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新連載!! 続きが気になる...!! 初めから先が読めない展開...!!! 続き楽しみに待ってます!!!!
新連載だ!!投稿ありがとうございます! 最初からめっちゃ気になる… どこに行ってるのか付いていくといつの間にか後ろにいてしかも何か違う? 雰囲気というか謎が1つ出来ましたね、 一体どうなっているのか? 続き楽しみに待ってます!
Xで見た時から、すごく楽しみにしておりました!! まふくんがいつも向かっている路地裏、そこで姿が急に消えてまた現れる…一体何が起こってるんだ? そらるさんと話している時も、何か様子が変だし…… 一体これはどうなってるんだ?🤔 投稿ありがとうございます! 続き楽しみにしております♪
〜Convictor Side〜
まふまふ
今は歌い手活動の相方である まふまふとの、いつもの打ち合わせ中
次のユニット曲について、お互いの 昼食も兼ねる為、駅前のカフェで ランチをしつつ話し合っていた
まふまふ
一通り話を進めて、今日は これで解散することに
会計を済ませて、2人で店の外に出た
解散と言っても、俺達は 同じマンションに住んでるから、 実は帰る方向は同じ
……だけどまふまふは、家とは全く 反対方向に歩き始めた
そらる
まふまふ
不思議に思って呼び止めると、 こっちを振り向く
まふまふ
俺が言いたいことを察したのか、 そう答えたまふまふ
じゃあ、と言って、 再び歩き出してしまった
……実は、少し前からこんな感じ
2人でどこかに出かけたりした後、 必ずと言っていいほど、あいつは ああ言ってどこかに寄っていく
毎回同じ場所ってわけでもないから、 尚更その行き先が気になる
別に俺が気にすることじゃないけど、 自分の相方のことは、やっぱり色々 知っておきたい気持ちもある
そらる
少しその場で突っ立ったまま 迷ったけど、結局好奇心が勝って、 後をつけてみることにした
あいつが歩いて行った方と 同じ方向に歩いていく
……と、駅前の人だかりの中、 少し飛び出た白い髪を見つけた
そらる
特徴のおかげで見失うこともなく、 まふまふの視界に入らないよう気を つけながら、少し後ろをついていく
しばらくそうしていると、 人気のない、暗くて狭い 路地に入って行くのが見えた
そらる
流石の俺も、こんなところに 店か何かがあるとは思えない
疑問に思いつつも、やっぱり 気になって、俺も路地に入ることに
そらる
誰も何もいなくて、ただ真っ直ぐ 狭い道が続いている路地裏
ただおかしいことに、さっき 来ていたはずのまふまふが、 どこにも見当たらない
そらる
状態がよく分からないままだけど、 とりあえず進んでみることに
辺りを見回しながら、 ゆっくり歩いてみる
もしかして、どこか 道の途中で曲がった?
……いや、そんな曲がり角はない。 ここは一本道だ
それに、路地を抜けるにも少し距離が あるから、俺がここに来るより前に 出た、なんてことも多分ありえない
この雰囲気じゃ、どこか入れるような 建物も無さそうだし……
まふまふ
そらる
突然背後から聞き覚えのある 声がして、咄嗟に後ろを振り返る
そらる
驚きを隠せずに、思わず目を見開く
……俺の後ろには、まふまふがいた
だけどおかしい。さっきまで こいつは、俺の前を歩いてたはず
そらる
それに、つけてたことも バレてるし……
まふまふ
射抜くような鋭い視線と、明らかに 俺を疑っている、低音の冷たい声
そらる
嘘はついていない。これは、 本当にただの好奇心だった
まふまふ
そらる
あまりの圧に、一歩後退った
背中を冷や汗が伝っていくのを感じる
そらる
そらる
怖気付いて、相手の反応を 伺うような聞き方になる
まふまふ
まふまふ
少しの沈黙があった後、いつもの 調子で、笑いながら言われる
よかった、怒ってはいなかったらしい
そらる
まふまふ
まふまふに背を向けて、 元の進行方向へと歩き始める
暗い路地を抜けて少し歩いた ところで、いつの間にか自分が 早足になってることに気がついた
そらる
一度立ち止まると、やっと そこで緊張の糸が切れて、 今まで忘れていた呼吸をする
いつものあいつからしたら 考えられないような、暗い表情と声色
そして、あの妙な空気の重さ
比喩とかそういうものじゃない、 あの場の空気が変わったのを、 俺は確かに感じた
見た目は、同じまふまふなのに
知っている“人”のはずなのに
あの瞬間だけ、全くの別人に見えた
──あれは一体、誰なんだ……?
かえで
かえで
かえで
かえで
かえで
かえで
かえで
かえで
かえで
かえで
かえで