直輝
おはよう!
和哉
おはようさん。
直輝
俺さぁ、引っ越したのよ!
和哉
どこ?
直輝
○○駅あるやん?
その線路沿いのアパート。
ちと、古いが安かったからさぁwww
その線路沿いのアパート。
ちと、古いが安かったからさぁwww
和哉
なんとなく、分かるわ!
でも、線路沿いってうるさくねぇ?
でも、線路沿いってうるさくねぇ?
直輝
まぁ、ちと電車が通ると賑やかだが、一人だしそれも
BGMとして聞いてるw
BGMとして聞いてるw
和哉
前向きw
直輝
あと、うちにネコが遊びに来るんだよ!
和哉
ネコ?
直輝
そう、仕事が休みのときに昼間、窓開けて昼寝してたら、窓から入ってきて!
初めはびっくりして起きたら、すぐいなくなってしまった。
初めはびっくりして起きたら、すぐいなくなってしまった。
和哉
野良ネコ?
直輝
おそらく。
何故か目を開けると逃げちゃうから、姿はまだ見てないんだけど。
何故か目を開けると逃げちゃうから、姿はまだ見てないんだけど。
和哉
へぇー。
数ヶ月後
和哉
最近。連絡ないけど元気?
直輝
ヤバいよ。
和哉
どうした?
なんかあった?
なんかあった?
直輝
ネコの話、したよな…。
和哉
うん。
目を開けたら逃げちゃうってネコだろ?
目を開けたら逃げちゃうってネコだろ?
直輝
そう。
あれ、ネコじゃなかったんだ…。
あれ、ネコじゃなかったんだ…。
和哉
ん?
イヌだったとか?
イヌだったとか?
直輝
イヌでもネコでもなくて。
和哉
なに!
こえーよ。
こえーよ。
直輝
オレ。あれからよく窓開けてそのネコ?来るの楽しみにしてたさ。いつも目を開けたら逃げちゃうから開けずに寝たフリしてて。
和哉
うん。
直輝
そしたら、なついてくれたのかゴロゴロと言いながらオレの周りを歩いたり、たまに顔の前でとまっりしてて。
和哉
うん。そうなって来ると可愛くなるよな!
直輝
そうなんだよ。
たまに毛が触れて、あーこの子は、毛並みの長い子なんだなぁーって色々と想像して楽しんでたんだが。
たまに毛が触れて、あーこの子は、毛並みの長い子なんだなぁーって色々と想像して楽しんでたんだが。
和哉
うんうん。
直輝
やっぱり、どんな子なのか気になって、気になって。
和哉
それ、わかる。
直輝
また、遊びに来たときに。
ネコに気づかれないように、薄目開けて見たんだよ。
ネコに気づかれないように、薄目開けて見たんだよ。
直輝
その姿が、今も焼きついて。
和哉
気になるなぁ。
もう、早く教えろよ。
もう、早く教えろよ。
直輝
生首だったんだよ。
和哉
え?
生首?
生首?
直輝
そう。
女の生首が家に遊びに来てたんだよ。
女の生首が家に遊びに来てたんだよ。
彼は、そのネコ?に気づかれずに引っ越しをすることが出来た。 もし、目を開けているのがバレていたらどうなってしまったのだろう。
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では次の作品で