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文化祭当日。
クラスはカフェ。
朝から大忙しだった。
湊
聞き慣れた声。
振り向く。
朝比奈くん。
女子達がざわつく。
陽葵
湊
陽葵
次の瞬間。
朝比奈くんが手を伸ばした。
制服のリボンを整える。
近い。
近すぎる。
私は固まった。
周りの女子達も固まっていた。
湊
陽葵
顔が熱い。
朝比奈くんは平然としている。
その日の午後。
文化祭の終わりに花火が上がった。
校舎の上。
なぜか二人きり。
陽葵
湊
夜空に花火が咲く。
その光が朝比奈くんの横顔を照らしていた。
私は目を離せなかった。
すると。
朝比奈くんが言う。
湊
名前を呼ばれた。
初めて。
心臓が大きく跳ねる。
陽葵
朝比奈くんは少しだけ目を細めた。
湊
その一言で。
私の″好き″が確信に変わった。
Kira
コメント
1件
読んだあと、胸がぎゅってなりました。リボンを直す朝比奈くんの自然な距離の詰め方、そして花火の下で「お前といると楽」って…その一言が重すぎず軽すぎず、好きが確信に変わる瞬間がすごく丁寧に描かれていて、こっちまでどきどきしました。名前呼びが初めてなのも尊い…!Kiraさん、この静かなときめき、すごく好きです。続きも楽しみにしてます🌙