちゃん一人?

少女

うん

なな

ここに泊まっているの?

少女

ううん。ここに住んでるの!

まこ

ママはどこに居るのかな?

少女

居ないよ

なな

しばらく待てば帰ってくるの?

少女

ママは帰ってこないよ。死んじゃったから。パパも同じだよ。

まこ

一人ってこと?一人で住んでるの?

少女

そう

少女

あの竹やぶで何百年も一人で暮らしてきたんだ。

なな

何百年?

まこ

今何歳?

少女

え、

少女

3歳。

まこ

どういうことなの...

少女

私、人間じゃないよ。

なな

え?!

少女

産まれたときから竹やぶで暮らしていたけど3歳でママとパパが死んじゃったの。それから1週間たって私は死んじゃった。けどね、

少女

みんなと遊びたくて姿の見える霊になったの。

少女

でもみんな怖がって遊んでくれないから寂しいんだ。

それを聞くと私達は女の子が可哀想になってしばらく一緒にいることにした。

少女

そこにほんとに泊まるの?

少女

やめた方がいいよ。

まこ

どうして?

少女

それはどうかな....。

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