ジル
君はなんの仕事をしているんだい?
マール
あ…えっと、仕事はしてなくて、こことは別の国で魔法と武術をならっていたんですよ。なので困ってるんです。何かいい仕事ありませんか?
ジル
魔法だって⁉︎まぁいいけど、それならうちにきなよ。宿舎もあるし。
あ!そういえば、魔剣士団に入るには、手続きと試験が必要なんだよね。
特別にここで試験をするから、得意な魔法を使ってみて(^^)
危ない魔法だったら、海に向かって使ってね。
あ!そういえば、魔剣士団に入るには、手続きと試験が必要なんだよね。
特別にここで試験をするから、得意な魔法を使ってみて(^^)
危ない魔法だったら、海に向かって使ってね。
マール
あのー、制御装置は外したほうがいいですか?
ジル
どっちでもいいよ。
マール
なら、つけたままやりますね。
マール
禁術第二解放ホロコースト
キュイーン ピカッドーン
海の水が魔法の影響によって 一気に宙に浮いた。 そのあとは何事もなかったかのように シーンと静まり返っていた。
ジル
すごいね君〜。
この実力なら兵士長になれるよ。
まぁ、初めはなれないけどね😉
この実力なら兵士長になれるよ。
まぁ、初めはなれないけどね😉
ジル
あっそうだ。
君さ、十人の魔人ディエスの選抜試験受けてみなよ。
ディエスになったらまぁ、副兵士長にはなれるよ。
君さ、十人の魔人ディエスの選抜試験受けてみなよ。
ディエスになったらまぁ、副兵士長にはなれるよ。
マール
そうなんですか?
マール
(なら受けてみようかな)
ジル
じゃあ、行こうか。
ジル
魔剣士団宿舎へ!
マール
はい!
魔剣士団宿舎前
ジル
ここをまっすぐ行くと、国家兵士団本部があるからそこで手続きをしてね。
ジル
僕は用事があるから、夕食の時にね。
マール
はい。気をつけて。
タタタタタッ (走り去ってゆく足音)
マール
よし、行くか!
国家兵士団本部受付け
マール
あのー、国家魔剣士団入団手続きをしたいんですけど、どこで出来ますか?
受け付けA
試験が今からあるので、そこを左に曲がってまっすぐ行ってください。
マール
あの、試験は受けたんで…
受け付けA
次の人どうぞ。
マール
試験は受けたのに。
まぁいいか。受けてみよう。
まぁいいか。受けてみよう。
魔剣士団入団試験場
試験官
一人ずつ得意な魔術を使ってみてください。
質問はありますか?
質問はありますか?
マール
あの、魔術じゃなくて、魔法でもいいんですか?
ザワザワザワ
試験官
ま、魔法…使えるのならいいですよ。
ガリヤ
お前正気か?
魔法は、あのディエスぐらいの実力じゃないと使えないんだぞ。
魔法は、あのディエスぐらいの実力じゃないと使えないんだぞ。
マール
そうなんだ。魔法ってすごいんだね。
ニールもマールも町のみんなも普通に使ってたのに。
ニールもマールも町のみんなも普通に使ってたのに。
マール
っていうか、ディエスって何?
ガリヤ
は⁉︎
お前ディエスを知らないのか⁉︎
お前ディエスを知らないのか⁉︎
マール
うん。
ジルは教えてくれなかった。
ジルは教えてくれなかった。
ガリヤ
おいお前。団長を呼び捨てにしたらダメだぞ。
マール
えっ⁉︎
でもジルがさん付けはやめろって…
でもジルがさん付けはやめろって…
ガリヤ
とにかくダメだぞ。
マール
わかった。
試験官
次はマールさん。
マール
はい。
ミリ
ねえ、あんた本当に魔法が使えるの?
マール
うん。
ミリ
へえ。
試験官
はやくしてください。
マール
はい。
マール
制御装置は外したほうがいいですか?
試験官
どちらでもどうぞ。
マール
燃えさかれフレイム
ゴオオオオオオ (マールの手の上で炎が燃えさかる。)
試験官
す…すごいですね。
ご、合格。
ご、合格。
ミリ
(そんな、本当に使えるなんて)
ガリヤ
す…すげえ。
ザワザワザワ
ガリヤ
お前すげえな!
マール
たいした事ないよ。
まだ制御装置も外してないし、禁術も解放してないから。
まだ制御装置も外してないし、禁術も解放してないから。
ガリヤ
うん?
制御装置?禁術解放?
制御装置?禁術解放?
マール
わからなくても大丈夫だよ。
ガリヤ
そうだよな。
試験終了後
ガリヤ
おーい。俺も合格したぜ。
ガリヤ
これから、よろしくな!
マール
うん!