コメント
16件
すきああああああああああああああ(落ち着け) ふぉろしつあああああ
本当にぷ。様のストーリー神です! 今回も最高でした!
天才です神です 好きです ブクマ失礼します
お久しぶりです!!
今日はめっちゃ短い お話というか 切り抜きというか...
プロローグ的な感じです!!
では、どーぞ🎁
ずっと君になりたかった
こくん
君が教室に入ってくれば 周りのみんなが笑顔で 君の元へ集まっていく
僕は窓側の1番後ろの席で その様子を見ているしか 出来ない
寂しさを感じてもう一度 本に視線を移す
でも、君の楽しそうな 笑い声が耳に響いて なかなか集中出来ない
仕方なく本を閉じて イヤフォンをつける
僕の好きな曲が 僕だけの世界に広がって 余計に孤独を感じる
家でいつも1人な癖に クラスの中で1人になると 自分が可哀想な奴だと 思われている気がして
居心地が悪く この教室を飛び出したくなる
この空間に耐えられず 立ち上がろうとした時
チャイムが鳴った
ずっと君になりたかった
こくん
僕に気づいた友達が 僕の元へ寄ってくる
ただ君は本と向き合ったまま 周りに誰も居ないかのように 君だけの世界に入っていた
りくん
こくん
さくん
こくん
こくん
ジくん
なくん
こくん
君に気づいて欲しくて 自然と声は大きくなる
少し期待をして君の方を見るが イヤフォンで音楽を聴いていて 僕の声など全く届いて いないようだった
僕はこの周りの友達がいないと 自分の存在価値を 見いだせないきがしている
だからこそ、誰とも話さず 1人の世界で生きてる君が どこか羨ましかった
誰かがいなくても 1人でなんでもそつなくこなす そんな君が
僕とは対照的で すごく惹かれていた
そんな僕に 君が気づくことはない
なんだかムキになってきて 君の近くへ行こうと 1歩踏み出した時
チャイムが鳴った