怪獣人間66号

私はしがない女子高生、墓月梓希。最近まで隣町にいたが謎の事件が発生したことで引っ越してきた。しかし、隣町なものですからとても心配だ。

つまりは………そういうことである。ちなみにこの学校は2寮あって、青川寮と緑樹寮がある。

名の通り、青ネクタイが青川寮。緑ネクタイが緑樹寮である。

この子は私の大親友の柑橘佐梨。たまに困るところもあるが見た目に反してまともだ。私と同じで青川寮。

アレとは、クリット。一般的に言えばクッキー型の消しゴム。

この人は私の嫌いな男子生徒の枸橘友。この人の発言は女子生徒を辛くさせる言葉ばかり発していて私を含めて女子生徒全員に嫌われている。私と同じで青川寮。

この人は大空雪楽。私のクラスの学級委員だ。面倒見もいいから、いつも佐梨と枸橘の喧嘩を止めたり、勉強を教えてくれたりする。ちなみにこの人も私の大親友だ。でも他寮の緑樹寮。

この人は柚木湊。親しみやすくて頼れる男子生徒だ。枸橘にもこうなって欲しいなというくらいには。大親友。他寮の緑樹寮。

この人は棺河永登。たまに遅れて学校に来るけど私の大親友ということは変わらない。女子から『可愛いね』と言われている。勉強が得意で、成績もいい。他寮の緑樹寮。

こうやって友達と話すのは楽しいし、一緒にいても楽しい。

嫌な奴がいるからこそ学校に行くのが楽しみになる。

そんな日々だった。

今日までは、ね…