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君になりたい

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君になりたい

1 - 君になりたい

♥

1,194

2022年04月17日

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お久しぶりです!!

今日はめっちゃ短い お話というか 切り抜きというか...

プロローグ的な感じです!!

では、どーぞ🎁

ずっと君になりたかった

こくん

おはよう〜!!

君が教室に入ってくれば 周りのみんなが笑顔で 君の元へ集まっていく

僕は窓側の1番後ろの席で その様子を見ているしか 出来ない

寂しさを感じてもう一度 本に視線を移す

でも、君の楽しそうな 笑い声が耳に響いて なかなか集中出来ない

仕方なく本を閉じて イヤフォンをつける

僕の好きな曲が 僕だけの世界に広がって 余計に孤独を感じる

家でいつも1人な癖に クラスの中で1人になると 自分が可哀想な奴だと 思われている気がして

居心地が悪く この教室を飛び出したくなる

この空間に耐えられず 立ち上がろうとした時

チャイムが鳴った

ずっと君になりたかった

こくん

おはよう〜!!

僕に気づいた友達が 僕の元へ寄ってくる

ただ君は本と向き合ったまま 周りに誰も居ないかのように 君だけの世界に入っていた

りくん

ころちゃん遅刻ギリギリじゃん笑

こくん

今日寝坊しちゃった笑

さくん

今日っていうか毎日だけどな笑

こくん

いやいや、
そんなことないから!!笑

こくん

昨日なんて10分前には
着いてたからね!?

ジくん

10分前は別にそんなに
早くはないけどな笑笑

なくん

まぁ、休まなかっただけ
えらいえらい!!笑

こくん

全然褒められてる
感じしないんだけど笑笑

君に気づいて欲しくて 自然と声は大きくなる

少し期待をして君の方を見るが イヤフォンで音楽を聴いていて 僕の声など全く届いて いないようだった

僕はこの周りの友達がいないと 自分の存在価値を 見いだせないきがしている

だからこそ、誰とも話さず 1人の世界で生きてる君が どこか羨ましかった

誰かがいなくても 1人でなんでもそつなくこなす そんな君が

僕とは対照的で すごく惹かれていた

そんな僕に 君が気づくことはない

なんだかムキになってきて 君の近くへ行こうと 1歩踏み出した時

チャイムが鳴った

この作品はいかがでしたか?

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コメント

16

ユーザー

すきああああああああああああああ(落ち着け) ふぉろしつあああああ

ユーザー

本当にぷ。様のストーリー神です! 今回も最高でした!

ユーザー

天才です神です 好きです ブクマ失礼します

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