テラーノベル
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ーードアが破られるんじゃないかと思った。 息を殺して震えていた時、救いの音が響いた。
母
母
ミカ
母
ミカ
母は険しい顔で玄関の外を見やる。 そこには、角を曲がって走り去るレンの背中が一瞬見えた。
その夜。 母は警察に相談の電話を入れた
母
私は震える手でコップを持ちながら、その様子を見ていた
ミカ
母
しかし安心は続かなかった。
翌朝。ポストに一通の封筒が入っていた、 中には、私と母が夕食を取ってる姿を撮ってた写真。 裏には震える字で、こう書かれていた。
ミカ
母
私は写真を握りしめ、全身から血の気が引いていくのを感じた。 レンは逃げただけじゃない。 まだ、この家を見てるーー。
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