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運命の土曜日
部活を終えて急ぎ足で電車に飛び乗った
乗っている間は長いようで短い
早く会いたい気持ちと緊張が
ぶつかり合っている
駅に着いて改札を潜り
階段を降りた先には
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約束もしてないのにやっぱり居た
彼の元へ早足で向かう
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なんでもない会話に
さっきまでしていた緊張が
ゆっくりと解されていく
さり気に俺が持ってたお泊まりバックを
ひょいっと担いで
歩き出した彼の隣を俺も歩いた
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こっちだよ、って言うように
繋いで引かれた手を
振りほどくことなく握り返した
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ソファの片隅に俺の荷物と
買ってきた食材の袋が置かれた
結局全部持ってもらっちゃった
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おいで、と言わんばかり
広げられた両手の中に
俺がすっぽり入った途端
ちゅっ
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恥ずかしがる俺を横目に
彼は満足そうに微笑んだ
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たまに子犬がねだるような目してくんの
ガチずるい…………
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さっきよりも長く重なった唇に
消えかかってた俺の緊張が
また顔を覗かせてきたので
今度は俺からゆっくり離した
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頬にキスを落とされ
お風呂の準備してくると
彼は去っていった
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楽しみにしてる彼の為に
美味しいご飯作るぞー！
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atも風呂上がってきて
2人でバカみたいにゲームして
気付けば1時を過ぎていた
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思考回路があまり回ってないけど
「寝る」と言うワードに
敏感に反応してしまう
ヤバい、ゲームで払拭された緊張が………
と思ったら
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恋人に対してお客様ってなんだよ………
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何でだよ！
超勇気振り絞って言ったのにっっ！
俺が超えろがってるみたいじゃん！
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ちゅっと軽くキスをされて
離れていく身体を
俺は後ろから抱きしめた
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こうして2人で寝室に行った
今夜は何時に寝れるかな……………？
コメント
6件
え…最高すぎます、_:(´ཀ`」 ∠):私死にますよ？♡いっぱい押しとくんで続き出してください、お願いします！
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