実話をそのまま作成しています。 名前だけ異なります。
放課後、みんなが帰った後、 先生に相談しに行った。
リリ
先生、イツキと2人きりで話がしたいです、
そう言えば、先生は怒った口調で話した。
先生
2人きりで話してどうしたいの?
今にも「馬鹿じゃないの?」と言われそうな口調と目つきに私は半分泣いていた。
先生
相手は困ってるんだよ?
先生
リリさんから連絡が来て。
その瞬間に涙が1つ零れた。
相手は迷惑だったんだな、と。
私から連絡が来てイツキは 迷惑してたんだな、って。
親と先生の電話からも話を聞いてたけど、イツキは本当に私のことを悪く話したんだなって。
先生
リリさんは嫌だから嫌って言ったんでしょ。
先生
その気持ちを相手は申し訳ないと思ってるって言ってたよ?
先生
その気持ちをリリさんがくつがえすのは
先生
おかしいよ?
先生の言ってることは確かに正しかった。
正しかったと思う。
冷静に考えれば。
でも私は嫌だとは言ってないし、
この関係がおかしいと思ったから 相談しに行っただけだった。
誰も、この関係が"嫌だ"とは言ってない。
先生
接触禁止で、相手もそのことを理解してるから
先生
今更会いたいなんて言ったって迷惑だよ?
またここで1つ涙が零れた。
"私が迷惑"なんだと。
先生の言ってることは正しいと思うし、 間違ってはない。
先生
下手したら次はリリさんが処分されるよ?
その言葉に、私はどうとも思わなかった。
処分になっても良かったから。
今処分にされようが、停学になろうが、 退学になろうが、どうでもいい。
なんなら退学になる方がマシだ。
こんな学校はこっちから願い下げ。
親もそう話すほど、本当に願い下げな学校。
それに、相手のために処分されるなら 何されても良かった。
本当に私のことを求めてるなら きっといつかまた求めに来るだろうから、 今は相手が落ち着くまで待とうと思った。