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続きみたいです!!
数ヶ月後
ジミン
ジミン
V
祭子、
また、海竜に授けられる生け贄が発表される。
今度は誰か?
僕ももう17歳。 いつ選ばれてもおかしくない年齢だ。
いつまで耐えれば、この地獄が終わるだろうか。
祭長
祭長
祭長
えっ…?
ジミン
祭長
祭長
祭長
祭長
ジミン…?
僕は、横にいるジミナの顔を見た。
ジミン
ジミン
嘘つけ。
バレてるんだよ、無理して笑ってることが。
ジミナの歪んだ笑顔は、泣きたいのに我慢してる時だって。
何年一緒にいると思ってんの?
V
V
ジミン
ジミン
ジミン
ジミン
ジミン
ジミン
ジミン
ジミン
V
V
ジミン
V
ダメだ。
僕が、ここで泣いちゃダメだ。
目に溜まった涙をジミナに見られないように 僕は歩き出した。
ジミン
ジミン
V
ジミン
V
僕は賭けに出た。
あの島で、儀式を止める手掛かりを探して見せる。
もし、手掛かりが見つからなかった場合 ジミナと一緒にいられる時間を無駄にしたことになる。
だけど、 そのぐらい覚悟を持たなきゃ、 ジミナを助けられない。
ジミナは、僕の
たった一人の親友だから。
ジミン
ジミン
ジミン
ジミン
V
V
ジミン
V
V
V
ジミン
V
V
V
ジミン
V
二人で熱いハグをしてから、僕は覚悟を決めた。
大丈夫だ、潮の方向は、向こうの島に向かっている。
僕は、広い海に、思いっきり飛び込んだ。