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主
主
痛い
辛い
やめてよ
なんで僕が
誰か
助けてっ……
そんな時君は手を差し伸べてくれた
手を引いて走ってくれた
涙を拭ってくれた
笑いかけてくれた
でも僕は君と同じようには出来ない…
ごめん
ごめん…
りい❤️
りい❤️
いじめっ子
いじめっ子
そう言っていじめっ子たちが僕の肩を 組んできた
りい❤️
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
ドクンッ
鼓動が早くなるのがわかった
自分でも分かるほど胸がドクドクと 鳴っている
ころ💙
思うように声が出ない
前僕をいじめてた人達に怖い目付きで 見られて
僕の友達が助けを求めるように 手を伸ばしてくる
元々いじめられてた僕を庇って 君はいじめられてるんだ
だから助けようと思った
君が僕にしてくれたように
でも体が言うことを聞かなくて
どうしても体が動かなくて
ころ💙
なんて僕が言ったらいじめっ子の あいつらはニコッっと笑って君が 僕に向けて伸ばしてる腕を踏みつけた
りい❤️
りい❤️
いじめっ子
そう言ってあいつらは君の口に 芋虫や蝶、セミの死骸を押し込んだ
りい❤️
りい❤️
君は吐いた
口からは粉々になっ た虫の死骸が出てくる
いじめっ子
それを嘲笑う声が聞こえた
みんな笑っていた
笑わないといじめられるから
この学校ではあいつらが1番だから
逆らってしまったらみんなこんな目に 遭うから
だから皆見て見ぬふりをする
僕がいじめられてた時もそうだった
その中で君が助けてくれたから 僕は助かった
その代わり君がいじめられるように なった
りい❤️
そんな君の声は誰にも届かなくて
皆わらってばかりいる
いじめられたくないから
僕も怖いから
自分は助けて貰ったのに 僕は助けれない
なんて惨めで滑稽な話だ
君はもうボロボロで
床には君の髪の毛と嘔吐物が 落ちている
それを見ても僕は動けなかった
その時
さと💗
さと💗
誰が言ったんだろうって初めは思った
るぅ💛
いじめっ子
いじめっ子
歯向かって言ったのは さと💗とるぅ💛だった
2人とも幼馴染で仲が良かった
だけどクラスが違うから虐めの事は 知らなかったんだ
馬鹿なのかなとか思ったけど
それ以上に恥ずかしくなった
さと💗
そう言ってさと💗はりい❤️に 手を差し伸べた
りい❤️
るぅ💛
るぅ💛
そう言ってりい❤️に笑顔を向ける 2人は輝いて見えた
りい❤️
りい❤️は嬉しそうに2人の 手を取っていた
いい話だななんて思ったのはつかの間
さと💗とるぅ💛が僕の方へ 寄ってきた
さと💗
さと💗
るぅ💛
2人が僕に浴びせる言葉は酷く 冷たかったけど本当のことだから 何も言い返せなかった
その場にいたくなかった
輝く2人と醜い僕
真反対なのに対等に並んで いいわけない
もう3人に合わせる顔などないんだ
そう思うと怖くなって僕は逃げ出した
醜い僕を浄化させてくれるような 綺麗な世界を目指して
僕は走った
ひたすらに…
主
主
主