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僕のぼんやりとした視界の中に光が差し込む
『連続殺人犯の消息は、未だ不明のままです』
リビングの方から、キャスターの澄んだ声が僕の耳に訴えかける
どうやらテレビを消し忘れていたらしい
大きく伸びをした後、リビングへ向かった
みほがいない
暖かい朝日を浴びながら、朝食をつくる
大きな仕事を終えたからか満足感で満ち溢れていた
一枚のパンを片手にテレビを見つめる
証拠は愚か手掛かりさえ見つかっていないようだ
なんて心地の良い朝食なんだろう
あとは時が経つのを待てばいい
そう、あとは待つだけだ
かいせい
?!
かいせい
あきら
あきら
油断していた..
まずい...
かいせい
あきら
あきら
あきら
かいせい
あきら
あきら
かいせい
かいせい
...しめた
あきら
かいせい
あきら
あきら
かいせい
あきら
かいせい
かいせい
あきら
かいせい
かいせい
あきら
かいせい
やっぱりこのナイフで殺したいな
人生最後の飯がお高い焼肉とは、贅沢な奴だな
PM9:00
嫌な予感がする
最悪だ
あきら
あきら
あきら
かいせい
あきら
かいせい
あきら
かいせい
かいせい
あきら
かいせい
かいせい
あきら
かいせい
かいせい
あきら
かいせい
かいせい
かいせい
かいせい
あきら
かいせい
かいせい
あきら
かいせい
なぜだ
かいせい
なぜこいつは
かいせい
こんなにも詳しく知っているんだ
かいせい
僕の完全犯罪を
かいせい
かいせい
かいせい
かいせい
かいせい
かいせい
かいせい
かいせい
かいせい
かいせい
かいせい
かいせい
あきら
かいせい
かいせい
あきら
あきら
かいせい
あきら
かいせい
あきら
かいせい
あきら
かいせい
かいせい
かいせい
かいせい
僕のナイフが再び真っ赤に染まった
一週間後
僕のぼんやりとした視界の中に光が差し込む
『連続殺人犯の消息は、未だ不明のままです』
リビングの方から、キャスターの澄んだ声が僕の耳に訴えかける
どうやらテレビを消し忘れていたらしい
大きく伸びをした後、リビングへ向かった
みほがいない
暖かい朝日を浴びながら朝食をつくる
大きな仕事を終えたからか満足感で満ち溢れていた
一枚のパンを片手にテレビを見つめる
証拠は愚か手掛かりさえ見つかっていないようだ
なんて心地の良い朝食なんだろう
あとは時が経つのを待てばいい
そう、あとは待つだけだ
あきら
あきら
あきら
あきら