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この世界には、「人間」と「鳥化人間」が居る。

キャラ名 羽山 壊羅 (はやま かいら) 黒山 優 (くろやま ゆう) 苗木 零成 (なえぎ あまな)

「1羽と1匹」

黒山 優

手跡。ついてたよな。

黒山 優

なんだあいつ。

????

おい。

黒山 優

ん?

黒山 優

あ。

苗木 零成

あ。じゃねぇよ。黒山 優さん。

黒山 優

なんだよ。

苗木 零成

壊羅の腕、掴んでましたよね?

黒山 優

は。え、まぁ。

苗木 零成

壊羅、触られんの苦手なんすよ〜。

苗木 零成

俺でも触ったことないのにさ〜?

黒山 優

へぇ。

黒山 優

まぁ、嫌がってはいましたけど。

苗木 零成

なのに触ったんすか〜?

苗木 零成

最低っすね〜(笑)

苗木 零成

なにが、黒山「優」だ。
どこが優しいって言うんすか?

黒山 優

名前は。親が勝手に付けたもんだろ。

苗木 零成

あ〜遂には、親のせいですか〜(笑)

黒山 優

だる。もーいいだろ。

帰ろうとした黒山に、苗木は、一言。

苗木 零成

もー二度と、壊羅に触ら…いや。
関わんないでくださいね。

黒山 優

それは、俺とあいつの事だ。お前は、関係ない。口出すな。

3時間経った。 跡は、綺麗に治っている。

保健室の先生

羽山君〜。腕と肩大丈夫?

羽山 壊羅

あ、もう、大丈夫です。

保健室の先生

良かった。

保健室の先生

お母さんに連絡しておくから、気をつけて帰るんだよ。

羽山 壊羅

はい。本当にありがとうございました。

羽山 壊羅

あ。

苗木 零成

おっ!来た来た〜

羽山 壊羅

先帰ってていいって言ったろ。

羽山 壊羅

てか、こんな時間まで生徒残れないんじゃ。

苗木 零成

じゃーなんで、壊羅は、残れてるの?

羽山 壊羅

先生と話あったんだよ。

苗木 零成

3時間も?

羽山 壊羅

あ〜もういいだろ。

こいつは、変なところで勘が鋭い。

零成とたわいもない会話をしながら、帰る。 家に着き、「また明日」と言った時。

苗木 零成

なぁ。壊羅。

羽山 壊羅

ん?

いつもの、明るい零成じゃないのが、すぐ分かるほどに こっちを見る目が、真面目だった。

羽山 壊羅

零成?どうしたの?

苗木 零成

黒山 優と、仲良いの。

羽山 壊羅

え?

羽山 壊羅

は?

なんで、黒山 優? 腕を掴まれてるところを見られた?バレた? やだ、バレたくない、やだ、やだ。怖い。

大丈夫だ。まだバレたわけじゃない。 落ち着け。落ち着け。

羽山 壊羅

えっと、。なんで?

苗木 零成

壊羅が入ってった保健室から。
黒山が出てきたから。

羽山 壊羅

あ、あ〜。

なんだ、バレてないじゃん。

羽山 壊羅

たまたま、保健室行ったら居ただけだよ。

苗木 零成

そっか。

羽山 壊羅

うん。

苗木 零成

じゃ、!また明日〜!

あぁ…怖かった。

…っ…あ〜。

疲れた。

なんだよ…関わるなって。 また名前だ。名前…名前…。

黒山 優の小さい頃。

小さい頃の優

いってきまーす!!

優の父

気をつけるんだぞ〜

優の母

気をつけてね〜

昔の俺は、元気で、明るくて。 ポジティブだった。

初めてお友達と遊ぶ…!! 楽しみだなぁ〜

小さい頃の優

あ!きた!!こっちこっち〜!

え…何が起きた… 痛い、痛いよ…

友達A

おまえキモいんだよ!!

友達B

ちょ、(笑)
蹴るの強すぎ!

友達A

あ、ごめんごめん(笑)

友達B

「優」とか言う名前付けてもらったんだからさ〜もー少し、周りに優しくしたら??

小さい頃の優

え、ぼ、ぼく…
優しくしてるつもりで…!

友達A

だーかーらー!(笑)
見た目!!

友達B

目つきとか怖いって言ってんの!!

初めてできた友達に、初めて蹴られて 初めていじめられて、初めて…

「怖い」と言われた。

(笑)

黒山 優

馬鹿馬鹿しい。

黒山 優

昔のこと思い出しても、いい事なんてなんもねぇのにな。

黒山 優

なぁ、母さん。

ベットの横の机に置いてある写真立てに手を触れる。

母さんは、父さんのDVで死んだ。

優の母

やめて…!!

目の前には、母さんの上に馬乗りになり殴る父さんの姿。

小さい頃の優

やめて…やめてよ…父さん…

優の父

あ゛!?

優の父

家事を俺にやらせるとかいい度胸じゃねぇか!!

優の父

こっちは、お前らのために一生懸命働いてやってるのによぉ!!

ずっと母さんを殴り続ける父さん。 ぼくは、見てることしか出来なかった。

母さんがみるみる血に染まり、赤くなって行く。 優しい父さんだったのに、父さんのお母さん。 ばあちゃんが死んでから、父さんは、豹変してしまった。

🚨🚨🚨

救急隊

大丈夫ですか!?!?

救急隊

そっち持て!!

救急隊

1 2 3!

救急車 パトカー。 救急隊 警察官。

初めて見るものだったのに、ぼくは、嬉しさどころか。 悲しさ。恐怖さえも覚えた。

女警察官

君が、通報してくれたのかな…?

小さい頃の優

ぁ…いや…

血だらけになり、救急車へと運ばれる、母さん。 警察官に取り調べを受け、呆然としている父さん。 そして、何も出来ず、ただ部屋の隅で縮こまっていたぼく。

くそだ。何も出来なかった。 止めることも、通報することも。 全て全てぼくが弱いから。

黒山 優

あの時、通報してくれてたの向かいの家のおばちゃんだったかな。

俺の名前は、父が付けた。 見た目とそぐわない名前。俺は、その名前が大嫌いだ。

いや、そぐわないんじゃない、似合わないようになったんだ。 父の期待には、応えたくない。 母さんを守れず、見てるだけしかできなかった俺は、もう居ないんだ。

黒山 優

はぁ…。

俺は溜息をつき、眠りについた。

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