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初めて会った時から
可愛いな、とは思っていた
ただ、その気持ちが恋に変わる
その瞬間は
はっきりとは記憶していない
気づいたら
好きな女の子として
意識していた
彼女は
1部の男子から密かに人気のある
可愛い娘
俺なんかに釣り合わないことは
感じていた
でも、それでも好きだったんだ
好きで好きで仕方なかった
恥ずかしくて誰にも言えない思い
1人で抱えて
叫びたくなるくらい
好きだったんだ
たまに授業中
目が合っただけで
飛び上がるほど嬉しかった
それが偶然だと
分かっていても
友達A
蓮
友達A
友達A
蓮
何度告白しようかと考えた
でも
でも
勇気がなくて
出来なかった
名前が花の由来だとか、
成績が同じくらいだとか、
共通点を見つけて
自分の無力さを
誤魔化していた
そんなある日
出会いは起こった