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染島 朱里

………んっ

染島 朱里

んぐっ

目が覚めると私は口をガムテープで止められ手足は縛られた状態になっていた

染島 朱里

ん!!!

神童 樹

起きた?

神童 樹

薬の量を間違えたのかと思ったよ

染島 朱里

んっん…

神童 樹

あんまりおっきい声出すと

神童 樹

殺すからね

染島 朱里

ん"

殺すって何?

私、何かしたの?

神童 樹

今君の身体の中には君の身体を自由に操作できるチップを入れたんだ

染島 朱里

ん!!!

神童 樹

だからちょっとでも大きい声を出したら

神童 樹

爆弾ボタンを押して

神童 樹

身体を吹き飛ばしちゃうから

神童 樹

気をつけてね

染島 朱里

(何、それ…)

染島 朱里

(怖いよ助けてよ、)

神童 樹

今から君の口に貼ってあるガムテープを剥がすから

神童 樹

くれぐれも大きな声を出さないようにね

染島 朱里

ぷはっ

染島 朱里

はぁっ、はぁっ

染島 朱里

どう、して、

染島 朱里

こんな事、する、の?

神童 樹

神童 樹

ほんとに何も覚えてないの?

染島 朱里

覚えてないって、

染島 朱里

何を、なの、

神童 樹

じゃあここで全部暴露してあげるよ

神童 樹

まず僕は転校初日に朱里ちゃんの水筒に小型の盗聴器を入れた

染島 朱里

!!

神童 樹

そして僕は君の彼氏の居場所を突き止めてホテルに侵入して

神童 樹

写真や動画を撮りまくった

染島 朱里

う、う、嘘、でしょ、

神童 樹

そしてそれを君に見せた

神童 樹

何で俺がわざわざ朱里ちゃんにその写真や動画を見せたのかというとね

神童 樹

朱里ちゃんに

不幸になって欲しいんだよ

染島 朱里

!?!?

染島 朱里

どーいうこと!!

バチバチバチ

私がおっきい声をあげた瞬間

身体中が痺れ始めた

染島 朱里

う"ぁ"…

染島 朱里

ぁぁぁぁぁぁ"'"

染島 朱里

い"たぃ"!!!

染島 朱里

止め"て"!!!!

染島 朱里

しんじゃ…う"…、

ピタ

染島 朱里

っはぁ…、はぁ、

神童 樹

大きな声出すなって言ったよね?

染島 朱里

ご、ごめ、

染島 朱里

ごめんなさい、…

神童 樹

話の続きをするね

神童 樹

そしたら琉生君の浮気を暴露した放課後に

神童 樹

いきなり彼がカッターを持ってこっちに走ってきたんだよ

染島 朱里

!!!

神童 樹

だから僕は彼の身体を痺れさせて

神童 樹

刃物で彼の身体中を刺しまくったんだよ

神童 樹

もちろん口にガムテープを貼っておいたから

神童 樹

どんだけ痛くて叫びたくても

神童 樹

叫べなかったんだよね

神童 樹

そしたら彼気絶しちゃったから

神童 樹

僕が刺したっていう記憶を無くさせておいたんだ

染島 朱里

なに、それ、

染島 朱里

信じ、られ、な、い

神童 樹

まぁここまで説明したら裕也君の事故も僕がやったってのはだいたい分かるでしょ

神童 樹

でも大丈夫

神童 樹

君の周りの人が酷い目にあったとしても

神童 樹

君には手を出さないからね

染島 朱里

恐怖で言葉が出てこなかった

彼がどうしてこんなに私に執着するのかが分からなかった

私の周りの人はこれからどんどん酷い目にあっていくの?

嫌だ

そんなの、

嫌だよ…

神童 樹

じゃあもう1回眠ってもらうよ

神童 樹

ついでに今日僕の話した話も

神童 樹

記憶から消してあげる

そう言うと彼は

また私に無理矢理睡眠薬を飲ませた

そして私は

意識を失った

この転校生、何かがおかしい

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コメント

3

ユーザー

神童くん怖すぎっ… 朱里ちゃんには幸せになってほしい笑 続き待ってる💕

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